PCやスマホにある、写真や音楽や動画やテキストなどあらゆる「デジタルデータ」を、コスパ良く効率的に、何十年も生涯保存したい。どうすればベストか?
そこで、たびいちはデータを大きくまとめて一本化することにしました。
結論を先に言うと、それは3.5インチのHDDを二つ使う方法です。
なぜ二つかというと、ひとつだけだと紛失したり故障したりクラッシュしたらすべてがアウトなので、バックアップのさらにバックアップとして、もう一つHDDを使って複製する。
そうしてクローン(完全コピー)してうり二つのHDDを作るのです。
これがバックアップにおいて一番便利でシンプルな合理的なメソッドだと、長年考えてやっと今更気づきました
我が23年のデジタルデータ記録の歴史
インターネットやパソコンなどのデジタルライフを「本格的に」始めてから23年経ちました
最初に使った記録媒体は、なんとフロッピーディスクだった。容量はたった1.44メガ程度なので、保存したのは、ワードやエクセルなどのテキストや、文字のみのBBSのみ。しゅこっしゅこっしゅこっという動作音が健気に生きてる感じがして素敵だった。
(さらに昔、子供の頃、うちにマイコンがあった時はカセットテープだった。ピーヒョロピーヒョロ音がして割とエラーも出た)
しかしフロッピーだとあまりに小さすぎるので、デジカメデータをどう保存するかと考えた結果、その翌年2002年に、早速地元の家電店でCD-R/RWライターを1万円位で導入。とはいっても外付け型のAC電源を利用する大きなものだった。なおイヤホンジャックもついててCDも聴くことができた(笑)
これでいっきに650MB、なんとフロッピー450枚分もの大容量が保存できて、デジカメ写真収録も満足できるようになり、そしてDVDーRになり、ポータブルHDDなどと進化して、現在では過去の記事に書いた通り、データ保存用に、2.5インチのポータブルHDDと3.5インチのHDDを使ってます。
フロッピーが最初1メガ強だったのがCDで450倍の650メガになり、それがギガになり、そして現在もっている4TBのHDDと比べると、CDRの6000枚、フロッピー300万枚の4テラになるわけです。すごいですね!
当然、23年ものフロッピー時代からのデータとなると膨大になるし、さらには近年ゴープロなどで動画を撮ると爆発的に容量を取るようになり、いろんなデータを併せると、いまでこそ2TBぐらいだけど、4TBでも手狭になってくるのではと思うようになりました
そしてデータ整理のもう一つの契機として
今使ってるPC、レッツノートも、2017年からずっと使い続けているのでDVDドライブが死んだり、USBが認識しにくくなるなどの不具合が出始め、来年からWindows10のサポート打ち切りを機に、新しいPCへと交代するにあたり、この機にデータを一気にまとめたい。(とはいえ、今使ってるPCが裏技で強引にwin11に更新できたら、こわれるまで使い続けるかも)
そして何個かあるスマホのデータもそれぞれPCに移して集約しないとだし、さらに昔使ってた2.5インチのHDDが何個かあるのだが、バラバラなのでいちいちデータの抽出にとっかえひっかえしたらめんどうなので、
一切合切を大きく一つにまとめたい!
そんないろんな理由が合わさって、どうすれば効率がいいかを考えた結果、4TBよりもさらに大きい容量の3.5インチのHDDを導入することにしました
いま4TBの3.5インチHDDがあるので、クローンするならターゲット先のHDDとして、もう一つ必要になった。
どうせ買うならもっと大きいBarracuda 8TBを買うことにしました
3.5吋だと弁当箱のように大きくて重い。しかし旅などで持ち歩くのではなく、家で金庫のように保存するだけなら大きかろうが全く問題ない。
大きい分だけ、8TBとか16TBといった超大容量が保存できて、コストもよく、2.5インチよりも読み書きも速い。3.5吋になるとUSB電力駆動ではなくAC電源駆動のため、パワフルでとても速いのだ
ほかのバラバラになったデータをすべて一つに集積し、もう一つのHDDにクローンしてうり二つにすれば、どっちかクラッシュしても片方が生きてるので、一生保存できるわけです
これが便利 HDDスタンド選び 裸んぼのお立ち台??
いままではHDDケースを使っていたが、クローンを作成するようになると、こういったHDDスタンド(ドッキングStation、クローンマシン)が必要になります。二つのHDDを接続できるのが特徴で、パソコンを使わずにまるまるコピーできるので楽。
HDDスタンドにはいろんな種類があるので、まずは裸族のお立ち台。
HDDケースに入れる(着せる)のではなく、そのまま端子に突きさすから「裸」族
立てて差し込むから「お立ち台」
ふざけた名前だけど、ほかにくらべて高い。
そして「苦労と思考」で有名だった玄人志向にするか
あるいは、玄人志向よりもLEDのデザインが良く、一番安いWAVLINKにするか。
悩みましたが、結局このWavlinkを買いました。
こうして、動画やデジタルデータを一生便利に保存計画が始まりました
2024年9月1日 02:48