日本一周95日目(27) 宮崎>志布志 ふるさと納税の町にやってきた

日本一周2022
スポンサーリンク

5/27 Day95
天気:はれ
7時20分起床 この河川敷は家畜市場が近いので、オーストラリアのアウトバックのようにハエが多い。蚊に比べればましだけど。
やっと昨夜買っておいた地元名物・チキン南蛮を食す。

タルタルソースじゃないので、味にはりあいがなく、あまりおいしくなかった。

8時40分ごろ、朝食を作ってる最中にトラクターがこっちに来て、これから草刈りをするという。誰ひとりこないからのんびりしようと思ってたのに、なんとも気まずい・・・。

あくまで自分はよそものなので、草刈りのじゃまにならぬよう、速やかにテントを片付け、食事は別の場所に移動させたものの、優雅に朝食を堪能できる余裕が無かった。

気まずかったが、テントを片付けた後、草刈りおじさんと話した。サングラスをかけててサザンアメリカンのような粋なおじさんだと感じた。

思えば宮崎は、サーフィンも盛んな場所だし、太陽がさんさんと輝く南国的な土地柄なので、ほかの田舎にありがちな閉鎖性や陰湿性が感じられず、わりと湘南やウェストコースト的な気質のある、いい意味でのアジア的な田舎だと思った。

都会から移住しても、ほかの地方の田舎に比べ案外住みやすいのかもしれない。

結局出発が10時過ぎになってしまった。そしてまたまたイオンモールに戻ってネットや日誌を書いてると、なんだかんだであっというまに正午になってしまった。このままでは予定通りに佐多岬にたどりつけるのだろうか。鹿児島では雨の予報だから、やれることはまとめて片付けよう。

南アフリカ以来のジャカランダ

南国のアダルティ看板。意味が変だけどひねりのあるフレーズは、本能的にじわっと来た。文才ある。

地元の人から自慢の名所として教えてもらった、堀切峠に寄った。

宮崎の海を代表するかのように大きく広がる大海原!天気がくっきりしてたらもっと良かった。

その後は都城をめざすが、その道は走りにくいだけの面白くもない道だった

都城に来ると、内陸部なので空の色がくっきりと青くなる。空の色も街並みも地元の行田みたいだ。
みや根性

しかしシャッター街も目立ち、田舎の街なのにほかの街よりも醜悪な落書きが目立ち、宮崎市やほかの街に比べると荒廃的だ。

都城から南へ向け、自動車道をかっとばすと、すぐに志布志に到着。青い空の都城から港町・志布志に来ると、また少し濁った空に戻った

スポンサーリンク

ふるさと納税の町

自分にとって志布志は、ふるさと納税でうなぎを買った町なのだ。

昔会社勤めをしてた頃、初めてのふるさと納税は何にしようか?と考えた時、普段の生活では味わえない「うなぎが食べたい」と思ったので、いいうなぎはないかと探したら、たまたま志布志だった。

そのうなぎの店をに入ったはいいが、今の貧乏自由人生活だと、もはやうなぎを買えるほどのお金もないので、ぶらぶらして外に出ると、二人の地元の人、父と息子が話しかけてくれた。

息子はセローに乗っている。しかし見た目的にはセローというよりはVストローム250という体格だった
問題の地名をやっと発見 なんて地名だ

志布志の港の東屋で夕食を食べながら、これからどこへ向かうか考える。串間・都井岬に行くか、鹿屋に行くか迷った。

迷ってるうちに、心のベクトルは都井岬に向かっていた

都井岬はメジャーな岬なので、今夜野宿するなら静かでマイナーなところがいいと、となりにある小崎鼻という岬に行くことにした。この「小崎鼻」のままだと語感がカッコよくないのか「恋が浦」という名前がついている。

日本の岬に行くと観光集客につなげるためか、やたら「恋人岬」だの「恋が浦」だのと恋が目立つ気がするが、そもそもこの日本一周を始めたのも「失恋」も理由の一つのため、昔なら恋だなんだのってぜんぜん気にならなかったことが、この旅で気になるようになった

きれいな芝生もあるので、テントを張らず野宿しようと思ったが、場所柄夜中でも誰か来るかもしれないし、風も強いのに蚊も出てきたので、定番の公園洗濯と水汲みをしてから、250mほど下った広い道端のアスファルトの上でテントを張った。

テントを張ると、銀マットがカビくさい。雨に濡れると本当にやっかいだ。潮騒を聴きつつ23:41寝る。

朝 スパゲティ チキン南蛮
昼 レモンソーダ50
夜 スパゲティ残り からあげ残り
宿  小崎鼻展望台近く キャンプ
走行 205km

 

Loading