ケニアに戻る「サイバーパンクで多い日も安心」キスム・ナイバシャ

東アフリカ
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ウガンダから、ケニアの国境に戻ってきました。

行きの時はトロロ側の国境だったが、今回は南のビクトリア湖に近い国境・ブシアにやってきた。

食事もホテルも国境の町で

19:15から20:20まで、ウガンダからケニアの出入国手続き。ケニア入国はビザ代50ドルだが、期間内の再入国なのでビザ代は不要だった。

国境近くの宿は、値段の割には中々の宿だが、

停電のため部屋も廊下も真っ暗。ホットシャワーも出ず、ヘッドライトのみ。みじめ。

学校訪問のイベントを終えて、旅の疲れが一気にでてきたのか、弱音ばかりになってしまう

きょうは1時、3時、5時、そして8時の大雨のたびに、合羽を着たり脱いだりなのでめんどくさかった。もういやだ。そしてヘッドライトのハロゲンライトが全部切れて、明日からは夜間走行不能。もう辛い。この時も、日本に帰りたいと思った。

ただ室温は27℃なので、水シャワーでもそんなにつらくはなかった。

そのあと夕食。Chips with Kachumbari 72円 ソーセージ(15Ksh=21円)を3本 チャイ21円

ヘッドランプですばやく用事を済ませ、23時40分ごろ寝る

14日の走行 244㎞

 

3月15日

6時40分起床。部屋は暗いが外は明るい。室温25℃。

ケニア国境で迎える朝。朝食はカンパラのアリランで買ったチョコパン2こと昨夜のソーセージの残り。

ケニアに戻ると、英語のほかにスワヒリ語が目につく。

ウガンダは主要言語が英語なので、ウガンダでもスワヒリ語はあったけど、あまり目にしなかった。

国境では両国の通貨がつかえる。どっちかの国かは忘れたが、有料トイレだと USH払いだと200(11円)でKSH払いは10(14円)だった。

 

ヘッドライトのハロゲンが切れているので、きょうは明るいうちに宿に泊まりたい。

e-strom用のハロゲンはもしかしたら途中の町でも手に入るかもしれないが、小さな町だと在庫がない場合も多いだろうから、ナイロビまで戻れば確実に入手できそうなので、そこで買うことにする。

 

8:55 セガの町の学校。33㎞走行。標高1200m さすがに任天堂はないか。

セガの次は、むほほな村。むほほ。

むほほなおかげで、弱気な昨夜とちがって、元気が出てきたぞ

 

サイバーカフェと昔ながらの牛飼い。

前世紀から見ると、サイバーパンクな世界である。

ふたたびビクトリア湖が見えてきた。キスムの町も近い。

11:20 ビクトリア湖の港湾都市・キスム到着。123㎞ 標高1125m。

キスムのスーパーには、斧や、炭火のアイロンというのも現役で見かける。

ケニア西部の都市キスムでは、キスム族が多いためか背の高い人が多い。民族の違いだろう。
ウガンダでは背の低い人のほうが多かった。

そしてマサイ族を見かける。トルコ人のような服を着た元マサイ族のおっさんもいた。

そういえばウガンダからケニアに戻ったとき、より人々が馴れ馴れしくなったと思った。ウガンダの方がやっぱりおとなしかった。

 

近郊にはショッピングモール。ケニアらしく、ロール状に巻かれた有刺鉄線と、ソーラーパネルが売られていた。

 

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「多い日も安心」な建物

キスムを出発して、ナイロビへ向かう。

前回は「今度産む」が建物に描かれていたが、

ここでは「生理の味方」がデカデカと描かれている

しかし。ここでは店舗兼自宅なパターンが多いだろうから、そこに住む人、とくに思春期真っただなかの中二の娘がいたら、こうして自分の家に盛大にナプキンが描かれててるとなれば、もっと恥ずかしいのでは?と思ってしまう。

 

夜も安心でなかった現実

ビクトリア湖沿いには、日本のようななだらかな水田風景。

15:45 ケリチョー 219㎞ 標高1940m

ケリチョーゴールドと言われるぐらいの茶の産地。標高が高くなり、茶畑が並ぶ

17:11 難民キャンプの分岐点 280㎞ 標高2440m

18:40 ナクル 333㎞ 1800m

19:56 キコペイ 371㎞ 1840m

夜になってしまった。ハロゲンライトはやっぱりつかない。かといって見合うハロゲンランプはキスムでは売ってなかった。次の町までまだある。

しょうがないので、ヘルメットの上から単三電池のLEDヘッドライトを点灯させ、ポジションランプと右ウインカーを点滅させながら、30キロ以下でひたすらゆっくり走る。日本だと違反だけど、ケニアなら自転車並みのスピードで走ればいいだけのこと。

20:51 402㎞ 標高1830mのナイバシャの町にたどり着き、団地のようなホテルを見つけて一息。500KSH、715円とリーズナブルでありがたい。

夜になると愛の宿のようなカラフルさになる

その後近くの食堂で夕食。

チョマ(焼肉)ウガリ 200円 ファンタオレンジ300ml 43円 特大マンゴ 26円

まな板の上に骨付き肉。まるでイヌのエサ、じゃなかった、まかない食のような野趣

走行 409㎞

3月16日

6:58起床。室温25度。朝食はマンゴ。 ホテルから見たナイバシャの町

8:10出発

10:50、97㎞ やっとナイロビ、そしてニューケニアロッジに戻ってきた。今回も窓なしのご隠居部屋が空いていたので泊まる

西の端から戻ってきたので、微妙に時差がある。もう14時過ぎかと思ってたら、まだ12:54だった。

昼食は、NKL近くのカフェで、チャイ、ビスケット、チョコバー。

夕食は、ocean fish curry  257円

走行 99㎞