(28)ぜいたくな一夜と単車の修理と20円料理とRoad Atlas

(28)ぜいたくな一夜と単車の修理と20円料理とRoad Atlas

12月25日の日記

この日は、人生最大のX’masプレゼントが待っている!(と同時に、新たな試練の始まりでもある)

10時ごろ起床。きのうのケーキとチキンの残りを食べ、5泊したホテル(といっても実態は安宿)を11時50分ごろチェックアウトする。5泊も泊まるとかたずけるのに時間がかかった。

そしてバイク街の店にいき、我が相棒・FZ-Sを引き取りにいった。人生最大のクリスマスプレゼントである。

http://www.yamaha-motor-india.com/product/fzs/

よろこび勇んで出発したものの、メーターが動かない。スピードが0表示のままだった。なぜ試乗したときに気がつかなかったのか・・

そして、チョーク交換時にキャブのセッティングがおかしくなったのか、スロットルを戻してもエンジンがスムーズではなく、ミスファイヤーが多い。

もちろんメーターが動かなくても走れるのだが、やはり0のままだと距離がわからないので走行データを取る以上支障がでるし、気分が悪い。店に戻って、FZのメーターセンサーを外して、ほかの店で買ったジャンクの部品と交換してみたが、ダメだった。お代の390ルピーは払い戻してもらった。こういうときデジタルメーターではなく普通のメーターのほうが良かったと思った。

メーターにかんしてはヤマハのショウルームのメカニックに見てもらったほうがいいといわれたし、キャブレターも不調気味なので、やっぱりデリーを出る前にちゃんとしたディーラーで整備しておきたい。

それらの不具合で悪戦苦闘してだいぶ日も傾いたので、修理はとりあえず断念。今日もグルガオンに向かう。

そしてただ向かうのではなく、今日は西遊レジデンシーに泊まりに行くのだ!

初めての走行

ナマスカールホテルで預けた荷物を引き取って、その荷物をくくりつけてグルガオンへ。

まずはコンノートプレイスを通り抜ける。このやたら広いサークル、15年前に通った覚えがある。

ニューデリー市内、15年前の時はえらい迷ったが、今回はGPSという守り神を使ってるおかげで、さして迷うことなくNH8(国道8号)にたどりついた。

NH8 Airport Gurgaon Jaipurの標識が見えたときは、さすがに感動した。

(写真は昼間撮影)

f:id:stk1:20141227162705j:image

しばらくいくと、TollRoadの標識になり、これぞインドの首都高。快適。

80~90km/hで走る。料金所はなかった。

DSCN6337
ガス欠寸前なので、ガソリンをいっきに満タンにした。

14L以上入れたら、なんと880ルピーもかかった。

リッター61ルピー(120円)と、日本よりは安いのだが、屋台や食堂での食事や、地下鉄の安さを考えると、びっくりするぐらい高く感じる。

15年前は、リッター28ルピー(70円)だったが、やはり諸物価に対してべらぼうに高く感じた。

どうりでインド人は、100ルピーとか200ルピーでちまちま入れているわけだ。

ショッピングモール群が見えてきたので、グルガオンの手前、Exit 6(だったかな?)で首都高を降りて少し戻ると、MGロード駅に到着。

メトロで行くのとはちがった景色が見えてとてもよかったが、バイクでも高速使っても1時間半かかった。メトロのほうが断然安くて早い。

6時40分、西遊レジデンシー到着。

コンノートプレースで多少の渋滞があったとはいえ、そこから先はスムーズにいけたのと目的地に迷わずつくことが出来たので、予定より意外に早くついてしまった。

この日、社長さんがいた。社長と言うぐらいだからてっきりこわそうな男の人かな、と思ってたら、着いてみると女性だった。

8時過ぎにAさんたちも仕事から戻ってきた。世界の秘境めぐりも扱う旅行代理店なので、なによりも社長さんの仕事などの話がとても楽しかった。

たとえば、社長が始めてインドに来た1990年ごろは、インドはまだとても貧しく、コンノートプレースでは乞食が多く、子どもがサーカスのトラのように火の輪くぐりをさせられたりと、カオスの極みだったようだが、いまではスターバックスもあるし、顔を近づけあうラブラブカップルも見かけた。(昔は結婚前のカップルが二人で歩くことすらまかりならなかったらしい)

部屋に戻る。寝るのがもったいないぐらい静かで快適な高級ホテルのような部屋。

hotel

ネットで明日行くヤマハのディーラーを探す。

Yamaha-Motor-India.comとGoogleMapで調べて、そこの店の緯度経度をGPSに記録。

手探りだった15年前とちがい、いまは超ハイテク化とスムーズさである

はたしてディーラーは見つかるのか!?

