なぜフルーツ離れが進むのか?果物離れの原因と理由に迫る

料理・食品時事問題
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最近は若者を中心に、果物離れが進んでいるそうです!

その原因を探るために、日本、そしてフルーツ天国のタイから分析してみました

 

フルーツ離れが進む原因

 

農業高校の農作物のひとつである果物・フルーツの話として、果物離れが進む原因は・・・・

少子化、人口の減少

これは以前のバイクやテレビ離れでも書いたとおり。若年層が減ると当然購入者が減り、売り上げも減ります。

スマホの普及

これは以前のバイク離れでも書いたとおり。いまや多くの人が中毒者のようにスマホをいじっているので、皮をむいたりすると手がべとべとしたりするので、優先的に食されないのでは。

食文化の多様化

昭和のころに比べれば、いろいろな種類のお菓子があって、価格も味や品質も向上してるため、果物は押され気味になってしまう。

値段が高い 気軽に買えない

日本の果物は、割高だと思う。そしてみかんなどは1個単位で買えないことが多い。スーパーだと袋入りで売ってるので、一人ぐらしだと食べきれず余ってしまう傾向がある

味に当たり外れがある

たとえば、ぶどうやりんごのジュースやゼリーなどは「工場製品」なので、買った日や場所によって味が違うなんてことは、まずありません。

しかしぶどうやりんごの果実そのものだと、状態がばらばらである。甘いぶどうもあれば、すっぱいぶどうもある。

それが果物の個性で醍醐味なわけなのだが、すべてが100%甘くておいしいとは限らないとなると、いまの若者はリスクテイクをしたがらないのではないか。

嗜好の問題

小さなころからスマートでカジュアルなファストフードがあたりまえの世代にとって、柿を食べるのは昭和のイメージがある、など。

 

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フルーツ天国・タイ・インドシナで思ったこと

そこで、実際にフルーツ天国・タイで、日本では味わえないフルーツをひたすら食べまくりながら思ったことを書きます

 

マンゴが爆安!おそらく宮崎県産の100分の一の値段。

ローカルの果物屋では、写真の通り、きれいな1等品がキロ当たり50B(170円)、中間の2等品が35B、黒ずんでいる3等品が20Bで売っていました。

少し黒ずんだ3等品のマンゴを2kg買う。1kg68円ということは、おそらく宮崎県産マンゴの100分の一の値段。

ついでにドラゴンフルーツも買う。たしか30Bだった。コーヒーのようなほのかな後味が上品で美味。マンゴをこれだけ買っても136円。安い!!

ホテルに戻り、3年ぶりのマンゴなので一度に3個もマンゴにむしゃぶりつく。甘く熟れたマンゴ超うまい。

右のドラゴンフルーツは中身がまるごとぎっしり。かすかにコーヒーのフレーバーがするのがいい!

わざわざロシア語で「マンゴ3kg100バーツ」とかかれたパタヤの移動果物販売車。真冬の凍り狂う極寒ロシアからくると、おいしいトロピカルフルーツと常夏の海があるパタヤは天国だ。

6月ぐらいになるとマンゴスチンやスターフルーツ・竜眼などいろいろ出回っていた。タイ最高。

タイの最北部でも

ただでさえタイはフルーツが豊富なのに、キウイなどは輸入ものだと思うけど、それらを合わせると非常にフルーツの種類が豊富だ。しかも安い。

キミたち~ キウィ パパイヤ マンゴだね~!

カンボジアのテレビでは、カラオケ番組が流れているが、そのうちのひとつ「果物の歌」は、屋台でさまざまな種類の果物が並ぶシーンが映し出される。タイやカンボジアでは、フルーツは主食に近いぐらい非常に身近なのだ

そんなカンボジアの農村の風景に、心の底から癒された。東京の多忙なビジネスマンや都会っ子に、理屈抜きで見せてやりたいと思った。

だけど、中に虫が入っていた!

日本のスーパーで売ってる果物だとほとんどないと思うけど、タイの市場で売ってた3等品の格安マンゴは何個かかったうちの1個が半分黒ずんでました。(高い1等品は黒ずんでることはない)

そこで中を開けると、黒ずんでたところに入っていて、卒倒しそうになったことがあります。

といっても、残りの半分は十分問題ないので、虫にやられたところは捨てて、残りの半分だけ食べて、一件落着。実際タイ人はそうやって食べてますしね。

ただ、日本でも、果樹園からとれたての果物を食べたら、中が虫に食われてたのを見てトラウマになってその後、生の果物が苦手になる人が少なからずやいるのでは?とも思ったりもしました

因みにたびいちは、西オーストラリアで果樹園で働いてました。給料は日本のバイトレベルで大したことなかったけど、適度に汗をかける働きやすい職場でした

 

まとめ フルーツ離れを防ぐ最大の方法は・・

タイから日本に戻ると、やはりおいしいトロピカルフルーツが気軽に食べられたタイが夢のように思えます

日本で進むフルーツ離れですが、日本でも都会と地方では違うのでは?と思います。

たとえばみかんが有り余るぐらいにとれる瀬戸内などの地方や、またはりんごなどの産地だと、それこそ物々交換などでおすそわけなどをするので、フルーツはとても身近である。

しかし都会になると、店とかで買わない限りフルーツは入手できないので、価格と利便性を考えると、どうしても二の次三の次になってしまう。

なので、日本のフルーツが、もっと安くなればと思います。

タイやインドシナではフルーツが大量に取れて、とても安い。なので日本でも気軽に食べられることが大事。

果物が安かったら、若い人でも食べる人が一気に増える!と思いました。

おまけ 今年の甲子園の話になりますが

自分的に印象があったのは、金足農業。でも100回の節目もあるのでぜひとも優勝して、日本に農業革命を起こすぐらいのインパクトとレジェンドを作ってほしかったです。

で、なぜ金足農業の話なのかというと、それは20何年前の高校時代にさかのぼります。

当時、わが高校が県大会であっけなく敗退する中、甲子園が始まり、新聞を飾ったのは、今まで聞いたこともない高校だった

それが金足農。その名前を見たとたん衝撃を受けました。

いかにも骨太で土と金具のにおいが漂ってきそうな、農業高校らしい名まえだ!!

「金足農業」というと、農村にあるような農機具やコンバインの個人商店のようなイメージだし、金の足で田んぼに入って地に足をつけて営農しているイメージなので、豊作そうな響きがある!これが「歌舞伎町農業」とかだったら、さまにならない。

おかげでその名前がずっと頭の片隅にこびりつき、そして20何年経った今年「金足農業についての思い」をこうして全世界に向けてつぶやけるなんて、ネットの無かったあの頃はまったく思いもしなかったのであります。

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