いびつな神と日本のラジオと。シリグリ~マルダ 西ベンガル南下縦断

インド2019
スポンサーリンク

5月6日

8時半ごろ起床。シリグリのいまの宿も、前の宿も、チャイのおじさんもいいひとばかり。あまりに最高である。

そのためまた何年後か、インド3周目をするぞ、シリグリにまた戻ってくるぞと心から誓ったのだった

確かにインドなので日本よりも危険なことも多く、大変なのだが、日本のツーリングとちがって宿泊費や食費などのコストも超激安で、しかもバイクもどこでも修理できるので、日本よりも圧倒的にツーリングがしやすい。日本だとホテルに泊まるのはとても無理(かろうじて西成ぐらい)で、野宿しかできない。

改めて、仕切りなおしてコルカタへ南下する

途中の川沿いにある、ヒンズーの青い神像。というよりも、村おこしのために建てたものの、創ってみたら文化祭の出し物のようなヘタウマ大魔神像というべきか。顔が不自然に異様にちっこいし。

そして。

なぜパンツの下腹部が獣なんだ?獣のように性欲がありあまるからだろうか?だとしたらアブナイ神である。

そして先日泊まったダルコラに戻ってきた。ここまではさほど暑くなく、ここまではハイウェイ区間で快適だった。

当て逃げされてフットレストをおっかいた時にお世話になったTVSのワークショップ再訪。またチャイをいただく。店のPCはwin7のコピーのため、デスクトップがの背景がまっ赤になっていた。日本語版だとまっ黒らしいが、英語版だとおしおきもえげつないようだ。

 

ダルコラから先は、今夜もずっとトラックが長い列を作っている。

なぜかと思ったら、踏切だった。コルカタから北東部の大動脈だというのに、狭い街中を通らねばならず、しかも列車が来ると開かずの踏切のようになり、踏切も砂時計のくびれとなり、非常に質の悪い渋滞になっている。

なぜ早急にバイパスなどを作らないのだろう。プルニア経由のほうが実質的なバイパスになってるのだろうか?

ストリートビューがあれば、事前に道路状況を一目瞭然で把握できるのだが、インドはそんなものがないので、どこの道路がベターなのかまったくわからない。そこがとてもつらい。

 

今日めざす目的地はライガンジだ。来願寺とも読めなくもない。

ダルコラからライガンジまでの46㎞は、道が狭くなるため、今回3時間15分かかっている。18時14分に出発、 21時29分に到着 写真は250枚も撮っている

それに比べて4年前は北への逆行きで、ちょうど2時間。11時55分に出発・13時55分。 110枚撮ったのみ。

今回は夜はあちこちで祭りのようなものをやってたので、それを見たり確認してたのもあるけど、

 

いくら田舎道とはいえ、46Kmに3時間以上もかけるのはあまりにおそすぎる。確かにネタを見つけるのはブロガーの仕事とはいえ、これだけしか進めないと、ラダックに行けるのかと心から不安になる。

4年前に泊まったライガンジのホテルに到着。あのスペシャルマッサージの若旦那はもういなかった。350だったが今回は400に値上げ。それでもとても安い。部屋については下記リンクもご参照を。

(94)インドの西ベンガル州の田舎と、素朴なる美少女
半月におよんだ、プリーの生活。しかし今日こそは海とプリーに別れを告げて、ヒマラヤの山を目指す。そして、インド一周の後半戦が始まります!2015年4月16日夕方前にプリーを出発。オリッサ州都ブバネシュワルを経由して、国道5号でコルカタへ。州都...