12月26日の日記

パハールガンジの安宿を離れ、MGロード駅近くの西遊レジデンシーに泊まった。当時一泊2000ルピーという大奮発ぶり。高級ホテル並の豪華な部屋。まあクリスマスだし、たまにはぜいたくしてもいいね

これからの撮影の旅(というかツーリング?)の始まりで興奮してうまく眠れず、結局早朝5時に起きる。

部屋でPC作業。来印するビジネスマンも対象にしているのか、社長室のような大きな机と背もたれのある椅子があって、とてもPC作業がはかどる。

そしてこれが朝食。ひさしぶりの日本食!

とくに米は日本から持ってきたという貴重品である

IMGP6003

西遊レジデンシーの宿泊代(2014年12月当時、1泊2000ルピー)は、クレジット払いでもOK。しかしクレジット払いだと、為替レートに1.5%の手数料で計4181円。

現金払いの場合、パハールガンジのベストレートの両替屋で1万円札=5225ルピーで、2000ルピーは3827円。さっさと現金わたしたほうが、明らかにレートが得ということが判った。

このところの寒さで、タイで日焼けした腕が皮むけて斑模様になってしまった。デリーやジャイプールはとにかく寒いので一気に南下したい。デリーの最低気温5℃なんて、単車の旅ではやりきれない。寒々しい冷蔵庫にいるのはもう勘弁なので、アーメダバードまで脱出すれば天気予報も26/13度とあったかくなりそう。ラージャスタンはデリーに戻ったときでいいや。

FZを見ると、サリーガードのネジが一個なくなってぐらついていた。荷物のひもをサリーガードに引っ掛けていたのだが無理な力がかかったらしい。

サリーガードとは何ぞ?それは、サリーを着た女性が後ろに乗っても、サリーが後輪にひっかからないためのリアキャリア型の鉄格子で、印度ならではの粋な標準装備である。

DSCN8035

しかし、15年前に比べて、サリーを着てる女性が少なくなったと思う。15年前は女性は老いも若きもみんなサリーだった。バンガロールではじめてGパン姿の若い女性を見たときは色っぽく見えたぐらいだったのに(笑)

そしてヤマハの店に行く。GoogleMapの緯度経度から割り出して登録した地点に行くと、ヤマハの店は無く、近くに居た警官に場所を聞き、たどり着いた店は、登録地点から200mも離れていた。

そして、「ここはショウルームなので、ワークショップ(パーツ、修理専門店)に行け」と地図を描いてくれたが、あいまいでよく判らず、すっかり迷い、もう一回店に戻ってちゃんと道順を聞きなおし、現場付近では人に聞きまくってやっとワークショップにたどり着いた。

(因みに、ちょうどそのとなりがHONDAのワークショップ。これぞ共存共栄!)

DSCN6527

せっかくハイテクGPS使ったのに、何やったんやー!結局アナログやんけ。

ワークショップで不具合を調べた結果、メカニック曰く「どうやらメーターセンサーだけでなく、内部のコンピューターもおかしくなっているかもしれない」とインドなまりの早口の英語でまくしたててくれた。

日本メーカーの影響なのか、年末年始にはいり新しいパーツが来るのは翌月8日頃になるというが、とてもそんなにデリーで待てない。

なので、

「そんなに待てないので、ほかのFZからパーツをスワップして自分のFZに取り付けられないか」

とディスカッションしてみると、それなら明日の11時には出来る、という話だが、あまり期待はしないほうがいいかな。

整備されてる間、外を歩く。ワークショップ近くの屋台で、パコラ(揚げ物)と大根の千切りにグリーンカレーをかけたものを食べる。だけど見た目アイスクリーム。あまりおいしくなかったが10ルピーと(20円)と安かった。西遊インディア一泊分で250食分や。

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そしてイチゴシェークは30ルピー。

それを女のこのようにうまいうまいといってよろこんで飲むヒゲ面37歳。

やっぱインドは安くていい!

修理屋からとぼとぼ歩いてメトロ駅へ。その駅はSaketという駅だった。

発音がサーケーッ(ト)なので、酒、鮭と聞こえる。

パハールガンジの通りの本屋で360ルピーで買ったインド版ツーリングマップル「INDIA ROAD ATLAS」を読んで計画をたてているうちにアシュラムマーグ駅についた

そして、夕食。まずは、ラッシー(25ルピー)とゆでたまご(10)とチキンモモ(Half 20)

そしてニューデリー駅前の食堂でPrawn Curry (70)&Rice(30)、実際はえびカレーではなく小魚カレーだった)

DSCN6644

食堂も、ベジタリアンとノンベジタリアンに分かれている

DSCN6645

すっかり食べ過ぎてしまい、ナマスカールホテルに戻った。

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