8000円でGoProのようなアクションカメラを買いたい方!これは買いです!
「ムソンのMC2って、使ってみていったいどうなの?」
そんな「庶民向けのGoPro」を使ってみた感想(テスト動画あり)を述べていきます
Muson MC2 Pro1を導入した理由
オートバイ走行中に動画を撮りたい。
しかし、手持ちのスマホのArrows M03は、動画に手振れ補正機能がないため、動きながら撮ると吐き気がしてロクに使い物にならないことが判明。
昨年中古で買った一眼レフのペンタックスK30だと、動画&手振れ機能はあれど、当然手を放さないといけないし、重さがあるし、そして動画を撮ると、ものすごく電池を食う。
餅は餅屋。動画とるなら動画専門に特化したものがふさわしい、ということです。
※バイクのヘルメットやタンクバッグの取り付け方はこちらに記載しました
最終的にムソンを選んだ理由
まず、アクションカメラは、幅広い値段に驚かされる。
Goproのような最上機種もあれば、なんと3000円代で買えるのもある。しかしあまりに安すぎても良くないのは明白。
人様に見せる動画を撮るなら、手振れ補正機能はマスト。絶対必要。もちろん値段に比例するほど質が良くなるけど、ほどほどの価格で評判がいい機種も割と売っていた。
そこで2つの最終候補が、8180円の「ムソン」と「Victure 4K」の2機種。値段はVicture 4Kがわずかに安い。
どちらかを買おうか迷ったが、ムソンならドラレコにもなるというし、そしてYoutubeで動画を見比べたところ、Victure 4Kは、処理落ちして一時ぼやけて画素が荒く映ってることが判明。
ムソンはバッテリーが1200MAHあるのもいいし、よい評判も多く、よってムソンの勝利!
ということで、アマゾンでポチッたわけです
Muson購入 開封の儀 まるでチョコレート?
10月24日にアマゾン注文して、翌日25日にクロネコヤマトで届きました。余談だがヤマトのウェブ会員なら、お届け時間指定もできて便利。
開封。わざわざ専用ケースに入っている
そして中はというと・・・
一言で言えば、おいしそう。
一つ一つがお菓子の包装をされてるので、まるでフルタの御徳用チョコレート詰め合せみたいで一瞬食べようかと思いました(笑)
そして付属品を全部取り出すと・・
もう、わけわかりません!
付属品が常識を覆すぐらいに多い。が、個別の名称は、もちろんそれぞれ説明書に書いてあるので、心配しないでください。
付属品がいたれりつくせり
リモコンには予備電池、そして予備バッテリーのみならず、充電ホルダーまである。ムソンの本気度が伺えます。
アタッチメントがチョコだとしたら、予備バッテリーはキャラメルといったとこです。
バッテリーの充電方法
アンドロイドスマホ用のケーブルで本体、または充電ホルダーにさせばOKなので便利。
ケーブルが2本あれば本体と充電ホルダーのとふたつ同時にバッテリー充電可能。
マイクロSDカードについて
なお、マイクロSDカードは付属してないので、各自で用意ください
マイクロSDの種類は「16~32GBが推奨。class10以上(読込80MB/s以上)ちゃんとしたブランド品」をお使いください
動画解像度が1080/30FPSしか選択できない場合、それはSDカードの問題です。メモリーカードの書き込み速度が遅いと選択範囲が変わります。クラス10のマクロカードに変更してください
具体的に言えば、怪しい無名のブランドではなく、下記のようなちゃんとしたブランドのSDカードを買わないとダメです!
いまやブランド品でも、32GBのClass10がたった1000円程度で買えますしね。昔からするとすごい時代です。
欠品か?と思ったら
たとえば、私の場合「マウント7」という部品が見つからず、「あれ、この中にマウント7がない。もしかしたら欠品か?」ということがありました。
しかし、説明書を見たら、ちゃんとマウント7がマウント3と一緒に合体してついてました。
なので、
「欠品か?」と思ったら、その前に説明書をよくしっかり見て、ちゃんと確認しましょう。
最初の試練!防水ケースの開け方がわからない
最初は本体は防水ケースの中に入ってますが、電池やSDカードの交換などで、必ず防水ケースから出す必要があります
が、これがとてもつもなく開けづらい!
