日本出発!ケープタウンへ!球を手玉に取った非常に貴重な空撮画像を紹介します!
なぜなら三大洋(太平洋、インド洋、大西洋)を日本からのフライトで全部見ることができれるのは、ケープタウンなど限られております。
ワクワクドキドキのアフリカの二輪旅の冒険を、世界につたえたい!そして驚かせたい!
作るからには最高にしたい!そんな熱い思いでアフリカ篇を来年7月まで力いっぱい作ってきますので、ぜひお楽しみに!
というか私にとっても今回楽しみなのです。
なぜかというと、たびいちドットコムならいままでやってきた旧ブログやHPとちがって、アフリカで撮った写真も大量に載せられるし、現在では当サイトの読者の方々もかなり増えている状況なので、これでもっと読者が増えれば記事書きのモチベーションが超MAXにスーパーアゲアゲになるからです!
ということで
ちょうど9年前の2008年12月1日は、記念すべきアフリカへの旅立ちの日。
出発前の準備の話と、うちから空港までの話をお送りします
出発3日前にアフリカの航空券を緊急購入!
2008年11月。
その出発前は、毎日が本当に忙しかった。もちろん、今回は1年近い大きな旅という理由もあるが、
特に大変だったのが、今回わけがあって日本からアフリカ行きの航空券は、なんと出発の3日前に購入せざるをえなかった。
そのためネットで探したところ、一番安いのは大阪の代理店でしか売っておらず、行きは成田ではなく関空発となってしまった。
シンガポール航空で、関空からケープタウン(帰りはケープタウンから成田にしてもらう)
は、1年オープンで18万5000円ぐらいだったが、原油高騰の名残で燃料サーチャージ代が5万円以上とべらぼーに高かったので、総額は23万8000円かかってしまった。
ただ、長距離便の1年オープンのため、LCCとちがって値段自体は何か月か前に買っても直近でも値段は変わらなかったけど。
このころからネットバンキング振込とEチケットだったので、今はなき「てるみくらぶ」で買ったときのように航空券を発送してもらったりする手間はない。だから3日前でも買うことができたのだ。
そして、夜行バスのチケットも購入
これもネットで一番安いのを急遽購入。メールで送られてきた内容は以下のとおり
座席予約受付日:2008年11月28日
利用人数 男性:1名支払い期限:2008年11月29日18:00まで
※出発当日の予約の場合は、乗車時間前までにお支払いください。【往路】JJライナースタンダード 関東→関西(京都・大阪・難波・神戸)
往路乗車日:2008年12月1日
往路乗車地:
JR新宿駅西口 エルタワー1階三菱東京UFJ銀行前
集合時間:21:30 出発時間:21:50
男性:1名往路降車地:
近鉄難波駅周辺
到着時間:7:20
男性:1名旅行代金:3,900円×1名
合計:3,900円
いよいよ出発!アフリカの旅がスタート!
12月1日の夕方、埼玉の家を出発。
アフリカでのバイク用品や家財道具一式がつまったこの30㎏もの荷物を転がしながら、
最初に向かうのは、新宿駅。
普段乗る電車なのに、旅の出発に乗るときは、「この電車がアフリカに続いているのだ!」とおもうと気分も特別で格別なのだ。なんともいい。
そして山手線は、
「元カレよりニューカレ」
なめとんのかね (・ω・)
実は出発の7か月前まで、私はちょうど新宿で働いていたのだ。
新宿の人まみれの雑踏を歩くと、とにかくなつかしい。大都会で早足に歩く人々には情緒も何もないはずなのだが、しばし感慨にふけてしまった。
もはや通勤ではなく、旅人として歩いているのだ。
新宿から難波行の夜行バスのりばにいくと、仲間のFさんとMさんが迎えに来てくれた
そして、夜行バスは見送られて定刻に出発!
夜行バスは、安いなりのために満員の4列シートで余裕がないので、とにかくきつかった。
当然ろくに眠れず、途中のトイレ休憩のたびに起こされてしまうことに。
難波駅 到着
12月2日7時03分ごろ、定刻よりも早く難波駅のあたりに到着。右が夜行バス
埼玉の田舎と比べると、難波の朝はそんなに冷え込んではいない。大阪はどこかぬくいのである。
南海電鉄のなんば駅。
07:21、関空行きの切符を買う。890円。
難波に到着して便所掃除のおばちゃんの大阪弁を聞くだけで、もうすでに外国気分だ(笑)
2008年12月のニューススタンド。アフリカでは左下のゴルゴのように用心深く旅をせんとなあ。
これより7時30分発のラピードαがあるが、特急料金がひつようのため
自分が乗るのは7時38分発の「空港急行」。
この列車を見ると、実にレトロな気分
空港急行。河内の住宅街を過ぎると、空港島に向けて海の上を走る。
船に乗ってるような、不思議な気分でもある。
関西空港到着
8時22分、空港駅に到着。
無料急行でもなんばから44分で着いたので、東京から成田に行くことを思うと、じつに速く感じる。
空撮の画像はクリックで拡大できます
著作権:たびいちドットコム
それでは空の旅をおたのしみください。
KIX – Rinku town
2008年12月2日・11時発の関空シンガポール便(SQ617)は、スムーズに全員搭乗できたのか10分速い10時50分には出発・離陸。
いよいよシンガポール、そしてアフリカへ!
