カンボジア国境の町・ココンの情報2 現地通貨払いとココン脱出失敗

カンボジア・ラオス
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タイ国境に近いココンの町は、何キロか離れたところにビーチがあれど、街自体は天秤おばさんのロータリーぐらいしかないです。

カンボジアに入国したので、まずはカンボジアの通貨の話をします

カンボジアはドル払いとリエル払い、どっちがいいか?

カンボジアの通貨はアメリカ同様、米ドルと言ってもいいぐらい。もちろん現地通貨リエルもある。現金派の旅行者は、ドルを用意しましょう。

ドル表記の店でもリエルは使えるし、逆にリエル表記でもドル払いできる(ただし100ドル札のような高額紙幣は個人商店などでは受け取ってもらえない)

カンボジアでは1ドル=4000リエルの等価として扱う。1ドル以下のお釣りはセントではなくリエルのお札で返ってくる。

米ドルが通貨となっているエクアドルやパナマなどは、セント以下のコインはその国独自のコインで返ってくるが、この国はコインがないので、最小単位の100リエルから5万リエルまですべてお札。

しかし実際の相場はわずかに変動しているようで、ココンの街中の両替所ではリエルは1ドル4040のため、100ドル札で両替して、404000リエルに交換してくれた。まるでクレカのポイントのように1%得をする。

 

ただし、値段がドル表示の店でもリエル払いができるので、短期ならリエルを余らせても無駄なので、ドルオンリーのほうがいいが、3週間ぐらいいるとリエルは充分使いきれるし、こまごまとしたものならリエルがとても便利なので、無駄はないです。

タイバーツも払える店の場合

ココンの商店に行くと、タイに近い為、タイのお菓子などが売られており、タイの約2割増しの値段。ミャンマータチレクに似ている。 その店ではタイバーツ、リエル、ドル3方で支払いができ、バーツ払いだと6Bで、リエルだと800のようで、リエル払いのほうが得をします。

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5月1日

9時起床。29度
一晩中アースノーマットを稼働してみたが、蚊に刺されることはなかった。
しかし朝からまた騒ぎ声がうるさい。きのうはニワトリがうるさかったが、今日は人間がうるさい。

そんなココンにはもう用はないので、シアヌークビルに行こうかということで、昼2時のバスがあるというので、正午にチェックアウト、いつもの天秤ロータリーすぐの食堂で、バーイサッチュルーク。

食後、とあるバスチケットのブースに行く。きのうもここでシアヌークビルのバスのスケジュールを確認をしたのだが、「2時発のチケットは?」と聞くと、「ここではなく、そのままバスステーションに行って買え」と言われた。

言われるとおりにバイクタクシーを拾い、1ドル(4000R)でバスターミナルへ。わりにくい場所にあった

バスは2台止まっていたが、そのうちの一台を見ると、シアヌークビルはここだという。しかし、チケットを見ると、プノンペン行きらしい。

不審に思い、「本当にシアヌークビル行きはあるのか?」と別の人に聞くと「ない」という。
かわりに、近くで止まっている乗り合いミニバンタクシーをチャーターすることになり、その場合は25ドルと高い。

シアヌークビルは昼の2時発の便があるといっていたが、嘘じゃないか!
モタサイは、天秤ロータリに戻り、そこに面した別の代理店にシアヌークビル行きがあるか尋ねくれたが、本日はないという。

モタサイは「街に戻ったんだからもう1ドル」と言われたが、もう気分がた落ちなので、どうにかプラス1000Rで許してもらう。申し訳ない。

そのかわり店に行き抗議すると、「来ないもんはしょうがねえだろ」と、おやじは謝らないどころかふてぶてしい態度。きのう今日と、ここのおやじにしっかり確認をしたのにかかわらずだ。その態度はタイではありえない。

めちゃくちゃ頭に来たけど、ここは後発発展途上国のカンボジアだし、大声でののしってバトルするのは大人げないし周囲の迷惑となるので「もういい、勝手にしろ」と言い捨てて店を出た。

結局、この日はシアヌークビルには行けず、何もないココンでもう一泊する羽目になり、そのあと別のバス会社で予約しなおす羽目になった。

カンボジアはアフリカそっくり

タイは割とシステマチックだったのに、カンボジアに来ると全然違う。そのでたらめさとずさんさと不条理さとうるささは、アフリカの旅を思い出した。

たとえばほかにもタイとちがうのは、ココンにはシステマチックなコンビニやスーパーがない。

商店に入ると、商品によっては値段の書いてあるのと書かれてないのがあって、書いてないほうは「これはなんぼか?」といちいち聞かなくてはならない。双方にとってもめんどくさい。

当然のように値段を間違えるので、お菓子など何個か買ったら、合計が3900になっていた。「あれ、これ、1個800Rじゃないの?」と聞くと、電卓を打ち直し合計は3000Rだという。

スーパーのようにレシートも出ないし、何の品をいくらで買ったかも両者わからないので、どんぶり勘定。

この店のように、品数少なければ間違えにくいのだが・・・

 

 

ココンの3軒目の宿

メインストリートにある「Koh Kong Town Guest house」に行く。おばさんに尋ねると、7ドルはファンルームで、いまは12ドルのエアコン付きの部屋しかないという。

しかしきのう値段を尋ねた際、別のスタッフがB-07号室なら7ドルでいいと言われたので、引き下がることなく交渉してもらったところ、おばさんはほかのスタッフに電話して、7ドルでOKとのこと。

B-07 号室は、トリプルルームでエアコン付き。たしかに12ドルの部屋だけど。もちろん7ドルしか払ってないので、自主的にエアコンは使わない。ファンで十分だ。

もうこんな何もない街を歩いてもしょうがないので、チェックインした後はシャワーして昼寝して部屋にこもってたまっていた記事更新に充てる。

ココンのビーチまで行ければいいが、何キロも離れている。自分の足がないとおもしろくない街。レンタルバイクやサイクルは見当たらなった(が、ココン町内にはレンタルバイクはあるらしい)

https://www.koh-kong.com/motorbike-car-rental/

夕方、夕立になり雨が本降りになってきた。わりと静かな部屋なのでよかった。

記事書きしながらテレビをつけてタイの番組を流しているので、18時1分、テレビからタイ国歌が流れてきた。だけどここはもうカンボジア。

夕立が止んだので、19時半ごろいつもの食堂へ夕食。いつものカレーヌードルを注文すると、若い店員だったので、カレー味ではないふつうのヌードルスープが出てきた。注文を間違えている。ああああ・・・
でも「これじゃないよ」と注文しなおすのもめんどうなので、そのままいただく。しかもまあまあおいしかったのでヨシとしよう。

露店で肉まんを買う。小さめなのに、2500と高い。うずらの玉子が入ってて、ベトナムで食べたのと同じスタイル。

部屋に戻り、明日こそはバスに乗るので、周囲のエチケットとしてくさくさTシャツや汚れたタンパンなどを洗濯。カンボに来るとバケツもハンガーも吊るすところもないので洗濯に苦労する。まあファンの風に当てれば翌朝になれば何とか乾いてるだろう。

1時半ごろ寝る

朝 コーラマシュマロ(40粒入り)800
昼 バーイサッチュルーク5000 タイ製ウェハース800 ヨーグルト1400 チョコアイスバー2500 節分豆1000
夜 カンボジア式ヌードル 5000 ベトナム風肉まん2500 ウェハース800
宿 Koh Kong Town Guest house B-07 7ドル

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