半年住んでいたシドニーから、ライバルシティ・メルボルンに来ると、思いがけない出会いがありました
4/09 Enter to Victoria
天気:快晴
6:10起床。シャワーも入れてけっこうよくねむれたが、また寒い朝だ。8.9℃。起きるのも一苦労。
7時半ごろ出発、Waggawaggaの街をまわる。駅前はどこか日本と似てる。百円ショップならぬ2ドルショップ。この街やキャンベラは、緯度で言うと東京と同じ35度。とはいっても日本のような景色ではない。このあたりは降水量が少なく、植生がちがうからだろう
8:10にWaggaを出発、18㎞。8:51、102㎞。たった41分で84㎞。ちゅうことは1時間で122㎞も進んだのだ。我ながらぶっ飛ばしまくってる。
9:33 Albury、161㎞。ここで休憩。ライオンズクラブがフリーのTeaとお菓子を出してくれて非常にうれしい。
AlburyからN31フリーウェイ(Hume Hwy)になり、N31には速度測定器があって、メーター読み106km/hで100と表示された。ほかの車は92、108だったり。117まで測れるようだ
12:50 Euroa 327㎞。ここからN31を外れて田舎道を走り、16:30 Echuca 453km。メルボルンから200km北のビクトリア州最北の町エチューカは、歴史のある街。エチューカで観光しようとしたのだが、ここでチェーンが外れてしまった。
思えばエンジンあたりから異音がして、カムチェーンの音かと思ってたが普通に走る。その後チェーンが外れたので異音はそれが原因だった。とくにきのうは1日でチェーンがのびたし。
ここでは満足な部品は手に入りそうもないので、時限爆弾のような不安をいだきつつ、それからはゆっくり90km/hの一定巡行で何とかだましだまし走りながら、まずは急きょメルボルンへ向かった。メルボルンが近づくにつれ、制限速度が100、80、60と変わっていく
メルボルンでは、郊外の住宅街の近くの茂みで野宿した。23時ごろ寝る。日本では考えられないが、1日で700㎞以上走ったのだ。
時計回りに:メルボルンで野宿した場所。メルボルンの駅の夜景。ムンバイの駅に似てる気が。日本の友好都市
朝 自作ツナQサンド(キューリ1本1.98 パン6ケ0.98 Reduce Salt)Pepsi 1.25L 0.98
昼
夜 自作ツナQサンド
宿 Melbourne 新興住宅地道路わき高台 テント
走行 731km
4/10 Melbourne とてもいい出会いのメルボルン
天気:晴れ時々曇り
6:45起床。8.0℃。
9時ごろ、メルボルンのCity(中心部)でバイクを止めると、おっちゃんらとたくさんのオートバイとともに屋外カフェに集まっていた。メルボルンは自動車やバイク文化の盛んなところ。彼らもユリシーズと言うツーリングクラブの一員だった。
「なにやら日本から旅をしている若いのが来たぞ」ということで、みなさんにはとてもよくしてもらった。
たまり場にしているカフェは、中国人が経営しているもので、音楽関係に勤める方からにおごって上げよう、といわれて、メニューをみるとなんとかつ丼があったので、遠慮なくいただく。
出てきたカツどんはとてもうまくて、ひさしぶりの日本食ははらわたに染みわたるほどだった。シイタケの変わりにマッシュルームだったのがオージーチャイニーズ風か。お礼に使わないゴーグルをあげた。
そこから向かい斜めのバイク店で、チェンーを交換してほしいと言ったが、忙しいと言われて断られた時に、店員が「あなたは日本人か?」と言われ、そうだと答えると、彼は日本で生活していた事があったという。
それなら仕事が終ったらうちに来て治してあげる。と言われて、またもラッキー!
彼はアダムといって、日本滞在中はもてぎなどでレースによく参戦していた。とてもおもしろかった。
14時、メルボルン近郊のアダムの家に着いた。そして交換開始。前後スプロケとチェーンを交換してもらう。アダムの店で買った日本の高級XWシールチェーンは242.50ドルと2万円位したが、650㏄シングルはパワーと強大なトルクがかかるので高級シールチェーンじゃないとすぐに寿命がきそう。
アダムはサンダーで削ってチェーンのコマを落とし、シドニーで買ったスプロケと併せて新品に交換。フロントスプロケがいばらのようにびっくりするぐらいすり減ってた。
この時点でFreewindは59000㎞走ってるが、おそらく一度も交換してないのでは?こりゃあチェーンが外れるわけだ。
夕方ごろ修理が終わり、その礼として家近くにあるアジア料理店で彼におごる。ここでも中国人か台湾人かが働いている。シドニーのジャパレス(日本料理店)はたいていワーホリの日本人が働いているのだが、メルボルンの場合はワーホリが少ないのでその代わりにいかにも日本食の店なのに中国人などが働いていたりする、なんちゃってジャパレスが多いと思う。
タイの焼きそば(パッタイ)と日本の焼きそばを注文。日本の焼きそばのほうはタイのとおなじ中華麺だったが、ちゃんと焼きそばの味がした。かにかまとか入ってうまかった。カリフラワーが入ってるのがメルボルン流か。お昼のかつ丼も、ひさしぶりに食す日本食に感激した。
夜はアダムの実家に招かれて、突然の珍客なのに迎えられて、しかも家の中はとても恐縮してしまうほどきれいで、夢と現実が錯誤するほどだった
ユリシーズの人たちといい、そしてアダムといい、メルボルンはとてもいい思い出だった
時計回りに:ボトルショップで酒を買う 翌朝の朝食 オースはほかの欧米と比べて日本文化も入り込んでる アジアンなレストランが作るやきそば
朝 ハーゼルナッツ
昼 かつ丼5.80
夜 焼きそば9.00 パッタイ9.00
宿 Melbourne Adam’s Home
走行 94km