その日のうちに距離差70キロの北埼玉と都心で、配達し比べてみた!
いつもの東京・麻布十番・六本木などと
僻地だけど新エリアの東松山・熊谷
どんな違いがあったのでしょうか?
66日目 10/2 金曜 東松山編
熊谷で開始し、夜は東松山でやることに
実は、熊谷の初日でも、お昼3時過ぎに東松山に来たことがある。でも全く鳴らなかった。
そして夕方の東松山初のお相手は、かっぱ寿司。ちょうどとなりにはマクドナルドもある。
200円の重み
東松山もとてもいいお客さんが多かった。
とくに、ある青年は
お金をぴったり払った後、
さらに百円玉2枚をさしだし
「ジュース代にしてください」
と言ってくれた
若いからそんなにお金があるわけじゃないのに、その心遣いがすごく感動した。
収益
11時10から22時まで稼働
6509円 13配達 OL8h22 時給778円
内訳:6129+チップ380
走行98km
67日目 10/3 土 東松山から麻布十番へ
この日はいつもの東京遠征だ。Gotoでホテルも安い。
しかし、お昼はフレッシュな東松山でやって、その後東京に向かう。
自宅からオンラインにして、東松山に向かう
お昼時だから少しはなるかと思っても、
結局、一件のみだった。素朴で良かった。
そして東松山を後にして、川越経由で都内に向かうも、R254BPから都内まで渋滞にはまり、いやになってしまう。
さあ、東京ではどうなる!?
東京冷酷編
いつもの東京の拠点・麻布十番に着いた。
しかし、これまでのフレッシュエリアと違い、玄関で直接わたすさい、熊谷や東松山のように話題を振ろうとしても、
まるで会話が盛り上がらない・・・
まるで別世界だ・・
そしてタワマンに来ると、「業者は必ず裏口から入る」さもないと「警察通報」みたいな都会の冷酷さに、次第にイライラしてくる。
飾り立てた虚飾の裏に潜む、どこか病んだ冷酷ぶり。
お昼までは、超スーパーハッピーマンだったのに
とはいえ、夏場ずっと都心で配達してたときは、それが当たり前だと思ってたけど、地元の田舎のフレッシュエリアからくると、どこか都会のギスギスとした雰囲気はいっぺんに不快になった。
タワマンよ、このぶっこわれたインターホンを見習え!と思いっきり吼え叫び狂いたい!
シミが付き始めたので、芝から恵比寿へ西進。
しかし全く鳴らない
それは、配達員が異常に多い。ウバッグの配達員が、ひっきりなしに行きかうほど。配達員のサテデーナイトフィーバーだ
しょうがないので、麻布十番に戻ると、外国人の地蔵が普段にも増して多い。
(外国人なのに地蔵というのも変だけど)
しばらくしてショートを拾ったものの、十番でも地蔵まみれだとすっかりやる気なくなったのでホテルに戻った
収益
12時から20時まで稼働
3371円 6配達 OL5h58 時給565円
東松山537円 1配達 OL3h1 時給178円
東京2834円 5配達 OL2h57 時給961円
内訳:3054+ブースト317
走行125km (稼働55㎞)
東京では異例の最低収益
普段の土曜の夜なら、稼げるはずなのに、平日以下の時給1000円を下回るなんてありえん。
このご時世にシミエリアに行ったのが逆にまずかったのか。
いずれにせよ今後が心配になってきた
68日目 10/4 六本木から熊谷 都心の南国少年に心和む
シミがついてきてるので、いつもの麻布十番ではなく六本木に行く
ここでも東京の嫌な面を見てしまう。高級外車が、「我こそはアイルトン・セナじゃ!」といわんばかりにけちらすような走りしてて、金を持ってるやつはそんなに偉いのか、とむかついてきた
その後の配達先は、麻布の一戸建て。
相当な金持ちなんだなとおもってたら、なんとパンツ一丁(タンパン一丁?)の幼稚園児ぐらいの坊やが受け取りに来てくれた。
麻布の高級住宅街というよりも、アジアの農村のような素朴さに、クサクサしてた心が一気に和んだ。
そのほかのおきゃくさんも数十円分のお釣りをチップとしてくれたり、その方と少し話が盛り上がったりで、冷たい東京で失われてた人間性を取り戻してきた。
日テレのタコベルから豊洲砲。
