Vストローム250で初ツーリング!慣らし運転で東京から浜松を一気走り

V-Strom250国内ツーリング
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みなさんお待たせ!

動画をたっぷり交えながら、初のVストローム250ツーリングの模様を書いていきます

Vスト・慣らし運転ツーリングの考察

新車で買ったVストローム250を、10万キロ以上走れるように長持ちさせるには、

「愛をこめて慣らし運転をする」

説明書には、慣らし運転の方法は

「新車から1000キロまでは5000rpm以下で」

と書いてある。

しかし5000回転だとメータ読み67km/h と、まさに50㏄レベルのおそさなので、遠出するとなるとストレスフルだ。

そこで、Vストローム250ではじめてのツーリングに行くにあたって、

私の場合はマイルールを設けることにした。

トライアンフのタンクに慣らしチャートがあったので、それを見て参考にしたのだが

0000-0500キロは5000まで
0500-1000キロは6000まで
1000-1300キロは7000まで
1300-1600キロは8000まで

つまり、最初の500キロは5000rpm以下(メータ読み67km/h)厳守。

もっとも最初の500キロはツーリングなどせず、地元しか走ってなかった。街中とか田舎道とか土手の道とかで、のんびり運転してたので、67km/h以下でも苦にはならなかった。

しかし静岡県の国道バイパスは流れが速い。円滑な流れに乗るためにも500キロ以降は、国道1号などのバイパスに限り6000回転(メータ読み80km/h)まで出していいということにした。

でも普段は1000キロまでは、5000以下にする。

そのかわり、1000キロを超えても1600キロまで慣らし、以降はフルスロットル解禁、と言ったマイルール。

1000ではなく1600キロまで慣らし運転になってしまうが、それぐらいなら下道しか乗らないのでぜんぜん苦にはならない。もっとも高速に乗れるほどのお金もないし。

ゲーム感覚で慣らし運転を

慣らし運転は、正直めんどくさいし、じれったい。

でも愛車の寿命を延ばしたいので,やるっきゃない。

だったらゲーム感覚で慣らせばいい。

つまり、RPGのように、経験値という走行距離が増えることによって、

テレレテッテテッテー
Vストローム250はレベルがあがった!
たいりょくが5000から6000へふえた。HPが67から80へ。

みたいに考える。

最初は50㏄レベルの速さしか出せないけど、徐々に解禁して90㏄、125㏄、200㏄になりと、どんどん速くなっていくのが、まるでバイクが成長してるみたいで面白いのだ

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いよいよ出発!まずは東京へ

昼間はとある用件があったので、家を出発したのが15時半過ぎになった。

きょうの目的地は浜松で、慣らし運転中なので当然下道。しかも70キロしか出せない。しかも都内に寄るために、熊谷から浜松までたどり着けるのか不安になってしまう。

新大宮バイパス、環八、20号で新宿へ。少し遠回りになるが、信号も少なくいくらかスムーズなので走りやすくストレスが少ない。

明日に祝賀パレードが行われるとあって、皇居の前は、いつもよりも警察の姿がやたら目についた。

新宿を経由して銀座に到着。

知人が働いているとあるギャラリーに行き、あいさつしておきたかったが、本人の姿が無かったし、どんどん遅くなるのであきらめて銀座を出発する

 

18時50分、銀座出発。R246へ。渋谷から厚木は、信号も少なく、混雑もなく、じつに快適だ。

しかし厚木から山北あたりは片側1車線になって走りにくく、走りたくない道だ
山北あたりを抜けると、交通量も減った山の道になり、思った以上に進みやすい

R246の動画

Vストローム250の航続距離、522Km以上!

静岡県に入り、御殿場にGSがあったので、やっとセルフ給油。

世田谷あたりでVストローム250の燃料計のガソリンマークが点滅し出したので、厚木あたりで入れようと思ったが、充分に持つ。しかし神奈川と静岡の県境あたりになるとGSが無いので、その次の御殿場で入れることにした。

慣らし運転のエコランをしてるというのもあって、思った以上にガソリンが減らない。うれしい限りだ。

御殿場に到着し、前回同様、タンクにガソリンをマンマンに入れたら、

なんと17.38リットル入った。2416円だった。

 

タンクの公称は17リットルだが、マンマンに入れたらさらに多めに入るのだ(もちろん人にはお勧めはできないけど)

