実家生活が終わるとき・その2 両親の終活 

日常生活
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両親の終活として、うちの両親は北海道は旭川に移住した。暑い街から寒い街へ。

何十年後、自分が老人になって、両親がこの世から旅立った後は、旭川の実家はすぐに売却するか、または自分自身が移り住むか。

ただ、ずっと住み慣れた首都圏からだと外国同然に遠い。小笠原諸島や韓国に行くのと同じぐらいの距離がある。そして旭川には仲間もいないし、仕事の幅も狭まるし、東京などに気軽に行けなくなるし、とにかく冬が長くて寒すぎるので、多少暑いのはへっちゃらでも寒いのが大嫌いな私は正直住みたくない。

しかし、旭川の家はとても静かな環境なのでいま住んでる狭く落ち着かないアパートより断然快適だし、空き家にするのももったいない。悩むところ。

冬は北海道式に暖房ガンガンかけてひきこもるのもありだが、暖房代かかるし、雪かきしないといけない。寒いし危険で生産性ゼロな雪かきなんかしたくない。だから札幌だけでなく旭川でもタワマンが経つんだな。

老後は冬はタイなどに逃げる、旭川と東南アジアの二拠点生活も悪くないかも。
東京とかに友人や仲間がいるので、用事がある場合はどこに泊まるかが問題だけど。

・・・・と考えていたが、

2024年に、2年ぶりに旭川の家に来たら、思ったほど静かではなかった。ときにうるさかったり不快なときもある。

逆に今のアパートが住み始めた当初よりグンとましになったので、旭川の家に住みたいとはぜんぜん思わなくなった。

さらに2025年時点で母曰く

「あの旭川の家は雪かきが大変なので、何年かしてもし介護が必要になった場合は(いわゆるサ高住)に引っ越すだろう。そしたら旭川の家はただちに売る」

と言っていた。住むところにかんしては、うちの親は実にサバサバしている。そもそも我が一家は会社の転勤もあったし、社宅を引っ越したり家を買っては売ってを繰り返して、我が家はジプシーのごとく何度も引越した。おかげで自分の性格はへそまがりになったと思う(笑)

なので私が旭川に移住することはもう無くなった。

何かあったら必要に応じて旭川にいるけど。

 

正直息子的には旭川は距離的に遠すぎるのがいやだった。せめて同じ首都圏だったら楽なのにと思ったりしたけど
コロナ後のジェットスターの旭川就航復活のおかげで一気に行きやすくなった。これは心からうれしい。
コロナの時はLCCが新千歳までしかなく、旭川がとても遠くに感じた。
バイクで行こうものならすごくくたびれるし、フェリー代だけでLCCと同じかそれ以上かかる

船木台の我が家ももう行くことすらできなくなったので、
旧実家のことは脳裏から忘れて、新しい生活を生き抜かないとならない

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終活と親孝行と言えば、ブッチャーの「親の面倒を見ろ」

ーーそれでは最後に、ファンにメッセージをお願いします。

父親と母親は一人しかいないので、必ず親の面倒を見てあげなさい。老人ホームに入れるようなことを絶対にしてはいけない。

自分たちが赤ちゃんの時には、母親がおむつを変えてくれたりと、ずっと面倒をみてくれたんだ。今度は逆の立場になる。それを覚えておけ。お父さんとお母さんの面倒はしっかり見ろよ。今の子供たちには、そういうことをしないやつが多い。歳をとるにつれて、親を追い払う傾向がある。

――ヒールレスラーのブッチャーですが、まさかそういうことが聞けるとは思いませんでした。

もちろんヒールレスラーに変わりはない。リングに上がれば、一つのビジネスだと捉えている。親の面倒を見ることに関しては別のことだ。リングから離れれば、一人の人間だ。

引用:
https://www.hustlehustle.com/free/news/?id=1179396009

ありし日のアブドーラ・ザ・ブッチャーなんて、フォークと凶器シューズの反則技を使う反面、額を川の字にして流血してたイメージだったが
このトシになると、ブッチャーの親孝行論が実に刺さる
ブッチャーらしく血の流れた、いや血の通ったメッセージだと思う

平均寿命まで生きると仮定した場合、両親に会えるのはあと10~15年だろうか
いつまでもいるわけじゃない。
それまでに何ができるだろう。
まずはそれまでに、世界を旅しないといけない。

両親が次の世界に行った場合は、自分はどうなるのだろう。
もう親に電話することもできない。
そうなると孤独なので、もしかしたら結婚するかもしれない。はては海外に移住?

若い頃にはまったく気づかなかった両親の終活。自分自身の老い。

老人ホームについては家族それぞれやり方があるのでそれはおいといて

ブッチャーの言う通り、父親と母親は一人しかいない。こうして父と母と子として家族として生きるのは、この現世かぎり。
次の世界ではもう別々なのだ。

 

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