バイクで謎のエンスト。そうなると、通勤途中に遅刻するし、ツーリング先だと目も当てられないコワいトラブルです。
今年、私はジクサーでインドを一周したわけですが、原因不明の電気系統のトラブルにあったものの、意外な解決方法が見つかったので、お役に立てればと思います
途中で原因不明のエンスト。その症状は
インドの首都デリー。
中古バイク、ジクサーを買って、それまでは普通に走っていたのだが、
夜になってヘッドライトをつけると、タコメーターのバーグラフの部分ががでなくなるという異常表示になった。(日本だと常時点灯方式だが、インドなのでヘッドライトスイッチがついている)
そういえば、エンジンオフにすると、時計の表示がおかしかったりと、妙なことはあった。
特にしばらくして、MGロードインターを降りると、ガボガボいってエンスト。
しかしライトスイッチを消してキックスタートでかけると、問題なくかかる。(インドのジクサーはキックスターターがついている)
しかしヘッドライトをつけたとたん、ダメになる。納車の時にバッテリーを新品で買ってとりつけたばかりなのにかかわらず。
自分の経験上、すぐにステータコイルがダメになったな、とその時は思った。つまり十分な発電がされていないため、バッテリーの電気までも消耗しきってしまった。旅先のペルーでもそうなった。
タコメーターが異常点灯して消えたのは謎だったのでどうしようかと思ったが、話は早い。そもそも、ステータコイルは、場合によっては3万キロぐらいでダメになったりする消耗品らしい。
セルはかからず、メーター内の時計時刻もリセット。最初のほうは、ライトスイッチを入れなければ走れるが、夜の無灯火で違反になる。でもここはインドだから道の隅でゆっくり走ることに。危険なので戻り、バイク屋に持ってくのは明日にする。
さらに走ると、エンジンが!
翌日出直し、その後、10㎞ほど走ると、今度はミスファイヤー多発で、ガボガボ言いながらガス欠のように走る。つまりスパークプラグの電力までも低下しているので、不完全燃焼を起こしている。
その際大量の白煙が出てる。といってもしっかりエンジンも修理したうえでのことで、どうにもならない。後日エンジンをオーバーホールする必要がある
そう思いながら、必死になってスズキのディーラー「RDB Suzuki」へ向かう
さらに走ると、ついに放電してきたのか、キックもかかりずらい。
途中、電源をオフにすると、電圧が回復するのでしばらくは走れる。まるでガス欠みたいだ。
なおインドは急な車線変更、逆走、割り込み、なんでもありのめちゃくちゃ運転。
だけど、そのおかげか、ジクサーのエンジンが止まっても、違和感がないのだ。実際同じように押して歩くバイクを時折見かけた。仲間である
時折押して歩きながら、何とかあえぎあえぎ走り、スズキのディーラー・RDBに到着
そして意外な原因
電気系が明らかにおかしいので、ステーターコイルを交換できないかというものの、
メカニックがチェックすると、
なんのことはない、バッテリーが死んでいるだけのことだ
ヒューズも切れてるらしいが、真実は不明
実際、メカニックは空ぶかしした時にテスターで電圧をチェックしていた。エンジンの回転を上げて、電圧も上がれば、ステータコイルも作動してる証拠。その時は白煙は出てなかった。
というのも、バッテリーは納車の時に新品で買ったばかりなので、まさかバッテリーが何日かですぐにパーになるなんて、その時はまったく思いもよらなかったのだ。
そのバッテリーはAmaronという緑色のバッテリーでインドではかなりのメジャーなシェアを誇る。もちろんAmazonではない。
バッテリーのワランティカードは?といわれたので、持ってくるの忘れたといったが、
お金がかかるかと思いきや、タダでいいようなので、謝辞を伝えて帰りました。
MFバッテリーの突然死に注意
ユアサのような一流バッテリーならいざ知らず、MFタイプのバッテリーは、個体によっては今回のように新品で買っても何日かでいきなりダメになることが多い。
そのためアマロンのバッテリーは、1年の保証が付いていた。
なので、
アマロンならぬアマゾンでバッテリーや充電器をチェックするなら
もご覧ください。