東京を超えた東京が、タイの田舎にあった!学校の文化祭のようなおふざけを、そのままビジネスにしてしまった!
だってここはタイなんです。
ということで、前回のアソーク東京フロアよりも、コラートの東京フロアは、はちゃめちゃぶりがさらにパワーアップ!
神をも恐れぬコンプライアンス無視上等!
そんなお笑い系珍名所ともいえるコラート(ナコーンラーチャシーマ)ターミナル21の東京フロア。
これまで東京にいた人間として、しっかり東京じこみのツッコミを入れさせてもらいます。
さあ、行きましょう! 夢じゃなく、本当に海外へ!
東京フロア到着
グランドフロアからは、特大エレベーターで一気に3Fの東京フロアへ。
そこにいるのは、八千ハム・・・ではなく、ハチ公です
弘前ねぷた これは割といい感じ
おばけちょうちん こええっちゅうの
ねこ にゃーにゃー
裸でだき合う男たち。おしりかじり虫でもセクハラにはなりません
ラーメンを売ってるのかと思いきや、売ってません。
というかこの看板、アソークのT21と同じぢゃ。
ドーナツを売ってるのかと思いきや、売ってません。でもたまごっちかわいい
この果物も買うことができません。
なのになぜ、ここまでやたらにシュールすぎるリアリティを再現してるのかが、謎。
もはや日本人の理解と常識を超えた、高度な藝術。
なお、奥のぼんぼりにはなぜか「弘樹」と書かれているが、ほかにも明宏とか麻美とか大輔とか信行とか直子とかあるので、該当する名前の人は行くべし。
代官と「信行」
江戸時代を再現。しかし・・
羽生PAの鬼平江戸処でも、ここまでのシュールさは再現できないのでは。
ちょーちんには、小学校の習字のような文言。
でも「きん」ってなに?
うれしいうれしいうれしいちょうちん。
空気を読む以心伝心の国・日本とちがって、タイではこれぐらいリピートしないとうれしさは伝わってこないのだ。
富む。富む。富む。
そして右の提灯は「ナロケソロ」実はこれ、もう一つの意味がありますが、さあ何の意味でしょう?
願い事。
そして、おかねの問題。
どうでもよくなっている願い事。これじゃ願いもかなわないぞよ。
すてき、すごい、そしてほうこ そして ばいてん「かね」
ターミナル21はそんなにお金がほしいんかい!!
東京フロアは、東京らしくスマホ売り場が多い。
ツチノコではありません
原宿 竹下通りらしい品揃え
これが東京フロアの警備員の制服。珍走団も顔負けの大日本帝国軍特攻隊式のパンクな制服です
東京フロアのトイレがスゴイ!
コラートのT21のすごいところは、トイレまでちゃんと抜かりない演出をしています
入り口は江戸屋敷というか銭湯をイメージ。
入り口には百人一首。しかし何かがおかしくない?
日本にいるとすぐ感じる違和感も、タイにいると気づきにくいのである
洗面台も味があり
それでもちゃんと和式トイレならぬ和風トイレになっているのがポイント高い。
しかもこのトイレはなんとウォシュレットを使ってるのだ!それだけの設備があるので、ほかのショッピングモールの中でも最高のトイレだと思う。思った以上にクオリティがとても高い。
なんだかんだふざけてても、やっぱりT21のクオリティの高さは、ほんとうに脱帽です。
まとめ
究極の異次元ワールド・東京フロアはどうでしたか?
もしこれが日本人が作ると、クレームだのコンプライアンスだの、人々に配慮すべきだの、ちょしゃっけんにいはんしそうだのと、リミッターがかかり、結果として中途半端なものにされてしまうだろうけど、タイにいるためほぼ自由奔放!その点ではあの「しゃかりき432」と同じかも。
だけどね、これだけふざけてるぐらいの遊び心は、日本のビジネス界も見習うべきだ!!と痛感しました