世界でも最高レベルの雪質を誇るスキーリゾート・ニセコはインバウンドのバブル状態以後、現地の人も生活できないほどの物価高になってるという噂は本当の話なのか?実態探ります
2022年6月。ニセコにやってきた。
しかし、比羅夫駅近くやニセコ駅に行くと、
とくに何の変哲もない北海道の田舎だ。
ニセコ駅に行くと、あふれんばかりのニセコ愛が炸裂する駅ノートがあった
それが
「ニセコ・シカ・カタン」
そのノートを見ると、
せっかくのニセコデートなのに・・・
お昼がCoopのやきそばパンなんて、
これは日本の経済の衰退の問題か、
それともたんなる個人の問題か。
ニセコ駅の時刻表を見ても、一日数本しか列車がこない。なのに、シーズンになるとどうやって大量に外国人がやってくるのだろう。
ニセコのスーパーはどうか
そしてニセコ町役場近くの普通のスーパーに入ると、ごく普通の価格だ。店内の品をいろいろ見てみたけど、高くもないし、激安でもない。
そしてニセコの街にいても、それらしきリゾートエリアが見当たらない。町はずれの駐車場にて道路工事の人に声をかけられたので、そのさい街のことについて聞いて見ると、ここではなく比羅夫のほうだと言われた
比羅夫のリゾート街を発見
一見では見つかりにくく、隠れ里のようだったリゾート街にやっと到着。
そこにはひなびたニセコとは一転、見事に無国籍な雰囲気がただよう。
建設中の低層マンションも見かける。
とても日本には見えない。
とはいえ2022年6月も「令和の鎖国」が続き、さらにシーズンオフなので、見事にほとんどの店が閉まってて閑散としている。
そもそも外国人も思った以上に見かけなかった。
料理の値段
日本中が問題にしている飲食店の価格はどうなのか?
メインストリートにある和食レストランは、刺身定食4200円、すき焼きがなんと5900円!これはどうみても高すぎるだろう。
コロナなので誰も来るはずもなく、
その店はコロナ以後長らく閉店している
ストリートフードはどうか
路地にあるケバブ店のケバブサンドが800円。これが首都圏だと600円位なのでそんなには高くない。アメリカの塊のようなエルビスに、アラブ風の組み合わせが最高に謎過ぎるが。
ほかの店ではミートパイ1000円。ビール600円。ミートパイが高い。しかしオーストラリア人から見ればこれが普通の価格なのだろう。いや、富豪にとっては安い。
コンビニはどうか
さっきの和食店すぐ近くのセイコーマートは通常価格で、定番の激安110円スパゲティもあり、異常な観光ぼったくり物価からすれば、タイのコンビニのように,いやそれ以上に安く感じる。
ニセコにあるセコマ、ニセコマ?
結論
「ニセコは物価がめちゃくちゃ高い!」
というのは、
どう見ても誇張だと思った。
やたら高い店というのは、限られたリゾートエリア内のお話で、
それ以外ならニセコは普通なのだ。
以前、ニセコのスーパーが何万円もするような高級食材を取りそろえていたのをテレビで報じていたのを見たことあるが、今回いくと変な高級食材もなく、すべて普通の価格だった。
しかし、もし富豪そうなインバウンドが戻ってきたら、また日本人が買えないような高級食材をそろえるのだろうけど。
ケバブ店などのごっちゃな無国籍ぶりがパタヤのようだし、このWABI SABIという、いかにも欧米人が好みそうな日本語と、この日本人バックパッカー宿風な手書き看板に、世界の旅人視線として味があるのだ
実際オーストラリアに1年いた者として
このオージー人やシンガポール人などの多いであろうエリアは
今後もとても気になるのであった。
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ウーバーイーツ日本一周
2000年の世界一周
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