しかもなぜか開け方が説明書に書いてないのです
最初、背面の側から開けるのかと思い、格闘したもののらちが開かず、ドライバーでこじ開けようも、カバーも開かず。
調べてみたら、この動画を見れば一目瞭然です
答えはズバリ、カメラ本体手前の側を上に引っ張るようにします。あれだけ開けにくかったのに、言われなきゃそんなのわかるわけないっしょ。
ただ、動画のようにやってみても、それでも開けにくく、なんだかんだで防水ボックスに無駄に格闘して傷をつけてしまいました・・・・
アタッチメントの設置方法
文字もなく、笑っちゃうぐらいシンプルすぎて、もはやパズル感覚です
もはやこれは「キミの感覚に合わせろ!」というお告げのほかありません。
なぜなら取り付け方やアタッチメントの組み合わせにはたくさんの方法があるし、ハンドルやヘルメットの形もちがうので、日本の説明書みたく、いちいちぐだぐだ説明したらキリがない。
なので取り付け方なんて、自分自身で創り出すのです。
私はフルフェイスのヘルメットの上に取り付けましたが、その方法はまた次回に・・
超便利!カメラをスマホで操作しよう
このカメラの機能のかなめと言える、WiFi設定。
これも説明書の通りにやればできるので、簡単にまとめると
1、あなたのスマホを用意。(アンドロイドかiOS)
なお、説明書には「アンドロイドのOSは7.0以上」となってますが、OS6.0のアローズM03でも問題ないです。
2、専用アプリ「Live DV」をインストール。
「Live DV」のインストールの仕方は、GooglePlay等で「Live DV」で検索するか、説明書にあるQRコードを読ませる。
カメラの右側の上のボタンを2回ダブルプッシュすれば、WiFiマークが出てWiFiを発するようになるので、あとはWiFiを受信するとき同じく、スマホで受信すればOK。SSIDとパスワードは説明書に書いてあるし、WiFi起動中に画面に自動的に出てきます
これでスマホにカメラからのビューが逐一映し出され、リモート操作ができます(左はバッテリーと充電器)
カメラからのWiFi発信と解除方法
カメラの右側の上のボタンを2回ダブルプッシュしてください。
これで発信と解除ができます
リモコンとスマホWiFi操作、どっちが便利?
ムソンには、ご丁寧にリモコンと予備コイン電池まで入ってますが、
シンプルに動画撮影と停止をしたいのならリモコンが便利です。特に防水ケースに入れるとボタンが固くなるので。
ただ、ヘルメットの上に取り付けてると、一切動作が見れないので、録画したのに、実際は録画されてなかったという悲劇もあります
まあ、ヘルメットの上なら、サルのように手をのばして、直接、シャッターボタンを押せばリモコンいらずですが、それでも不確実なので、カメラが見れない位置の場合は、スマホで操作をするのが一番確実。
しかし、WiFi操作の場合だと、カメラを起動するたびに本体右側上のボタンを二回押してWiFiを起動させ、スマホ側もWiFiを受信できるようにしないといけないのが少し面倒。
気になるバッテリーの持ちは?
バッテリーの持ちは、意外と短いです。
小さなアクションカメラで、ハンディカム並みの高画質動画を撮るのだからしょうがないのですが、
正味合計15分ぐらい動画を撮ったら、電池の残りがあっというまに1になりました
だからわざわざ予備バッテリー&充電ホルダーがついてるのですね。
バッテリーの入った本体ごと1時間充電するとフル残量表示になり、2時間ぐらいで充電が終わる(赤ランプが消える)ような気がします
動画だけでなく写真も撮れる?
もちろん動画だけでなく静止画としてデジカメのように写真を撮れますが、静止画は不得意です。
なぜなら撮った画像は、特性上魚眼レンズのように歪んでしまうので、デジカメとして使うのはおすすめしません。
メモ程度に残すならいいですけどね。
レンズの保護はどうする?
困ったことに、レンズが半球状に出っ張っていた。すなわち出っ張ってる分だけレンズにキズが付きやすいわけです。
付属の防水ケースに入れてしまえば、本体丸ごと保護できますが、密閉されてるため音声が拾えない。
そこで、アクションカメラ向けの保護レンズを探したところ、実にいろんなところから安く売っていて、そのうちのひとつは
この↑Lovoskiなら「MC2にぴったりフィット」というレビューがあったので、さっそく買ってみたのですが
追記:レンズフィルターを買ったら失敗!
10月26日に注文して、11月8日に広東省からはるばる届きました
実際はぴったりフィットどころか、全然フィットしませんでした。ああ激安中華。
やすりで削るぐらいじゃ埒があかないので、内側をカッターで削り、紙やすりで研いだら、なんとかはまったものの・・
しばらくすると、フィルターが自然と外れてしまいます。屋外だとシャレになりません。
かといって接着剤でくっつけると、防水ケースに入れられないし、内側に砂埃がくっついたりするとなると、その都度外さなくてはなりません。
もっと削って、両面テープを内側に貼るか、レンズキャップ代わりに考えたほうがいいかもしれません。
カッターでは形の都合削りにくく、ケガしやすいので、加工はおすすめはできないです。
MUSON MC2 Pro1 test movie テストムービー
それでは、お待ちかねのテストムービーです。
1080P 60FPS でヘルメットの上に取り付けて撮影しました
まとめ
まずは、アクションカメラとなると全然勝手が違うので、説明書は必ず読みましょう。
日本みたいに分厚くこまかく書いてないので、あっさりすぐに読めます。大事なことがいろいろ書いてあります。(ただ、カバーの開け方等、大事なところも抜けてるけど)
こうして、時代の流れに乗って、晴れてアクションカメラデビューしましたが、
8180円という価格の割に付属品が至れり尽くせりな感があって、付属品を大盤振る舞いなんてあり得ないのではないでしょうか。
たびいちドットコム、満足です!