11:08 関西空港上空から見るりんくうタウン
11:09 大阪府内と生駒山
Osaka Port
11:10 大阪の港
Kobe Port Island
11:11 ポートアイランド 神戸空港
Kobe City
11:12 神戸
Akashi Bridge
11:13 明石大橋
11:13
Shikoku Shodoshima island
11:21 四国、小豆島
Sukumo: Shikoku island Western
11:38 おそらく宿毛上空。宇和海、佐多岬半島。豊予海峡 豊後水道
11:42 四国・佐多岬半島と、九州・佐賀関半島
Miyazaki City
11:52 宮崎市内。シーガイアも見える
Tanegashima island & Kagoshima
12:02 種子島上空から見た薩摩半島と大隅半島。噴煙を上げる桜島が見える
12:03 佐多岬と指宿・開聞岳
12:04
12:09
Amami island
12:30
Okinawa
12:52 沖縄本島.海中道路がみえる
Naha City
12:55 那覇上空?
Singapore (via Luzon, Philippines)
沖縄の後は、台湾から東の沖とルソン島を経由したが、雲に囲まれて何も見えなかった
17:37 ルソン島を越え、シンガポール上空に。
17:40 マラッカ海峡のタンカー
こうして、シンガポールに到着したのだった。
機内のおさらいをしてみると
機内食
離陸してしばらくして出されたのが、アラビア語で書かれたコーラ
この摩訶不思議な文字のコーラを見ると、まだ四国上空なのに、はやくもアフリカに行ってる気分になった
そして沖縄を過ぎて出てきた和食の機内食は
近年LCCしか乗ってないので、この写真を見るとやたら豪華な食事に見えてしまう。
昨日の夜からは、Mさんからいただいたおにぎりしか食べてなかったので、じつに豪華さが沁みた。
こぼれ話
機内エンターテイメントは、映画だと面白そうなのはなかったが、ゲームだとゲームボーイカラー版ができた。
昔はスーファミ版もあったけど、この時はなくなり、かわりにダイソーで売ってるようなインディーズなゲーム(ギャラガもどきとかインベーダーもどきとか)になっていた。
機内エンターテイメントに任天堂へのギャランティをかけたくないからなのかも?
やっぱり快適!チャンギ空港
シンガポールについた後は、ケープタウン行きに乗り換えるため、深夜1時30分までトランジットになる
しかし、チャンギのトランジットは、シャワールームあり、ネットあり。
左手奥にはX-BOXができるコーナーも。マンガ喫茶のように充実して快適に過ごすことができました
Laptop Accessできるところは随所にある。アメリカンな雰囲気。
この近くでは、クリスマスコンサートをやっていた。左のサンタ帽子の二人。退屈知らず。しかし外はスコールのような大雨が降っていた。
フードコートの食事。7.2SD(500円)ほどと、現地に比べると高い。
そして、乗り換え。
行きの関空>シンガポール便は、日本人やシンガポーリアンとぜんぜんアジアでした。シンガポールも萌えキャラ使ってるし。
が、
これからのケープタウン便となると、西洋人や黒人などになるので、一気に客層が変わります。急に別世界になるなと思った。心なしか心細い。
シンガポールからケープタウン
ケープタウン便の機内食 離陸してから出たのがこれ
朝食。もうすっかりヨーロピアン。
South Africa (Via Reunion,Mauritius)
シンガポール離陸から6時間40分すぎたころ、現地時間の真夜中に、島の明かりがほんのかすかにオレンジ色の点々となって闇夜に浮かぶ。
つまり、モーリシャス島と、しばらくしてレユニオン島の夜景が見えたのだ。
ここまで来たなんて感無量!
そして夜が明け、インド洋が見えた
ついに南アフリカ上空!
さすが大陸、果てしなく続く陸が見えて、広々としている。
Capetown
Atlantic Ocean! from Pacific via Indian Ocean
ケープタウン上空。太平洋、インド洋を越え、ついに大西洋までやってきた!
こうして、南ア時間の朝07:07(日本時間14:07)ごろ、ケープタウン空港に到着。
関空から27時間、15000㎞空の旅でした!