カンボジアはあいかわらずエネルギッシュ!そんなプノンペンからシェムリアップのバスと、シェムリアップで泊まった宿を紹介します。
プノンペンからシェムリアップのバスのチケット
チケット予約と購入はどこ?
出発前日の5月22日に、キャピトルレストラン横のブースにて、キャピトルバスのプノンペン発シェムリアップ行きのバスチケットを予約。値段は25000リエル(6ドル25セント)
バス乗り場は?
レストランの前からちょっと西へ歩いたところにバスが停まるのでそれに乗ります。
予約の必要性は?
おそらく当日でも買えるとは思うけど、当日だと満員で乗れない可能性もなくはないので、念のため前日に予約しました
5月23日
7時10分ごろ起床。プノンペン最後の日なので、朝はイオンモールに行って、そのあとレンタルサイクルを返して、代わりに預り金の40ドルを無事受け取り、急いで部屋を片付け、11時52分チェックアウト。そのままキャピトルのバス乗り場に行く。
12時発の便なので、3分前の11時57分にキャピトルレストランの前に停まっているバスに来たが、まだ出発する気配はない。
貨物も兼用のため、後部座席は米袋などの貨物で占められる。結局12時半前にバスは出発。
所要時間は約6時間。途中2回の休憩をはさんでシェムリアップに到着する。
となりの席は、若いあんちゃんが座っているが「食べる?」といって、バゲットを差しだしてくれた。ありがたい
しかし、食べてるうちに「これってもしかしたら睡眠薬強盗では?バゲットの中に睡眠薬が紛れ込んでるのでは?」と警戒してしまう。
というのも、知り合いがヨーロッパで睡眠薬強盗被害に遭ってるので、他人から出された食べ物はナーバスになってしまう
とはいえ、すでに食べてしまった物はしょうがないので、残りは後で食べることにした。
結局、睡眠薬問題は杞憂に終わり、そして休憩後に、あんちゃんは今度は熟してないマンゴに塩と砂糖をまぶした漬物のようなものも買ってきたので、「これも食べる?」といって、一緒にいただいたのだった。割と食べやすかった
14時30頃、1回目の休憩。
警戒してしまったけど、見た目田舎のヤンキーみたいな若いあんちゃんに、睡眠薬を混ぜ込むような不自然さや狡猾さや腹黒さは感じられない。ただのコミュニケーション。
そこがカンボジア人のいいところである。カンボジアは他人への距離がとても近いのである
夢を見てるような突拍子なき映画
1回目の休憩後ぐらいに、テレビ画面には映画が映し出されていた。
古い日本の風景が映し出され、カースタントのシーンが出てくる。
珍しく日本の映画を放送してるのかと思い、てっきり「太陽にほえろ」かなにかかと思ってたら、富士急ハイランドが出てきて、ジャッキーチェンが遊園地の中で水色の忍者と戦うという、アトラクションのような突拍子もない演出。その後舞台が香港になり、サモハンキンポーが出てきた。
香港と日本を舞台にしたアクション映画で、他に印象的なシーンと言えば、日本のお化け屋敷に、なぜかアラレちゃん(の着ぐるみ)が入り、中のお化けと戦うというシーンで、途中から着ぐるみを脱ぐとジャッキーチェンだった。
なんだか変な夢を見たようなシーンだけど、そのシーンになると近くに座っていた少女は食い入るように見てた。
そんな突拍子もない流れなので、ほかの乗客から笑い声が起きたりする
ブルースリーは、いきり立つと上半身を脱ぐタイプだが、ジャッキーチェンの場合は、いきりたつと下半身を脱ぐのだとか。なのでコミカルなほうが時代と世界を越えて受けやすい。
この香港映画はどんなのか、後になって調べたところ、
『香港発活劇エクスプレス大福星』
16時9分 のびやかな湖がみえる
16時40分、2度目の休憩。
ドライブインの中を過ぎてトイレに行くと、裏庭にはきれいな池が見えた。
シェムリアップの宿
18時20分ごろキャピトルのバスターミナルに到着。
ターミナルは街から南のほうにあるので、歩くにはちょっと遠いし、日がくれて治安の面もあるため、トゥクトゥクに値段交渉。カルテックスのガソリンスタンドまで6000R。
ナイトマーケットを過ぎてカルテックスに着いた。カルテックスから南の路地に行くと安いゲストハウスがある。
シェムリアップで今回も泊ったのが、ロングライブというゲストハウス。8ドル。2005年に泊まった時は5ドルだったが、今ではちゃんとWiFiもある。
建物は道路より離れ、しかも奥の部屋なのでかなり静か。ホーンの音はたまに聞こえてくるぐらい。しかし部屋31℃なのにとても蒸し暑く、息苦しい。あまり長居したくはない部屋。プノンペンのほうがうるさかったけど快適だった。
宿から外に出ると、夜空に星が見える。プノンペンでは毎日のように天気が悪かったのでうれしくなった。プノンペンからくると、別の国かと思うぐらいにホーンが少くなった。
近くの食堂で、2週間ぶりのローカル(クメール)料理を食す。
御飯自体は日本米と同じぐらいにとてもうまいのだが、肝心のおかず(魚と豚肉入りココナッツ風味の汁)がちっともおいしくないのが残念。何個か並んでる鍋の中から、一番おいしそうなのを選んだのに。
食あたりの件もあってやっぱりクメール料理はあまり食べたいとは思わない。
そのせいか外国人はおらず、地元の人しか食べてない。かといって西洋人向けの店なんか入りたくないしなあ。
私にとっては、インドにせよカンボジアにせよ、地元の人だけの食堂のほうが、どこか落ち着くのだ。
朝 コーヒー牛乳 飲むヨーグルト半額
昼 おにぎり2個
夕 おにぎり1個
夜 魚と豚肉のココナッツカレー汁 5000 ちょこぱい2個セット 0.65 ミスターポテト100g 1.10 飲むヨーグルト400ml半額