インド最東部ミャンマー国境の町へ!旅は道連れ体調不良・マニプール州

インド2019
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ここまでくると、インドと言うよりミャンマーやタイのアジアの少数民族の村の旅。

4月16日

9時起床。室温26.5℃。部屋は快適だが、交差点に近いのでトラックのホーンがうるさい。

朝食は昨夜残した冷めたロティ(チャパティ)に、ジャムをつけてみたが、意外とうまかった。ロティは、パンにもごはんにもなる、便利な主食だ。

ミャンマー国境の町モレーに、いよいよ出発。

盆地を過ぎ、山道に入ると、やがて土砂崩れ。それをブルドーザーで流している。なんともワイルド

峠の茶屋で休憩。ミャンマー製品が半分ぐらいで、釣りの餌のような小魚がうまい。

急こう配の坂。1㎞進むと80m下がってる。山あり谷あり

ここまでくると、インドと言うよりミャンマーやタイのアジアの少数民族の村の旅。

モレーの町に近づく頃、軍(Assam Rifles)の検問所に2回止められて、そのたびにパスポートチェックを受けた。

そして山を下りると、こんなところに町があるのか!と言う気分。山を隔てているので地理的には限りなくミャンマーである。

当然のことながら、ミャンマー人も多く、これまでのインドとは別世界だ。隣国のミャンマー人も自由に行き来できる。ミャンマーのカブ型のバイクが目に付いた。

食堂で夕食。

後ろの席を見かけると、同じ宿で見かけたスイスからやってきたサイクリストで、自分はベジタリアンだと言っていたのが聞こえた

チェックインした時、ジャパン!?と宿のだんなが異常に驚いていたので、そんなに驚くものなのかと思ってたら、なんと日本人の家族が泊まってるのだという。

そこで、夕食後戻ると、確かに日本人の家族がいた。旦那のとおるさんと、妻のあきさん、そして小学低学年の長男、幼児の次男、赤子の娘の3人。

こんなところに日本人!?ということで、以後、途中までともに行動するのであった

気温28℃ 蚊帳もあり快適

 

朝 ロティ2枚 ジャム
昼 チャイ10×4 カップケーキ10 スナック菓子10  小魚5×2
夜 ポークターリー100
宿 Moreh Sangai  #7 300
走行 119km

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4月17日

6時50分起床。一家を見送った後、眠いので寝なおし、9時過ぎ起床

国境の町をのんびりまわる。暑いので茶屋で休憩。格別のひと時だ

田中ではなくタナカを塗った女性が多い、まぎれもなくミャンマーにいる気分
水浴びし、2Fの広間でPC作業。

白人の女の子が、近くで黙々と地図を広げて干している。
フランス人のアベックだった。なんともミャンマー側のWater Festivalの際に水にぬらされたという。

水をきれいにする錠剤を持っていた。自分は出された水や井戸水とか平気で飲みまくってる野蛮人なのでPlease Keep it.

夕食は、「ライスのお代わりはどうか」とわんこそばのように訪ねてくる
調子に乗って、御飯4杯も食べてしまった
でもおいしいおかずとごはんで腹いっぱい食べれるのは本当に最高。

体調不良の合図なのか、きょうは鼻たれ小僧のように水っぱなが出まくった。

朝 チョコスナック5×3 スナック菓子5 リンゴジュース10 Maaza750ml 40
昼 チャイ10×4
夜 ポーク&ライス120
宿 Moreh Sangai  #7 300
走行 10km

