HDDは新品を買うべき理由。それは中古で買ったら、ババをつかまされたからです
それは中古だと、どこの出どころか、どんな使われ方をされたのかもわからないものも多く、状態がかなり不鮮明であること。
自分の場合8TBのHDDを中古で買って、HDDスタンドで早速クローンを何度か試みるうちに、すぐに動かなくなりました。
そうなるとただの鉄の塊。高いお金をどぶに捨てたのと同じです!
それどころか短期間で壊れてしまうと、データのロスト的に泣きを見ます
だったら、高くても新品を買えばその分寿命が長くなるし、まずいきなり壊れないし、保証の効く間に壊れてたとしても、返品などができるから経済的に割に合うからです。
軽めのアクセスなら中古でも何とかなるかもしれないが、HDDスタンドを使ってクローンをするとヘビーな使い方になってしまいます。
それは、クローンに失敗してフリーズするたびにスタンドの電源を落とさねばならず、それはいきなりパソコンのコンセントを突然ぶち抜くのと同じぐらい危険な行為で、それを何度もやると高い確率でHDD損傷したからです
うちの場合も、このHDDスタンドをつかって
中古でかった8TBのHDDをターゲットにして、クローンに何度か失敗してそれをやって、結果的にターゲット側のHDDが損傷し始めました(crystalinfoでID05:代替処理済のセクタ数のステータスが「正常」から「注意」に、)
おそらく、中古で買ったHDDそのものに問題があったから売り手は手放したのではないか、そのためクローンができず、何度も失敗して電源オフにしてさらにドツボにはまってしまった。というのが読みです
その後中古にこりて、新品(6TB・バラクーダ)を買いなおししたが、
さっきの苦労はなんだったのかというぐらい、すんなりクローン成功。
だったら最初から新品でHDDを買えば、こんなことにはならなかったのではと、少し後悔しました。
HDDの寿命はどのくらいか?
答えは、数年といったとこでしょうか。
私は現在、PC内蔵品をのぞいて、HDD7個、SSD1個持ってますが
今稼働できるのは、HDD3個、SSD1個になっています
残りのHDD4個は、ダメになってしまい、HDDスタンドを使ってパソコンで読み取れませんでした
そのダメな3個は、2015年製や17年製で、システム的には認識されていても、アクセスしようとするとわけの分からないエラーで読み込めません
もう一つの1個は2009年製の太古の3.5吋の1TBのHDDで、これは完全に死んでいて、全くうんともすんともしない。
なので、数年といったとこでしょうか。
SSDなら衝撃にも強いが、4TBや16TBなどの超大容量にまだ対応しておらず、コスト的にとても高いのが難点
HDDの故障は、単なる機械的な故障の意味合いを越えて、何十年も保存してきた大切なテキストや写真、ゲーム、音楽、動画などのデジタルデータをすべて失うわけですから、その被害のほうがはるかに甚大で、人生が変わるかもしれません。
なので、今回の事件を機に、大事なデータを末永く残すためにも、高くてもHDDはケチらず新品を買うべきだと思い知りました
たかが数千円ケチっただけで、HDDの価値が突然ゼロになるし、さらには何百万円分ものコンテンツ、プライスレスな思いでなどがパアになるので。
容量をけた違いにくうのは、GoProなどで撮影した動画なので、編集した後のムダな動画を削るなどすればいい。
ガリンペイロのあだ花 中古HDDの謎
その、中古で買ったHDDについてですが
いま4TBのHDDがあるので、クローンするならもう一つ必要になり
どうせならもっと容量の多い8TBのバラクーダを買うことになりました
新品で買うと19000円ぐらいして高い。
そこで中古でも良かろうということで、探してみると
送料込みで13000円ぐらいで売っている。
電源投入回数は数十回しかないのに、使用時間は2万時間越えと不自然に長い。
その手放す理由が面白い。それは
「暗号通貨のマイニングの失敗」
というのが時代だなと思う。
暗号通貨で儲けようなんて、ネット黎明期ではまったく考えられなかった
なんとも電気代が高くなったのと、暗号通貨が下落して儲からなくなったからあきらめて手放すのだそうだ。
何年か前、仮想通貨のマイニングがブームだったころは、6TB以上の高容量のHDDは入手困難だった。
ゴールドラッシュのように暗号通貨を掘り起こす。それはまるで電脳版ガリンペイロだ。
amazon(と言ってもリアルなほうのamazon)のジャングルで、金脈を探して冒険するガリンペイロ。そんなつわものどもが夢の後。
ほかの人も出品しているけどやはり電源投入回数は数十回しかないのに、使用時間は1~3万時間越えというのが大半で、みんなマイニングを断念して手放したのだろう
さらに安いのを見つけたので買ったのだが、その中古のバラクーダが、ババだったというわけです。