風光明媚なプシュカル ジプシーの故郷と4年ぶりの稲川淳二の宿

インド2019
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南欧風や砂漠風な、いろんな姿を見せるプシュカルの町。

そしてまさかの日本人ライダーに会うの巻。

2月22日

ベアワルからアジメール経由でプシュカルに行く。

プシュカルの手前の都市・アジメールにつくと、相変わらずの混雑ぶりだが、4年前来た時よりも人口が多くなった気がする。諏訪湖のような湖も建物が多くなった気がする。対岸もビルやマンションのような建物が目立つようになった気がする

峠で、ジクサーを停めていたら、スタンドがめり込み、バイクをまた倒してしまった。何とか引き起こしたが、砂地で力が入れずらいので非常にきつかった

左側のシフトペダルが内側に曲がってしまったため、ひっかかってシフトダウンができない。日本から持ってきた工具のモンキーレンチを使って、何とか外側にねじ戻した。やればできる。

砂地にめりこんだため、はやいうちに同時にサイドスタンドも交換せんと。

4年前と同じ毒の沼地ホテルShanti Palaceに泊まる

(40)隠れた聖地・プシュカル 試練の宿とインドのトイレと女子高生
プシュカルは聖地なのか「ハロー」では無く「ナマステ」とあいさつする人が増えました。修学旅行の女子高生修学旅行で来ていると思われる女子高生たち。日本と比べると大人っぽいかな。15年前とちがって洋服の子が増えている。こちらは現地の女子高生インド...

なぜ毒の沼地かというと、宿の門の前は、牛の溜まり場になっており、毒の沼地のように牛や豚の糞尿まみれになっており、くそで覆われた地面にはおびただしいハエがたかっているが、その嘆きの糞門をクリアしなくては入ることができないという、恐ろしい宿。

宿の主人は稲川淳二に似てるのだが、

4年前の写真

そこで、今年はこういうことをすると、インドの稲川淳二は大よろこびしていた。

 

何種類かの部屋があり、1Fの300ルピーは汚いがよかった。2Fの400だと、居間が近いのでほかの宿泊客の話声がうるさいと思う

路地の奥の宿なので静かだ。上からいびきが聞こえる午前2時。

 

朝 ピザ残り
昼 チャイ
夜 ファラフェル(マサラ味)試食 キットカット10 ポテチ10 Pazztaマッシュルーム24
宿 Hotel Shanti Palace 300
走行 89Km

 

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2月23日

10時過ぎ起床

ベアワルのホテルは洗濯物が干せなかったので、ここで洗濯。

靴とTシャツと下着と靴下を洗い、屋上で干す。意外に日向が少ない

シーツなどが汚いのでこの際洗おうかと思ったけどやらなくていい。シュラフカバーでしのごう。

 

ところで昨日チェックインした時、日本人ライダーが泊まってることに驚く。

なぜならまさかこんな毒の沼地宿で、日本人が泊まってるとは思ってなかったからだ

その人・じゅんさんは、エンフィールド350に乗って旅をしており、このプシュカルには2週間?ぐらいいたそうだ

しかもじゅんさんはアフロあきらを知っていたことにおどろく。たびいちドットコムはまだしらないようだけど。

 

ここのテザリングは弱い。自分以外WiFiマークがない。スマホだけで完結してるのか、あるいは近隣住民はネットを使わない生活なのか。

停電が2回起こった。PC作業がやりにくい。あたりまえだがまさにビジネスユースではない。

 

プシュカルの東側の入り口あたりにある食堂で昼食。

一番安い50ルピーのターリー(定食)。ダール、カレー、ポテトカレー、めし、チャパティ4 枚。

肉は一切ないベジタリアンの質素な食事だが、外国人に味をあわせてるのか、意外とまあまあうまい。こういう粗食をして、ダイエットせんとなあ。

 

西の町はずれにて、らくだの写真を撮り行く

物乞い風情の民たちが、らくだにのった観光客相手に楽器を弾きながら唄っている

遠くから聞くと、あれこそがジプシーの音楽ではないか?

