もうすぐ青森ねぶた祭!
そこで、8年前の2010年にねぶたに参加したので、その様子をしるします
ねぶたがはじまる前に、これを読んで盛り上げよう!
それでははじまり~
ねぶたブートキャンプ
O carnaval de Japão 2010
「高速道路を使うぜいたくリアルビリーの巻」
今年のテーマも、ズバリ「半分外人」です
2010年7月10日に、4か月以上にわたるインドシナの旅から帰ってきたばかりなので、まだ「外人気分」でした。
まるで帰国子女のたわ言のように気障たらしさ爆発かもしれないが、気にしないように。我は国際派貧乏人!
7月29日(前夜)
明日の朝ぐらいに自宅を出発するので現在準備に追われています。
こないだ東南アジアに4ヶ月行ったときよりも何倍も荷物が多いので(ねぶた用品やキャンプ用品とかあるため)その分すごい時間がかかり奮闘中。
7月30日
朝出発する予定だったが、11時まで寝てしまい、荷物の種類がおおいので昨日荷物の準備をしておいても今日荷積みと着替えにさらに3時間かかった。
出発が昼の3時ぐらいってのも情けない。でも寝坊したとはいえ十分な睡眠時間をとれば、安全運転につながる。だからこれでいいのだ。
高速千円で一路、秋田へ
昼過ぎの3:53出発!
羽生ICに向かう。もちろんインターに入る前にセルフで給油。タンクめいいっぱい入れてやる。
インターでは自転車並みの20km/hで進むと、ピーとETCが鳴り、競馬のスタートのようにゲートが開いた。よし!
これより秋田、青森まで高速1000円(2010年当時)です。
日本の高速道路を長距離走るのは初めての経験。緊張と興奮。
(通過時刻に関しては表のとおり)
走行距離 | 区間距離 | 通過時刻 | 区間時間 | 平均速度 | |
(自宅) | 15:53 | ||||
羽生IC | 21.4 | 21.4 | 16:42 | 0:49 | 26.2 |
佐野 | 39.9 | 18.5 | 17:11 | 0:29 | 38.3 |
宇都宮 | 84 | 44.1 | 17:45 | 0:34 | 77.8 |
上河内SA | 91 | 7 | 17:54 | 0:09 | 46.7 |
白河 | 149 | 58 | 18:50 | 0:56 | 62.1 |
郡山JCT | 198 | 49 | 19:25 | 0:35 | 84.0 |
福島 | 242 | 44 | 20:02 | 0:37 | 71.4 |
菅生 (in) | 295 | 53 | 20:43 | 0:41 | 77.6 |
菅生 (out) | 295 | 0 | 21:40 | 0:57 | 0.0 |
仙台宮城 | 308 | 13 | 21:50 | 0:21 | 37.1 |
北上金ヶ崎 | 432 | 124 | 23:37 | 1:47 | 69.5 |
北上jct | 435 | 3 | 23:50 | 0:13 | 13.8 |
錦秋湖SA | 458 | 23 | 24:10 | 0:20 | 69.0 |
合計 | 458 | 8:17 | 8:17 | 55.3 |
高速道路なのでドッカンドッカンかっ飛ばしたいところだが、ジェベルはとてもかよわく小さい200ccエンジンなので、エンジンの負担を考えてゆっくり走らざるをえない。時速80から90kmで走る。
この速度だと物足りない代わりに、下道の時とちがってスピード違反を全く気にする必要が無いので、非常に気分が楽である。信号もないし。
「つかまえるもんならつかまえてみやがれ!」と後ろから追い越していったパトカーにどなってやったさ。
しかし、東北道では覆面につかまった車を何台も見かけた。ヒステリックなほどに取締りが多い。儲け時のドル箱路線だからか。世界に比べ日本は異常。もし私がはやぶさとかに乗っていたら、自分もその一台になってたかもしれない。
栃木県で大スコール
栃木県から湿っぽい空気が続いたが、矢板あたりから雨が降り始めてきた。やむえず路肩に止まり、橋の下で合羽に着替える。
すぐそこを車が走り抜ける。
日本の高速道はほかの国に比べると、これだけくそ高い高速料金搾取しておきながら、一車線分の幅も狭いし、路肩も狭いことに気づいた。とくに登坂車線では路肩が無くなるので、緊急停止ができない。
そのかわり、「16km先に故障車あり」という電光表示板を見た。その情報の丁寧さはさすが日本だな、と思えど、動かなくなったらジャフを呼ぶしかないのだろうか。なので下道と違ってなにがなんでも故障するわけにはいかない。貧乏ライダーにとっては別の意味の緊張を強いられる。
そして那須で強烈なスコール。この那須のあたりは湿った空気が山にぶつかるのでよくスコールが降る。何年か前に那須一帯が豪雨災害に会ったのが記憶に新しい。でも高速道は下道と違ってすぐに雨宿りできる場所がなく、必死の思いでPAまでたどり着いた。
サイドバックの中にシガーソケット&コンバーターで単三電池を充電しながら走っていたので、雨にぬれて充電器が壊れないか心配だった。いくらか水がかかっていても無事作動してほっとする
ノートパソコンも充電したいのなら、この80wタイプ。電力が多いので、走行中に使いましょう。
夜になり、泉IC付近で大規模なベッドタウンが見えてきた。北埼玉以北だと、次の大都会は仙台なので、東京近郊のような風景を見るのは後にも先にもこれが唯一。あとは山や田んぼの中を東北道は走る。
北上JCTにて秋田自動車道に。東北道と違って交通量は少ない
深夜24時、錦秋湖SAに到着。東北道のSAとちがってトラックがほとんど無い。ここで泊まることにした。
このSAには温泉とキャンプ場もあると聞いたのだが、高速道路のPAからはアクセスできないため、徒歩でわたらねばならず、非常にめんどくさい。なのでキャンプ場はキャンピングカー一台だけしかとまってなかった
パーキングの近くの芝生でテントを建てたが、自分のテントはチャックがこわれてフルオープンなため、蚊やゲジゲジがわんさと入ってくるので眠れなかった。良家の御嬢様が寝たら、卒倒してそのまま永遠に眠るんじゃなかろうか。
テントの中に蚊帳を吊るしてみたが、カとゲジゲジ入り放題。まったく意味が無かった
テントの建てやすさと居住性がいいので14年間も使い続けてきたが、もはや限界。テントを買い替えないといけない。