(29)デリーの新市街 「一難去ってまた一難」ヘルメット盗難未遂?事件

インド2015
スポンサーリンク

27日の日記

ナマスカールホテルの22号室。ホットシャワーがなかった。でも前回と同じ400ルピーした。前日はこーふんして寝むれなかったので、今朝は11時まで寝てしまったが。

バンコクで出あった自転車冒険家の西川昌徳くんが泊まったパヤル・ホテル(バストイレ共同300ルピー、ホットシャワーあり) http://ameblo.jp/masanori0615/entry-11386969719.html に今夜泊まってみようと思ったが、やっぱりパヤルの雰囲気よりもナマスカールのほうが個人的には自分には断然合うので戻ってもう一度チェックイン。今度はホットシャワー付きの部屋。

デリーから先、日本円でもレートのいい両替屋はムンバイになると思うが、ムンバイで一からベストレートの両替屋を探すのが面倒&時間の無駄なので、デリーにいるうちにどーんと両替したほうがよさそうだ。

なのですっかりマイフレンドとなった行きつけの両替屋さんで両替。とりあえず今日は4万円両替。20900ルピー。41枚の500と4枚の100。どんどん札束が増えて金持ち気分じゃあ。

サケーのワークショップ(修理屋)に戻ると、スピードメーターがちゃんと動くようになって心からほっとする。どこかのケーブルが断線してたのが原因で、ハーネスを一新したらしい。ブラックボックスなどを交換すると3000ルピー以上かかると言われたが、パーツと修理代で830ルピーで済んだ。

 

スポンサーリンク

しかし!一難去ってまた一難!

今度は、昨日ワークショップの事務所に預けておいた私のヘルメットが無くなっていたのだ。。。(・。・;

「もし君のヘルメットが盗まれたのなら、新しいのを用意してあげる」

と言われたけど、かなりショックだった

というのも、日本からわざわざ持ってきた我がアライのメットTourCrossは、最高級品のヘルメットだが、もう10年以上も使っており、日本だと誰も触ろうともしないぐらいオンボロ状態なのだが、オーストラリアとアフリカの旅を共にして、我が頭脳を守りつづけてくれた「守り神」であり、かけがえの無い「相棒」なのだ。

 

チャイとクッキーが出されたので、ティータイムらしくそれを食べながら待合室でうなだれていると、スタッフがやってきて、

「どうやら君のヘルメットをまちがえてかぶってったヤツがいたらしい。彼はもう少しで戻ってくる。本人は申し訳ないと謝っていた。だから許してやって」と言われた。

どんなに傷だらけのオンボロメットとはいえ、日本のアライなので、インド製のフルフェイスメットが900ルピー(1800円)で買えるインドでは高嶺の花。「腐ってもアライ」なのである。

ヤマハのバイクをもつぐらいだから、たしかに日本の物に興味のある人が多いので、出来心で被ってみたかったのかもしれない。

やはりここはインド。こういう変なスリルばかりだ\(^o^)/

ともあれ、我がメットが帰ってきて、またもほっとする。メーターも修理できたし、一気に暗雲晴れて気分も快適!

デリーとグルガオン・ジャイプルを結ぶNH8は、高速道路区間なのになぜか自転車が走ってたりと、なんだか牧歌的ですらあり笑える。

 

途中で高速を降りると、哲学と理数の国インドらしく、IT企業のコンプレックスがあって、CyberCityだのPhase2だのとあるが、高層ビルなのにその下の路上は犬がうろつき砂埃なのでその景色がミスマッチ。

DSCN6806

DSCN6800DSCN6809DSCN6797

そういえば、どこかのメトロ駅の近くを走ってると、目の前の三輪タクシーが突然止まった。何事かと見ると、近くでモノホンのストリートファイトをしていた。

両者とその仲間が何人も犬のケンカのように転げまわって砂埃が舞ってる姿は、思わず天才バカボンやドラえもんに出てくるケンカシーンを思い出してしまった

しかも取り巻きはボクシングの試合を見るかのようにワーワー叫んでおり、前に止まった三輪タクシー運転手も、ケンカを面白そうに眺めていた。

インドではケンカは娯楽の一部なのか!?

ところで、昨夜は食べ過ぎてしまい、その反動で今日はバナナ1本(5ルピー)とクッキーしか食べてなく、かわりにチャイやコーヒーを飲んで食事バランス悪かったせいで、夕方に記念すべきインド初のげりぴー。食あたりではない。

なにか食わなくてはとおもい、MGロード駅前の屋台で揚げパン。おいしくはなかったが、10ルピーは安い。インドのファストフードはどれもちっともうまくないが、安いのが取り得。

 

パハールガンジの宿に戻る。Last Train(終電)が近いのでガラガラの電車内。

DSCN6834

端のほうの席で、抱き合って座っていた若いラブラブカップル発見。

封建的なインドとはいえ、そーゆーのを見ていると思った以上に都会的だ。

日本やタイほどではないがスマホを持つインド人も増えて、ネットで買い物したり世界の最先端の流行にどこにいても触れられ、ネットで買い物したり宿もFreeWiFiが当然になると、

どんどん世界はボーダーレス・均質化していると思った。

途中から乗客増えた。とはいっても男ばっか。

DSCN6840

本日の走行 43km

Loading