ヨーロッパにいるロマ(ジプシー)のルーツはラジャスタン州あたりだというし。

余談だが、ドラクエ7で仲間が離脱するシーンに流れる曲も、ジプシーがテーマなのかこんな風情だった。といってもそのシーンは動画で見ただけで、DQ7はやったことないけど。

またプシュカルに行って、ジプシーの旋律を聴きながら、らくだの写真を撮りたいと思った

 

朝 Maaza しみチョコ(日本から持参)
昼 ターリー50(ダール、カレー、カレー汁、めし、チャパティ4枚)
夜 Pazzta
走行 18Km

2月24日

0時半ぐらいに寝て、起きたのが11時半ごろ。我ながらロングスリーパー。

その後、じゅんさんと共にほかのヨーロピアンの宿泊者と話していると、あっという間に1時半過ぎになってしまった。

フランス人のおばさんいわく、ナガランドはいい所だが、食事がえらい辛くて、標高も高いのでとても寒いのこと。そういえば1月の最低気温は東京と同じぐらいらしい。まあ行くのは4月だから問題ないとは思うけど。

その後昼食。今日の昼食もいつもの50ルピーターリー。うまい。粗食が身に染みる!

食後のチャイは、食堂で作ってるのかと思ってたら、近くの売店からだった。値段は同じ

プシュカルの繁華街

SIMカードは買える。パスポートと写真1枚あれば作れるようだ。1か月500、3か月800ルピー。

そしてPCを湖のガート(洗濯場)の日陰にもっていき、ノマドワーク。部屋だとネットつながりにくいが、ここならテザリングが良好で、しかも聖なる湖を見ながら打つのは格別だ。

湖水は抹茶のように濁っていた。プールのような沐浴場は、濁り方が半分ぐらい。

そうこうしてるうちに、あっという間に17時。デリーとちがって空気が澄んでいるのが実にいい。

 

動画が溜まってきたので、LTEだと容量オーバーなので、WiFiがあるレストランへ。

その名もハートロックカフェ。ハードロックではない。マッシュルームトゥクパ140.うまい

プシュカルの街は肉や魚がないベジタリアンしかないから、逆に健康にいいのかも。ここのベジタリアン料理はわりといい。

そうおもいつつ、肉食女子とお付き合いしたい草食生活のプシュカルだった

 

朝 キットカット
昼 ターリー50 チャイ20
走行 12Km

2月25日

8時半ごろ起床。

これからジャイプルに行くじゅんさんと一緒にチェックアウトしようかと思ったけど、到底間に合わない。やり残したことあるし。見送るだけにした。

フランス女子もジャイプルに行くというので、ちょうどじゅんさんのエンフィールドに一緒に乗っていったが、すごい荷物だった。

じゅんさんのエンフィールドは最高速は100キロも出ないという。ジクサーと同じぐらいである。かなりの荷物をつめる装備になってるというのもある。

明日は朝早く、8時に出発して、アーグラーまで一気走り。これまでみたいにグダグダ走らず、400㎞以上を一日で一気に走り、燃焼させる。そのほうがいい。

途中どこかの街に泊ったら、探したりかた付けなどで時間が無駄になる。
ノー動画、ノー一眼レフでひたすら走る

洗濯する。そして明日は早いので、片づけをやっておく。

GPSを見ると、354㎞。実際は430㎞はかかるだろう
23時には寝たい、とおもったら0時になった
やたらオナラが出る。このところベジタリアン食なので、への匂いが変わった。

ラジャスタンの聖地プシュカルは、1~2泊で出るつもりだったが、宿も食事も安くわりと快適なので結局4泊してしまった。ベジターリーもうまいし、旅人も多く便利で、空気もいくらか澄み、湖の風景が南欧に似てるし、砂漠風情にらくだに、ジプシーのふるさと。歩けば歩くほど味わい深いするめのような町だ

朝 チョコなど
昼 ターリー50
夕 隣のシィクのターリー50
走行 27Km

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