3月24日
那覇にもどるとパレットくもじ(デパート・リウボウの前の広場。沖縄では渋谷109のような代表的な中心的広場)では琉球舞踊・エイサー、よさこいなどのイベントをやっていた。
歌い踊れよ那覇緑ヶ丘公園
そして緑ヶ丘公園では喜納昌吉のライブがやっているので見に行く。
前座には学生などによるエイサーが行われていたが、日本とも中国とも違う衣装に踊りと言い、紙ふぶきが舞ったりして力強い。
普段いろいろ苦しい立場の沖縄でも、この日は華やかにいこう、という海洋国家沖縄らしい豪快さがあった
そんな時、
キックボードに乗った白い服着たおっさんが、観客の間を走り回っていた。
実はこの方が喜納昌吉氏なのだ!
喜納昌吉といえば沖縄,そして日本, アジアを代表するアーティストなのだが、演奏前にキックボードで走り回っているあたり、変なプライドも無くのびのびとした人で、本当にすごい人だ。
そして喜納昌吉のライブが始まった。
「なきな~さーいーわらいなさーい」「ハイサイおじさんハイサイおじさん~♪」とどんどんテンション高くなりみんなが、まるで霊がのりうつったように踊りだしたらもうとまらない!ええじゃないかええじゃないかのような踊りまくりのトランス状態になっていった!
カチャーシーを踊りまくる
みんなが狂ったように踊っていて、こんなの今までに見たことない! やはりカリスマのなせる技であろうか。気がつくとアフロあきらもその中に入ってしまい、アフロらしく70年代ディスコ風な踊りにしようもくそもなく何がなんだかわからなくなるうちにのみこまれてオルガスム(絶頂)を迎えた。
そして喜納昌吉のライブが終わると、閉会式になり、静けさが戻った。そのころ沖縄のカリスマ喜納昌吉は露店でぜんざいを食べていた。(笑)その時にはライブの時の狂ったような素顔は無く、無言で冷静な感じなのでその変貌振りに驚く。だからためらってしまったけどアフロと一緒に写真をとらせてもらった。
そして、アフロで踊っていたので女の子が集まってきた!祭りの余韻が抜けない女の子たちはアフロを遠慮なくいじくりまわしたりで大騒ぎ!いやー最高!
こうして思った事は本土と違って沖縄の子供、とくに女の子は元気いっぱいだ!ということ。なんかラテンアメリカやアジアを旅したと時と同じような感じで元気さが甦ってくるのだ。
マチグワーなどで働く女たち、長生きするおばぁといい、強くて元気いっぱいなのだ。