ヘルメットのシールドのネジがまた一本抜けていた。ネジが残ってるのは、両側とも2本のうち1本しかない。果たして6月のゴールまで持ちこたえてくれるだろうか。これ以上ネジが脱落しないようしっかりしめて、セロテープを貼って、ねじの脱落を防ぐ。

夕食はルームサービス あえて4年前と同じものを注文。

これが4年前。

そして今年。

前回来た時とちがって、水シャワーでもぬるい。室温29℃と、微妙だが蚊がいそうなので結局天井ファンをかけて毛布を掛けて寝た

道路から奥のほうだし、ほかに客もいないので、かなり静かだ。これでネットさえあれば、安いのでもう一泊してもいい・・・と思ってたが、夜中になると中庭の犬がわめいており、夜中は静かどころか非常にうるさかった。とても残念。

朝 バタークッキー10 トマトスナック10
昼 チャイ10×2 サムズアップ15 ライチドリンク15
夜 ファンタ15 やきそば フライドポテト チャイ
宿 Raiganj Puspak #108 400
走行 212km

 

スポンサーリンク

5月7日

9時20分起床。30℃。朝食をルームサービスで。例によってあっという間に時間が過ぎてしまう。

正午前にチェックアウト。メニューが無いため、昨夜と今朝のルームサービスの合計は210だったらしい。4年前よりもだいぶ高くついた。
外はとても暑そうだとおもってたら、案の定暑く、日陰でも気温37℃。

暑さもあってか、走りに集中できず、全然進めない。くだらないことで気になって、走っては止まりの連続。
こんなおしおきのような暑さに、いったい何のために旅をしてるのかわからなくなってきた。

マルダ(イングリッシュバザール)の町に到着。
イングラージバザールともいわれ、日本的に言えば「イギリス市場」と言ったとこだろう。宮沢賢治のイギリス海岸のような地名だろう

大通りの一角に市場があっても、ただのうるさく非常に汚い市場。まだ17時で日は高いし、全然進んでないが、ここに泊まる。それは先日SIMが利用できなくなり、今夜はネットラジオを聞きたいのでWiFiを使いたい。

さいわいマルダには何軒もホテルがあるので希望の宿はありそうだが、最低レベルの宿ならまだしも、700ルピーぐらいの中堅ホテルですら、WiFiがあるホテルは意外とない。テレビはいらないからWiFiをくれよ。

テレビは4年前とちがって、地デジ化されてからはチャンネルが異常に多すぎるようになって、テレビをつけても通販専門番組のループとか、中身がすっからかん。かといって海外のチャンネルはなく、インドの番組しかないので、日本人でも楽しめるような番組が全然なく、本当にくそつまらない。

テレビを見るなら、のび太がアメリカ人のようにイエイと叫ぶような、そういうのが見たいのだ。

(76)インドの湘南・ゴアを大撮影 鬼とカーニバルと恋愛経済とザビエル
インドの異空間・ゴアはどんなところなのか!?ゴアの記事は、この一本にまとめましたので、ごらんください。(72)鬼へ行く2016/8/27 2017/12/31インドには、な、なんと!!「鬼」という村がある。そしてインドなのに日本のテレビにつ...

結局、WiFiのあるホテルを見つけたが、狭い部屋に800ルピー払って泊まることにする。その代わりまあまあきれいで、エアコンがついている。

このところジャンクフードばかりで、生鮮食品を食べてないので、ゴミまみれの汚い市場でフルーツを買う。ぶどう一房、マンゴ1個、みかん3個、ちいさいりんご2個で合計90ルピー。食べる前に念入りに水洗いする。

その後は部屋にこもり、マカロニをゆでて、ネットラジオをずっと聴く。日本語を聞くのはいい。ちょうど先週はあまみFMでカウントダウンやってたが、今回あまみFMに合わせると、通常放送とあって、日本時間0時からは、放送D学という番組になっていた

その後、あずみ野FMを聞く。よその局からの再放送なので、話題はまだ平成最後の話になっていた。
WiFiは超速いので、この機会にたまってた動画もyoutubeにがしがしアップする。

あっという間に寝る時間だ。

朝 エッグチョウメン(やきそば) コーヒー
昼 チャイ5
夜 みかん2個 ぶどう りんご1個 Pazzta Cheese
宿 Malda Hotel Vinayak #206 800
走行 98km