Vストローム250のメーターでのこの区間の燃費計は28.9㎞/Lと出たが、522㎞で17.38Lだと30.0なので、メーターの燃費計よりも良い結果になったようだ

燃料マークが全部点滅してからちょうど30㎞の地点で給油したので、かなりやばい所だったと思う。

とくに夜9時を過ぎると閉店しているGSも多いので、より注意が必要だが、以前乗ってたGSR250よりも航続距離の格段に上で、500㎞越えの航続距離はまさに四輪並。本当にありがたい

そういえば、昔持ってたジェベルXCもタンクが17リッターだったが、思った以上に燃費が悪く、マンタンで400㎞ちょっとしかいかなかったを思い出す。結局1年も経たずに売っちゃったけど。

静岡県に入ると、夜道とあって流れも良い。

富士市あたりから海が見えるが、遠くに清水の港の輝きが見える

日本の道路は粋だと思う。なぜならインドをツーリングしてた時は、海を見ながら走るというのはほとんどなかった。インドのみならず、海外では海を見ながら走れる道路は、あまりない。

ただこの時間は富士山も駿河湾もまっくらで、夜に走るのは実にもったいない。

静岡バイパス

何年かぶりの静清バイパスも、完成していた。昔はまだ片側一車線だったときがあったが、その時はとても走りにくく、静岡駅前経由の旧道1号のほうが、3車線もあったのでまだマシだったこともある。

そして、何年かぶりのバイパスから見た静岡市内は、いっきに高層ビルが増えて、一気に洒落た大都会っぽくなったのに驚く。なんだか少しニューヨークっぽく見える。

自分の若いころは、静岡市内中心には高層ビル・タワマンなんてなかった。

慣らし運転でレベルアップ

東京までは5000回転以下厳守で67km/hで走ってきたが、神奈川あたりから走行距離も500㎞になってきたので、レベルアップのマイルールで6000回転、80km/hまで出していいことにした。

静岡から掛川あたりまでは、車も少なく、以上のYouTube動画のように70キロ台で走っても、追い越されも追いつきもされなかった。

ただ70キロ台でゆーっくり走ってると、途中、いつの間にか、かっ飛びクラウンが後ろについてたので、あっさりゆずる。

インドのめちゃくちゃな運転をさんざん経験し、自分自身もインドでめちゃくちゃな運転をしてきた自分にとって、「安全運転」というキレイゴトだけでコトが進むわけじゃない。

なので空気を読んで、速い車が来たらすぐに譲れば、あおり運転も激減すると思うのだが。

そして気が付けば、浜松市の標識が。あっけないぐらいに到着したという感じ。インドでは考えられないペースだった。浜松まではバイパスが連続して信号もとても少ないので、本当に快適だった

1時3分ごろ、浜松中心部に到着。

銀座から6時間10分、267㎞。出発から349㎞。

インドツーリングと比べて

考えてみたら、今回のような本格的なツーリングはインド以来だった。
いざ念願のVストローム250を買ったのに、気分が滅入ったりでそれどころではなかったりした。

そして2か月以上たって、ついに初ツーリングの流れとなった。

インドの話ばかりになって恐縮だが、ハイウェイに牛が横切ったりすることもない。当たり前だけど
インドではしょっちゅう勝手に止まって写真など撮ったりしたが、そのせいで全然進めなかった。
しかし日本だと国道バイパスのようなところに勝手に止まると駐停車違反になるどころか明らかに危険なので、そのおかげで走りに集中することができた

中田島砂丘でキャンプ

夜中の1時半ごろ、中田島砂丘到着

6年前、GSR250を買った帰りにここで野宿したのだが、

GSR250 お持ち帰りツーリング 大阪>熊谷 655km
(西成の続きより)宿に戻り、預けた荷物を引き取って、新今宮から、京橋のりかえ四条畷。今回の最大の目的、契約したGSR250を引き取りに行くためである四条畷は西成や宝塚とも違い、ごく普通の平均的な駅前だった。駅前のスーパーも、宝塚のように阪急...

今回も野宿する。と言っても寒いのでテントを張る。

Ponga T201という折り畳み傘のようなテントだが、これが思いのほか簡単に貼れる

ただ、構造が複雑な分だけ、荒天時などのハードな使用には向かないだろう。5000円ぐらいで安く買えたとあって、20回ぐらい使えれば御の字と言ったところか。

夜空が見えるので雨の心配は全くないが、夜露がひどく、風もあるのでテントならそれをしのげるので体感気温が上がる。

夜中の2時なのに花火の音が聞こえて不愉快だった。でも寝てしまう。

走行 359㎞