あついぞ西ベンガル!過酷な日々と見えない明日。マルダ~コルカタ

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5月8日

9時ごろ起床。昨夜は1時過ぎに寝たが、今朝は800ルピーのエアコン&WiFi付きのいいホテルに泊まったので、今夜は夜通し走って野宿でもかまわない。さもないと、全く進めないからだ。

スマホのLTE回線とちがって、ホテルのWiFiはマッハの如く速いので、動画をYouTubeにアップしまくってると、あっという間にチェックアウトの時間が来た。強制退場。

今日も暑い中ひた走る。

そして休む。

そしてひたひた走る。大人数が乗るために歪まざるをえない軽トラ

そして休む休む。

国道沿いのほこら、ではなく食堂。インドバリバリの店なので、もちろんカレー尽くし。

夕方、バングラ国境の川まで近いところに来たので、どんなとこなのか行くことに。ひたすら民家やら商店やらが続く。人口が多すぎる。行きついた先は軍の施設になっており、川自体が見えず。

その帰りに町のワークショップでオイル交換をする。そしたらオイルフィルターも交換してくれた。オイル340 オイルフィルター40 工賃40。

エアガンがあったので、砂埃まみれになったエアクリーナーも吹き飛ばしてもらい、チェーンも調整、注油してくれた。このワークショップはとても仕事が丁寧で、かなり感じがいいので、ついでだからガタが来てるパーツを一新することにした。

すっこぬけた左のバックミラーは工賃込み130ルピー。ボロボロになったサイドスタンドもついに交換。たったの120。見違えるように良くなった。

夜23時ごろ、Berhampore の町に到着。このまま進んで野宿してもいいが、とりあえず中心部の何軒か宿を尋ねてみる。が、汗で蒸れるほどの蒸し暑い中、無愛想な対応も多く、一気にいらいらしてくる。そこにはちっとも先に進めないいらだちがあった。

そんな気分だったらその怒りをエネルギーにして、走れるまで走りつづけたい。夜なら走りに集中できるし、夜道のほうがすいてるので距離が稼げる。

今夜は夜通し走って力尽きたら野宿する予定だったのだが、23時半ごろ、たまたま街外れに立派なホテルがあったので、何気なくホテルの建物の写真を撮っていると、警備員がやってきた。

この時は泊まる予定はなかったが、「部屋はなんぼか?」と聞いてみると、警備員はパンフレットを持ってきたが、一番安いシングルは699ルピー。思った以上に安いではないか!この手の格のホテルだと最低1000や1200ルピーはするだろうと思ってたからだ。

しかも部屋があるということなので、泊まることにした。しっかりしたきれいな中級ホテルなのに、一泊699ルピー(1120円)とリーズナブルなため。

因みにこのとき700ルピー払って、冗談半分で「お釣りの1ルピーください」と言ったらゴニョゴニョ言われて、結局1ルピーのお釣りはくれなかった。その空白の1ルピーは会計上どう扱われるのだろうか。あるいは小銭含めてきっかり699ルピー出せばいいのだろうか。

部屋(たぶん104号室?)に入ると、とても部屋はきれいなのだが、

ヤニとどぎつい化学香水が混ざったような、吐き気のするスメハラ爆発級の強烈な臭いがしたので、「臭いので部屋を変えてほしい」と言っても、ここしか空いてないという。がっくり。

しょうがないので、窓を全開にして、天井ファンをMaxで回して換気すると、30分か1時間ぐらいで不快な臭いはだいぶ消えた。ああ良かった。

今日は蒸し暑く、シャツとかが思いっきりスッパイマンな臭いがしたので、洗濯。あらてめて無理して野宿しなくてよかったと思う。

その後はWiFiでまったりネットする。部屋の天井のファンの音が三味線のようなビートを奏でている。

朝  みかん りんご マンゴ
昼 ドーナツ5 チャイ
夜 ラッシー15 ミニッツメイドライチ10
宿 Berhampore :The Bliss Hotel  700
走行 168km

5月9日

9時10分ごろ起床。寝るのが遅かったのでそんなに寝てない。室温29.5℃

快適なホテルなのだが、チェックアウトは11時と早めなので、あまりのんびりしてられぬ。

朝食は、電話でルームサービス。届けに来たボーイ(といっても中年)は、がさつながらも接客応対が良かった。そしてBillにサインをする。さすがは立派なホテルだ。

こうして私は立派なホテルに泊り、ルームサービスとぜいたくをしてるけど、

こうなったら開き直って贅沢三昧してやる!

