NISAの資産は75歳位までに使いきりたい。
みなさんも気づきかと思いますが、欲を出すと愚かなことを無意識にやってしまう。それが投資ではないでしょうか。
先日の記事の大人気を受け、
今回のテーマは続編として
老後に向けてミニマルライフをすべき理由
NISAの資産は、健康寿命までに使い切る
年金受給は60歳から繰り上げしてもらうべきか?
という、人生のロングスパンで思う事をまとめました
人の不幸は蜜の味
きのうのNISAで大損した記事が、大爆発。大バズ。
「大損した話こそ人気になる」というのが証明されました
おかげでひさびさの好収益になり、ささやかながら赤字の穴埋めぐらいになりました
損害額は大きいので、不幸中の幸いです。ありがとうございました。
愚かなことを無意識にやってしまう。それが投資。
我がNISA史上、痛恨の汚点であり失敗なのが、野村世界半導体株。
べつに半導体株が悪いのではなく、買ったタイミングが最悪だったということです
買った日(約定日)は6月21日。
きょうになってグラフを見たら、なんとその日が一番高いピークだった。
その日を境に下落を続け、先日とどめを刺されました。よって現在の損失は先日よりもさらに広がり、なんとマイナス16%。一番高い時に買うという、おのれのアホさ加減になさけなくて泣けてくるぐらいです
しかもあの時旅先で調子に乗ってたので「よし、いったれ!」とけっこうな額を買ってしまったので、もう後の祭り。
それは、ワイルドに野宿旅生活しながらPC片手に投資する自分がすごくカッコいいと思ってた節もあった。まるでスタバでドヤ顔するような令和のハイテク寅さん状態。
そんな調子こいてた時に「これからは半導体の時代だ!半導体、儲かる!」
という社会のムードにまんまと踊らされ、はしごを外されて株価の山頂の崖から突き落とされたってこと。ITバブルの二の舞のようなものですね。
へそまがりであまのじゃくでひねくれものな自分ですら、群衆的バブリームードに踊らされ、まだまだ投資者として弱くて未熟だと思いました
ドケチでもええじゃないか。人生愉快に楽しめれば。
私は超スーパーウルトラドケチライフを送っています
こないだまで働きながら日本一周ツーリングをしてましたが、若い頃と変わらず毎日野宿と自炊の大貧乏旅で、めちゃくちゃケチして大変ながらもたっぷり旅を楽しみました。
その浮いたお金でせっせとNISA投資につぎ込んでますが
人生なんて限りがあります
どんなに資産が増えても、独身者ならその資産を死ぬまでに使い切らなければ意味がない
と思いました
老後に向けてミニマルライフをすべき理由
どんなに資産があってもあの世に持っていけません。
妻子がいれば遺産として残せるけど
このまま独身だと、その財産がまるまる国庫に吸収されるのがめちゃくちゃいやなのです
自分にとって想い出のある大切なものも、誰かが大事に使ってくれるのならまだいいけど、他人から見れば単なる我楽多として処分されます。考えただけでもイヤすぎます!
なので、私ならミニマルライフを送り、少しずつ物を減らして身軽になり、80代になったら悔いの無いように最低限の物だけで生活する。ミニマルライフに適応できるぐらいにマインドを変えないといけません。
NISAの資産は、健康寿命までに使い切る
健康寿命は75歳ぐらい。それを過ぎると体が格段に不自由になり、やりたいことが満足にできなくなる。
なので、健康寿命までにNISAを崩しながら体よく使い切る必要があります
大事なのは、元気なうちにいかにお金を素晴らしいことに使うか、有意義に使いきるか、なんです!
80代になると体も不自由になり、旅や運転も困難になり、過去の人生の栄光を振り返り、散歩してれば大金なんか必要なくなるので。
ましてや資産があると悪党たちのターゲットになり、だまされて巻き上げられたお金が悪い方向に使われると社会悪になってロクなことが無い。
人間らしく最期を迎えるためにも、私なら高額医療もいらない。意味のない薬もいらない。安静にするなどしてなるべく自己治癒で治し、それでもダメだったらそれまでの命。それが生き物としての摂理です。
ましてや人間の尊厳とは相容れない延命治療なんぞぜったいに受けたくないので、
自分が認知老人や寝たきりになったら、黄泉の国までのカウントダウンをして、これ以上無駄に迷惑かけることなくとっとといさぎよく三途の川にダイブしたいです
まあそのころ、40年後ぐらいには日本もとっくに中進国か後進国に戻り、圧倒的老人まみれの社会になって、医療環境や延命や尊厳死の概念もだいぶ変わってくると思います。
現在では老人世代と若人世代の不公平感が大きいため、老人優遇社会のシルバー民主主義に不満をもつ若人の声がネットで散見されます。
老人が人口的にマジョリティになって若い世代から尊敬されなくなりつつあるのに、生産世代はもうすべての老人の面倒見切れなくなれば、山とかに行けばひっそりと最期を終える老人がそこかしこにいる社会になってるかもしれませんしね。
以前テレビで有名になった、西表島の果ての無人島でフルチンで野人生活をしている老人がいたけど
天と自然に委ねた終活をしたい。
年金受給は60歳から繰り上げしてもらうべきか?
若い頃は、老後なんて遠い遠い先の縁のない話だと思ってた
しかし自分にとって60歳の還暦まで、あと13年余りしかありません
逆に13年前は、33才だった。311大震災の年。だからそんなに昔ではないのです。
となれば、還暦はもうすぐにやってくるでしょう。
自分の場合、60歳時点の健康状況や資産次第では、65歳からではなく繰り上げして60歳から年金をもらいたいです。
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinenkin/kuriage-kurisage/20140421-01.html
60才ならまだ元気なので、「ベーシックインカム」として早いうちからお金をもらって、元気なうちにお金を有意義に活用させたいからです。
80代後半や90代になると、ただ生存のために生きるようになるので、多くもらってももったいない気がする。
まとめ
お金を使い切らずに残してはダメ!
生きている間にお金をかしこく使って、素晴らしい人生を送り、人生の有終の美を飾りましょう。