2月13日
デリーの日本人宿サンタナで迎える朝。
室温20℃と、以前のホテルナマスカールと変わらない室温で快適。
何よりいいのは、ローカルホテルのナマスカールとちがってインド人が騒がないのが、なによりもありがたい。ここはせまい路地の奥にあるため、インドの中でも断然別格に静か。
このインドにおいて、けっこうな旅人が病気になったり体調くずしたりして、宿泊客は元気でない人が多い。そこで日本旅行者でも安心できる環境なので、まさにリハビリセンターだ
しかしこの日から、とつぜん昼と夜の食事が提供できなくなった。
その理由は、デリーのどこかのホテルが火災になった結果、ここにも監査がはいるようになり、日本食の提供ができないという。
なんじゃそりゃという理由だけど、インドスタッフはいきなりメニューを外し、しかもなぜか折り曲げていた。そこまでせんでいいのに。
今日のたびいち。朝食後、それでも眠くて眠いので、午後から昼寝する。
16時ぐらいに起きる。
夕方、屋台でフライドチキン・生玉ねぎ付きとロティを買って部屋で食べ終わると、おかげで元気が戻ってきた。さあ仕事だ仕事。
駅近くの下手な食堂(しかも時々ぼったくり)に行くより、
部屋で食うほうがよっぽどコスパがいい。
これからインド二周目の相方・ジクサーは、そこいらの修理屋ではなく、スズキディーラーのワークショップ(正規の修理部門)に出している。
今日の夕方「いつ修理終わる?」と電話したら、予定より長引き、明後日の10時。
でもチェックアウトした後引き取れるので、逆に前夜パハールガンジに路駐不要なのがいい。
学生の旅
いまのサンタナ、学生旅行シーズンなので、若い旅行者がとても多い。
かつてインドによくいた、小汚い長期放浪型の日本人バックパッカーはいなくなった気がする。
ここにきている学生の場合、たいてい10日ぐらいかそれ以内でインドを回っている。
しかもタージやバラナシやブッダガヤといった安定の観光コース。
こないだの駐在員の宴会と、この学生旅行者の話を聞いてると、その対比が面白い。
日本とちがってインドは泥臭く非効率で、悠久の国なので、結果10日でもかなりの早足になってしまう。
自分の場合は4年前、北から南までインドをじっくり一周しようと、半年かけたもののとてもすべて回り切れず、力を使い果たし、今回の2度目となる。
そんだけ良くも悪くも「インディア イズ グレート」だからだ
君はランバダを知ってるか
サンタナデリーの内線電話の呼び出し電子メロディーは、なぜかランバダ。
泊まったことのある人は耳にしたことあるだろうけど、居間にいるとひっきりなしに流れてくる
思えば19年前にインドに来た時も、電話の呼び出しに電子音のランバダが流れてたので、なつかしい。
そこで学生に
「いま流れてる曲知ってる?」
と聞いてみたところ
知らないという。
ランバダを知らない世代。
ランバダがブームだったのは90年代前半で、あのころ日本でテレビでもどこでもランバダが流れていたので耳にこびりついてるのだが、ミレニアム世代は生まれてもいない世代。
もう自分もおっさんになった証拠や。
デリーの気温 最高/最低 25.0-12.6
朝 朝食セット
昼 チョコいろいろ ナチョス60g 30 Frooty35
夜 フライドチキン120 ロティ3枚21
2月14日 バレンタインにふさわしい夢?
昨夜2時ごろ寝て、9時に起きたものの、また眠い。きのう昼寝したのに。
昼食夕食は出なくなったものの、サンタナではトーストとチャイとスープの朝食は無料で出してくれる。しかしこの日のトマトスープがやたらまずかった。が全部食べる。
バレンタインのたびいちは、チョコを食べる食べる。
もちろん女性からもらったのではなく、そこいらの商店のおっさんから買ったものだ。キットカット16円。チョコウェハース8円 ミニ板チョコ8円などなど。
インドのチョコは日本と同じうまさのわりに、超爆安なのが救い。ブーデーにならんようにせんと。
10ルピーのチョコパンは日本と同じ味で最高にうまい。しかしこの辺の限られた店でしか売ってないのが残念。
ワークショップががせっせとエンジン修理してる間、私はのんびりするしかない。
15時半ごろ、眠くなるのでまたヒルネする。
そのとき、
2つ年下の女性にだきしめられるゆめを見た。
だきしめてくる彼女に応じるように、ベッドの上で二人してだきあってると
「こうなると結婚か?」
という気が自分によぎるも、
目が覚める。
こんな夢を見てしまうのも、日本人女性が何人か泊まってるからだろう。
バレンタインにふさわしいいい夢だった。
ひげよ、さらば
インドの男と言えばヒゲ。
なのでインド来たらひさびさにヒゲヒゲマンになろうと思ったが、
あっさりやめた。
それは4年前インドで盛大にのばした時は四六時中むずむずして気持ち悪かったし、服にひっかかると痛かったし、この宿のように日本の若い女性に会うことも多いため、中途半端なヒゲだと不潔なおっさんでしかない。
4年前のひげひげまん写真。中央アジアの山岳民族みたいで味はあるものの。
これが現在の写真。我ながら二人ともさわやかだ
なのでこのシェーバーを毎日のように稼働させている。
日本人宿にいると、色気づいておされに気を付けてしまうようだ。
この日天気が悪く、土砂降りが降ったりしたが、こないだとおなじく、夜には晴れてきた。
屋上のベランダに行くと、月や星が見えてるので、洗濯することに。
バーの前の呼び込みピエロ
ちょうどこのころ、ジャンム&カシミール州でテロがあり、インドのツイッターをチェックしてると隣国パキスタンに対し「対話はいらない。報復を」と言う物騒なツイートも見かける。どこの国も、お隣同士の仲は・・・
ともあれ、いまの部屋が快適なので今日も引きこもり。仕事仕事。
最初の頃は面白かったパハールガンジも、もう飽きた。部屋出るのすらかったるい。
いよいよ明日出発だが、無事ジクサーが治ってますように。
25.3-15.0
朝 トースト トマトスープ チョコパン10
昼 チョコウェハース4本 20 フライドチキン残り
夜 同じ 091307000