国際バス・シェムリアップからラオスのパクセーにバスで行った結果

カンボジア・ラオス
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シェムリアップからはカンボジア出国する場合は、バンコクに戻るのが定番。だけどそれじゃ面白くはないので、カンボジアからラオスの国際便のバスに乗りました。

パクセーに行く理由は?

なぜなら、タイのビザラン(今年の場合は18年1月から12月まで)が1年で2回までとなってしまったため。

すでにミャンマーのタチレクで1度ビザランしてるので、カンボジアに寄りタイに戻り、そしてラオスに寄るとなると、3回となってオーバーする。

しかしタイに戻る前にカンボジアから直接ラオスに入ってからタイに戻れば、2回でおさまり規定にはひっからないからです。

バスチケットの買い方 パクセー行き

一級の観光都市シェムリアップでは、町中いたるところに旅行代理店があり、簡単に手配できます。

ただ、店によってはパクセー行きは23ドルとか25ドルとかまちまちなので、その中で一番安かったのがバス会社「olongpich transport」のブースで20ドルだったので、そこで買いました(場所は地図を参照)

チケットは出発前日(5月25日)に購入。

20ドルのかわりに80000リエルで支払ってもOKでした

 

5月26日 パクセーへ行く

「7時15分に買った場所と同じチケットブース前に来るように」とのことで、ちょうどその時間につくと、ワゴン車に乗るように言われる。


7時半ごろ、ワゴン車は街の南にあるロータリーに着いたのでここで待つように、とのこと。

しかし、近くの焼鳥屋台の煙がすごいのと、ハエが寄ってきて、そんな中で50分近く待たされるのがとてもきつかった。早起きして7時15分に来たというのに、なんだか損した気分。

8時ごろ来るミニバスは、結局8時20分ごろにやってきた。9割ぐらいは乗ってただろうか。

韓国版ハイエースもどきのミニバスは田舎道を進む。一部ショートカットしたところはダートだったが、ほかはすべて舗装路。80km/hぐらいで進む。

途中10時40分ごろ休憩をはさみ、後半になると90km/hでスムーズに走る。のびやかにひろがる農場の景色は、南米ブラジルやパラグアイの大地を思い出した。

ラオス国境に近い町、ストゥントレン(Stung Treng)に13時ちょうどに到着。自分を含めた2人がここで降ろされて、バス会社の事務所でパクセー行きの国際バスに乗り換えることになる

ストゥントレンの市場で

国際バスは14時半来るというので、それまでに向かいの市場で昼食。バーイサッチュルーク(焼き豚定食)1ドル。不潔っぽいのでまた食あたりにならないかという不安があったが、もういいや。

めしをくってたら、市場の奥からなぜか若い白人二人が現れた。背がひょろ高く、キックボードのようなものを持ってゴープロらしきカメラつけてるので、カンボジア人の中では実に浮いている。ユーチューバーだろうか。

みせのおばさんが「何か食べる?」と言ったら、「ボクはベジタリアンだから。野菜だけの食事ってある?」と言っていた

そういえば近年、旅する西洋人はベジタリアンが増えているなと実感。

カンボジア通貨400リエル(10セント)が余ってたが、市場で5mlぐらいのちっこい袋入りシャンプー200Rを2つ買って、見事にリエルを使い切ることに成功。しかもタイでも中々売ってない袋シャンプーはかさばらないので旅では重宝するのだ。

パクセー行きの国際バスは14時50分ごろやってきた。15時バスは出発。

バスになったので、クメール民謡が流れる。インドシナの土の味をかんじられるものの、ホーンを鳴らすので相変わらずうるさい。国境地帯の人気のない森や原野の中を進む。場所によってはまだ地雷が埋まってそうな雰囲気だった。

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カンボジア出国

話には聞いていたが、出国の際、いかにもえらそうな役人が「2ドル払え、払ったらスタンプを押す」と言われる

理由も書いてないので、おそらくワイロだろう。他の人(中国人と西洋人)はすんなり2ドル払ってたし、現地の女性に至っては10000R、2.50ドル払ってたが、そうやって濡れ手に粟の役人はゴミのように腐っていくのである

たかがスタンプ押すだけの行為に2ドルなんて、勤労国家日本から来るとあまりに非常識だし、ワイロ自体日本人としてあるまじき行為なので、

「どうして?」「2ドルというエビデンス(証拠)を見せてくれ」と反論した。

本当だったらまたゲーム感覚で戦いたかったが、

悪徳役人に勝つ方法 国境でカンボジアビザ取得とココン入国
カンボジアの国境はビザの取得が思った以上に大変。でも旅のスペシャリストの意地をかけてワイロを払うことなく入国成功。その手口を紹介。とはいえ、カオサンからカンボジアに行く場合は、ジョイントチケット方式なので、現地のバスのスタッフがビザ作成など...