日本に帰ったら貧乏生活が待っているしね。

野宿だったら日本でもできるし、いや、日本のツーリングだと野宿しかできない。日本はホテル代が高すぎる。最近はドミトリー型のゲストハウスも増えてるけど、宿泊費はこのホテルの2倍以上かかるのだ。

またのんびり、と言うよりぐだぐだ出発。なぜなら暑い。蒸し暑すぎる。外に出たときの日差しが鎔けそうなぐらいに強烈に暑く、しかも湿気があるので汗だくという最悪の暑さ。ホテルを出てすぐの商店でパック入りラッシーを飲む。チェックアウトしてから40分経ったのに、なんとたったの300mしか進んでない。

正午の時点で38℃と言う暑さのせいで運転に集中できず、走っては止まりの連続で、今日もちっとも進めない。やはり5月などの一番暑い時期のインドツーリングはまったくお勧めできない。

夕方、ガソリンスタンドで大休憩。GSにはだいたい冷水器がついているのだが、ここの冷水器の水がいいぐあいに冷えていたので、水呑み百姓のように水を飲みまくりながら、裏で休む。

17時過ぎ出発。夜になると暑さは引いたものの、今度は汗が引かず不快になる

コルカタからシリグリの国道34号は、西ベンガル州の南北を結ぶ大動脈だというのに、片側二車線のハイウェイ区間は少なく、片側一車線の狭いトラックだらけの穴ぼこだらけの不愉快な道が続く。

コルカタからダージリンや北東部への入口シリグリは、バイクは列車で運搬したほうがいい。走ってみると、苦痛なだけで何も楽しくない。

夜道を走る。21時過ぎ、空腹の極みなので途中見つけたレストランでおそい夕食。チキンパコラは、あっさりとした酢豚のようで、かなりおいしかった。閉店時間間際なのでかっこむ。おかげで何日かぶりに栄養のいい食事が取れた。

ふと、GPSを見直すと、国道をショートカットする州道があった。気になったのでその道を3㎞ほど走ってみると、街中通る道とはいえ、トラックが断然少なく、穴ぼこも少ない。ここを通ればよかったと後悔。

こういう時に限って宿が見つからない。最寄りの町に宿がないなら、いっそコルカタ迄行こうかと思ったが、深夜の国道はトラックの無謀でひとごろしな追い越し運転。なので隅をよたよた走る。全然進めない。メーターを見たら気が付けばスピードが10キロぐらい。

もうだめ。気力が尽きた。

溜まりかねずダーバ(ドライブイン)でチャイを飲み、机でいねむりすると、店員が網ベッドで寝ろという。ピンチになると、助け船が必ず現れる。

それにしても昨夜ホテルに泊まっておいてよかった。この異常な蒸し暑さで、二日連続野宿じゃたまらん。

朝 トースト42 チャイ33 ゆでたまご2個42
昼 ラッシー15 マンゴジュース10
夜 チキンパコラ110 ナーン25 グリーンサラダ40 チャイ
宿 AtoZ
走行 166km

5月10日

7時起床 夜が明けてからじっくり寝たのだが、まだ7時だった

せっかく茶屋で野宿したので、記念に何気なく肉声入りの実況中継をしてみた。やってみたら意外に面白かった。

朝から気温30度と蒸し暑いので、水シャワーを浴びると気持ちいい。でも暑すぎて走りたくない。

ここからコルカタ迄あと75㎞。しかしコルカタが近いのにヘボい田舎道が続き、殺人太陽の下、暑苦しくてしょうがない。これがハイウェイとかだったら、80キロで巡行してるときは風がびゅんびゅん入るので、まだいいのだが・・・。

ジャケットを脱いでTシャツだけで走ればいいけど、日焼けが痛いし、こけたとき大ダメージだし、くくりつけたジャケットには大事なものも入ってるので、飛ばされたりしてなくしたら一巻の終わりだ。

この日のコルカタの気温は最低気温が29℃、最高気温が39.2℃。その上に最小湿度が51%で日本ではありえない異常な蒸し暑さ(特にきのうは同じ最高気温で、最小湿度が61%だとか)なので、特にコルカタの町の中だと、渋滞や信号で止まってるときは、死ぬかと思うほど暑かった。

こうして、必死の思いでコルカタに到着したのだった。

朝 チャイ2 エナジードリンク ペプシ マンゴジュース
昼 サムズアップ12 スプライト12

宿 Kolkata
走行 81km

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