豊洲まで飛ばされてしまったが、都道50号から右手にレインボーブリッジを見ると、ツーリング気分になるからいい。
本当は夜まで都心稼働だったが、予定を変えて夕方からはフレッシュな熊谷に戻ることにした。数珠も終わったので今から向かえばちょうどいい時間。豊洲から一気に熊谷に向かう
中間地点・なつかしのさいたまで休憩
途中、文字通りの豊洲と熊谷の中間途中にある、新大宮バイパス与野店のマクドナルドで昼食休憩する
UberEats配達員を始めたころのさいたま時代は、この店に何度か納品しに行った。配達員ではなく客の側として入店すると、なつかしい。
買ったのは江口200円とカフェラテ150円。江口は、egg&cheeseの公式略称だけど、どうしても江口洋介。
自分が若いころはデフレのどん底なのか、ハンバーガー59円で売ってた時代があった。もうあの59円バーガーばか食い時代には戻れないだろうね
30分ぐらいいたけど、UberEats配達員は誰も来なかった
熊谷編
そして田んぼのど真ん中の熊谷バイパスで早速鳴った。20分というロンピだが、ちょうど熊谷駅前の店で、市内に向かってるのでちょうどいい。
熊谷駅前に着くと、下校時の中学生が体操服なのが、田舎だ!!
贅をつくした港区と、豊洲で摩天楼と海を見てきたのに、
その日の夕方には田んぼと素朴な体操服姿の田舎中学生を見ている。
これだからUberEatsは面白すぎる。
しかし、その店にたどり着くと、あまりに配達員が集まらないためか、店側からキャンセルしたらしい。でも、自分のスマホを見ると、普通に注文中になっている。そこで注文品を作ってもらい、相手宅に届けたら、無事にOKになった。
フレッシュなエリアなので、おきゃくさんはいい人ばかり。
そして東京とちがって配達員が足りないせいか、件数もあって大ヒート。大ハッスル。調子に乗りまくりのテンション爆上げ。昨夜の死人状態の恵比寿とは180℃別人だ
女子高生ぐらいの超かわいい女の子が玄関で受け取りに来てくれた時は、はじめてのウーバーイーツにとてもうれしそうで、商品をわたしたあと、彼女が家の中に戻ると、
「ついに来たヨ!」「ウワーィ」
みたいな家族の歓声が聞こえた。
この仕事やって
本当に良かったと思った!
収益
11時30から20時20まで稼働
合計:9381円 17配達 OL7h2 時給1334円
東京:3825円 05配達 OL2h0 時給1912円
熊谷:5556円 12配達 OL5h2 時給1104円
内訳:8519+ブースト862
走行175km
このところ時給数百円レベルだったので、
昼間の東京の時給1912円がより高く映える。
この乗車履歴を見てほしい。
12時までの都心だと一件739~957円、ダブルだと1300円なのに、熊谷に戻った途端400円程度と、報酬単価がぜんぜん違う。
このまま夜も都心で働けば、金額的にそこそこいい線いってたろうが、
素っ気なくどこかすさんだ東京よりも、フレッシュでハートフルな熊谷に戻って大正解だった
まとめ 「すすめ!あぜ道EXPRESS」
東京と埼玉北部の違いは、想像以上に鮮明だった。
報酬は低い。しかし何より慣れ親しんだ地元でできるのがうれしい。
自分にとって土地勘のある熊谷中心部なら、ピック店はスマホ地図を見なくてもすぐにわかる。さらに抜け道とかも知ってるので思った以上に速くたどりつける。複雑怪奇すぎる東京だとまず不可能。
難点はとにかく15分以上のロングピックが多い。熊谷から吹上への5km先の集荷など、よくある。でも店も散在して人口も少ないからしょうがないよね。
エリアが横長のため、ドロップはショートが多い。そのためあまり稼ぎにはならないが、そのぶん早く届けられるので安心だ。
さいたまのようにエリアが広大だと、クソダブルロングに苦しめられたことがあるので、まだマシだと思う。
理不尽なタワマンや迷宮のような巨大マンションが無いのも本当に最高。一度出れなくなって大幅に遅れて非常に大変な思いをしたこともある。
そして走りやすい。特に夜はスムーズで、渋滞まみれの東京でやるのがアホらしくなるぐらいツーリング気分で配達できたりする。田んぼ特快!