あいにく今回はバスを待たせてるので、最後になって1ドルだけそっと差しだし、なんとか通してもらった。結果、折半の引き分けドローになった。

思えば先進国でお金のある日本人が1ドルしか払わず、お金に余裕がないであろう地元のカンボジア女性が割り増しして多く払っていた。これで日本人はセコイと思われたろうけど、これって一体どういうことなんだろうと思案して後で調べてみた結果、この方のブログによると

https://moori.musyozoku.com/post-2159/

私の考えも、日本は汚職まみれの人間から好かれる必要はないし、好かれてほしくはない。日本はそういう輩はサムライスピリットで斬り捨てるべきだ。その結果、いまのカンボジアは同じくわいろ社会の中国が強欲に台頭しているのだが。

その点、イオンモールの店員は接客応対が良くできていた。なのでえばった態度をとる「人間の質の差」は歴然としているのである。くされ役人どもはイオンモールで働かんかい。

カンボジアの最初も最後もこういう対応だったので、だから強権国家のミャンマー、とくにカンボジアは好きになれないのである。

2018年10月追記:

結局、カンボジアは行くところと言ったら、イオンモールしかない。

カンボジアにもビーチはあれど、そこに行くぐらいなら、タイ南部のきらきらしたビーチを発掘したい。タイは人気があるし行きやすいので、ブログのネタになるし。

カンボもあまりいいことなかったので、もう今後カンボジアに足を延ばすことはないだろうな。

ラオス入国

そしてバスに乗り込み、ちょっと進んでバスにて国境を越えて、ラオス入国したのでまたすぐ下りて手続き。ほかの国の人はビザを作成のため時間がかかってたが、日本人はノービザで、地元女性と自分は入国カードだけ記入してすんなり入国。やはり日本はすごい国である。

ただ、ラオス入国でも同じく2ドル払えとのことだが、料金の内訳がカウンターの前にしっかり明記されており、8時から16時までの時間以外と土日は1ドルと書いてあるため、エビデンスがあるのでしょうがない。

1ドル108円だから、2ドルで216円。まるで金額的にもコンビニATMの時間外手数料そっくりや。

土曜日の4時半。運悪く残業と休日出勤手当ということで、ラオス入国では2ドル払った。
こうしてラオスの2週間のビザゲット。5月26日入国で、6月9日まで有効。

ラオスのイミグレーション建物 ほとんど人気のない国境。

パクセー到着

ラオスを入国すると、道路沿いの民家は高床式住居なので、カンボジアとそんなに変わらないが、パクセーに近づくと、カンボジアとは違った落ち着いた街並みが見えてくる。

ちょうど19時にパクセーに到着。
バスが下りたのは街の手前だった。すぐ近くにはフレンドシップモールという町一番のモールがある。その近くの両替店で両替。20ドル札一枚で169000キープになった。なお、ドルよりもバーツで両替したほうがレートが良い。

モール近くのゲストハウスは、1泊10万と高かった。

街の中心部まで意外と遠く、さすがに歩き疲れたので、街まで行くバイクタクシーをぼちぼち拾おうかなと思いながら、道路わきに停まっていたハイラックスのそばを過ぎると、英語で話しかけられた

乗っているのは親子連れで、なんとゲストハウスを経営しているという。値段を聞くとシングルで5万というので、ちょうどいいタイミング。わたりに船ではないか。何かの縁ということで、すんなり車に同乗し、その宿(サバイディー2)に泊まったのだった。宿泊客の大半が欧米人バックパッカーだった。

昼 バーイサッチュルーク$1(以上ドル払い、以後ラオスキープ払い 1$=8400キープ)
夜 オバマヌードル15000 肉まん5000 タイ豆乳300ml 3000 小さいチョコパイ2000 チョコバー2000

宿 サバイディー2 50000

そして、リアルタイムのたびいち

たびいちです。WiFiのない超レトロすぎる安宿に泊まり歩いたせいか、更新が滞ってしまいました。そして旅も残りわずかで、残された期間にあちこち行くためにあまり更新はできませんが、更新に間が開くので恐れ入ります。

この記事はとある町で更新してたものの、PCの不具合によりぜんぜん終わらず、きのうバンコクに戻りあらためてMBKのフリーWiFiより更新。と思ったら時間切れになり、本日やっとこさ更新できました。

そしてPC不具合の件ですが、緊急用に予備のストレージ用のクローンのHDDを差しなおしたのでなんとかなったけど、そうすると今度は設定などが大変。。

そして海外からの更新だと、ホットメールやグーグルのアカウントが不審扱いされて本当に大変です。海外ノマド旅の大変さが身に沁みました。

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