これはただの日本一周ではありません。「ビジネスツーリング」です
UberEatsで全国各都市をVストローム250のバイク便ナンバーで働きながら旅をする。
仕事の合間に観光もできる最高の旅です。
2021年、盛岡の石川啄木の新婚の家の前。
そんな日本一周でいくら稼ぎ、いくら使ったのか？
決算を発表します
まずは、2021年日本一周の決算
2022年
参考までに、第一回目の1998年
2023年
全合計
宿泊
1998年の日本一周と同じく、貧乏ツーリングなので、移動時はテント・野宿と自炊。
しかし今回はUberEats仕事するときに限り、ビジネスホテルに泊まった。予約はほとんど楽天トラベルで予約していた。テントの中からネットで予約なんて当時は考えられなかった。
そして2022年は、北海道では安く収まっているが、それは親族の家に長くお世話になったため。さもなければもっとかかってました
2023年は実質的な宿泊料は0円！無料のキャンプ場から仕事に通えたのがありがたかったが、2023年は一度も屋根の下で寝てないので、けっこう大変でつらかった。
今回の日本一周旅のキャンプ用品などのもちものや装備品についてはこちら
飲食
バイクの移動や配達があるため酒もごくたまにしか飲まず、グルメじゃないのでレストランにもあまり入らず、今回も同じくいつも自炊。1998年と変わらぬ大貧乏ツーリングだ
1998年と同じく1袋90～100円のミートソースと、500g100円または1㎏198円のトルコ製パスタに、埼玉県民なのでそこらへんの草（たんぽぽやよもぎ）を入れたスパゲティという激安自炊と、半額弁当。たまに気仙沼の寿司や香川のうどん、宮崎のチキン南蛮、そして北海道など現地のグルメも楽しんだ。
おかげで2021年は1か月当たりの食費が18480円という驚異的な低コストになった。私は人並み以上に食べるのでこれで少食な人なら15000円で収まると思う。
あと気づいたのが、食文化でも韓流ものがスーパーで普通に売られるようになり、気が付けば値引き品のキンパやハットグなど買ってたこと。日韓の大衆文化交流が皆無だった1998年当時の日本一周では考えられなかった。
走行
日本一周の行程を24800キロ走って、ガソリン代は144000円。
2021年はリッター145～164円。10月以降になると160円前後と高くなった。
2022年は154～177円 東九州や知床が170円台と高く、鶴ヶ島や四日市、仙台が一番安かった。
2023年は151～161円と割と安定してた（政府の補助金のため？）
Vストローム250の燃費は移動時は28～29Km/Lで、配達も混じると25～26前後。純粋な配達時は22～23になる。速度に応じて悪くなるので、三陸道だと23km/L、北海道も24～29と燃費が悪くなる。なお23年前の日本一周は125㏄バイクなので燃費は40キロぐらいだった。
250㏄なので高速にも乗れるが、ぼったくりでとても高いので高速はいっさい使わなかった。三陸道などの無料区間の高速・自動車専用道路と、一部有料バイパスを利用したのみ。
今回ビックリしたのは、ホテル代を除いた場合、2021年の1日当たりの出費が、1998年の125㏄日本一周とあまりコストが変わらないどころか安いことに気づいた。
250㏄バイクなので燃費も悪く、これだけガソリンや食料などの諸物価があがってるにもかかわらず。
とはいえ、よく考えたら安い理由は、1日当たりの走行距離が98年よりもとても少なかったからでした。
そして・・・赤字か黒字か
2021年
UberEats収入が256302円に対し、出費が166903円。90599円の黒字。
「働かざる者、ホテルに泊まるべからず」が我が旅のルールなので、おかげで出費も押さえることができてトータルで黒字になった。最初の仙台で稼げたのが大きい。
茨城編はドラゴンフライポンプの買い足し（5170円）で赤字になったものの、みちのく編ではキャンプ場に泊まりながら働いたので、かなりの増収になった。
旅をしながら稼ぐことができるなんて、すばらしい。
2022年
UberEats収入が103760円に対し、出費が160254円。-56494円で赤字。
今回は鹿児島から北海道の旅をメインにしたため、距離がかさんで赤字。去年に比べコロナ需要もなくなったのか、時給も悪くなった。
2023年
UberEats収入が55489円に対し、出費が50381円。5108円で黒字！
21～23年の総合計 175日間
UberEats収入が415551円に対し、出費が376338円。39213円で黒字！