4月18日

昨夜調子に乗って食いすぎたせいか気持ち悪い。よって朝食はドリンク系のみとする
そうとう暑いのだろう

鼻汁は出なくなったものの、鼻水がカスタード状。だるい。とはいってもこの町にいてもキリがないので、インパールまで休憩を取りながらのんびりいくことにする。

軍の検問。軍人から「ウォーターフェスティバルに行ってきたのかい?」と言われる。「良い旅を」軍人の対応がとてもうれしかった。

途中、Gaby’s Cafe ギャビーカフェと言うのがあったので、寄る。紅茶40ルピーと高いが、眺めが抜群にいい

ロケーション的に、アメリカや韓国やブラジルなどの各国の旅人もやってくるらしい。

ここのトイレは、日本のようにきれいなトイレなので、使用料の10ルピー払っても価値はあると思った 37度ぐらいあった気温が、24度まで下がる

ギャビーというのは所有者の娘の名前で、学校に行ってるということ

非常に見晴らしがいいので、RadioFMと言うアプリを使って、スマホから日本のFM放送を聞いてみた

もちろん全国たくさんのFM局があるが、ためしにはじめのほうに出てきた安曇野FMを聞いたら、日本語のトークに感激。確かにここも山だし、安曇野も山だし。

近くで、ホイールの修理をしてる四駆を見たが、なんと座席には12人以上。天井に7人以上。20人ぐらいが乗ると、そりゃあ車体に無理がかかるのに気づかないのだろうか。

とおるさんたちから電話がかかってきた。まだSIMがないので、宿のスタッフのスマホを借りている。

きょうはげりだらけ
漫遊ホテル?Mayur Hotelのことだろうと、Googleマップに検索して、しばらくしてやっと出るようになった。とても目立たない看板だった

部屋に入ると、一家はテントを張っており、両脇のベッドが空いているので、そのうちの片方で寝ることになった。自分含めてなんと6人も寝るという、

普段ツインルームをひとりで寝てる自分にとって、今回ついにインド人レベルの居住空間が実現したのだ。

近くの公民館のような建物ではヒンズーの祭りをやっている。(ダラムサラ?)入口はまるでコンサート会場のようにギンギラハデハデで、中に入ると儀礼音楽が鼓膜が破れるぐらいの大爆音。

なので、日本人としてどうしても「こいつら耳おかしいんちゃうか?」と思ってしまうが、長男くんは「ともだちができたよ」と満足の様子。子供の適応力は想像以上。おとなになるとやはり壁を作ってしまうようだ。

思えばインドには合計1年旅してるのに、やっぱりインド(ヒンズー)の常識にぜんぜん適応できない自分がいるのだった

このとき体調がとても悪かったのもあるけど、たとえば泊ってるMayur Hotelのフロントには、赤ん坊のようなヒンズーの神が肖像画のように飾られてるが、正直言って気味が悪いだけでしかないし、いったいこれのどこがありがたいのかもいまだ理解できない。

自分ならまだ日本の二次元キャラのほうが何十倍もいい。文化の差異だからしょうがない

ではなぜインドに1年も?というと、物価の安さと、人の好さ。そして超絶な面白さ。たまにはぜいたくも気軽にできるしね。日本だったらあっという間に金がなくなる。

朝 エナジードリンク250ml 40 バナナシェイク30 コーヒー10 チャイ10
昼 チャイ40 チャイ10
夜 水
宿 imphal mayur hotel #4 500
走行 131km

4月19日

この宿、自分だったらまず泊まらないほどのレベルの宿だった(ほかに泊まる当てがなければしょうがなく泊まるというレベル)
何度寝かして9時半ごろ起床

なんとねてるときにゲリしてしまった。お恥ずかしい・・速攻で下着洗濯。太陽の下で幸い1時間ほどで乾き、もはや全く何事もなかったかのように思えたが、その後も波状攻撃、とにかく出し切ることにした

昼食は、きのうと同じくとおるさんらに連れられて、きのうと同じヒンズー寺院で祭りをやってるので、無料でふるまわれる。お代わりを補充するので、実質上の食べ放題。

ダールはクリーミーでまあまあだけど、ビリヤニがマズかった。どっちみち体調絶不調なので、ダールなどは何とか食べて、ビリヤニはほとんど食べず、残りはとおるさんにあげる。

思えば、シィク教のゴールデンテンプルの昼食はおいしかった。

昼食後部屋で我々は昼寝して、2時半過ぎに外出。

夕方ごろには出し切ったのか、ゲリも収まった

朝 ムーンダル 水
昼 アイスクリーム20 寺院の昼食
夜 アイスクリーム20
宿 imphal mayur hotel #4 500
走行 55km

airtelSIM 82日追加 448