バンコクからコラート 50バーツで乗れる3等列車の旅

東南アジア旅2023列車・鉄道
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今日は3等列車に乗ります。行く先はバンコクから263㎞先のタイ東北地方最大の都市コラート(ナコンラチャシーマー)運賃50バーツ。

3/21 Day40

天気:はれ
10時起床 少しねむい 深夜気温29.5度 現在30.5度とそんなに室温は暑くない

これから乗る列車は
1130-1650ファランポーン>コラート駅 233番

タイ国鉄の3等列車は旅風情があって安い。

11時25分ごろ駅に着いたが、ダイヤが変わったのか、出発時間はなんと10分速い11時30分!出発まで5分もない。
巨大なバンスー新駅を過ぎるといきなり高架を走りだす。

既に話には聞いていたが、田舎の3等列車が近未来的な高架を行くのはなんともシュールだ。といっても速くなるわけでもなく62キロぐらいで走行。出入口は空いたまんまだし。

ドンムアン駅に着くと激変。スカイトレインのような高架駅になっていて、もうあののどかな地上駅時代には戻れないのだな。

ドンムアンを過ぎてから高架でなくなるが、並走するランシット間の近郊電車のレッドラインは地上になったり高架になったり。

ランシットを過ぎて何もない空き地が拡がる。80キロで快走。

途中の駅で、坊主頭の駅保安員を見かけけど、思えば軍人の退役と同じく、僧侶が還俗したら就職先はどうするのだろう?質実な修業を重ねてきたので、坊さんなら駅員のような堅実な職場にお寺から斡旋されるのだろうか?と思ったりする。

バンコクから48キロぐらいで何もない野原を88キロで快走。風が流れるのでいいが駅に泊まるととても暑い

列車の中でPCする。熱風や砂ぼこりを浴びながら。

タイ人乗客のマスク着用率は8割ほどだが女性は全員近いが、物売りのおばちゃんはしてなかったり。とてつもなく暑いんだし、ウイルスなんてあっちゅうまに流出するのにな

アユタヤを経由して、14時前、サラブリー着。バンコクから110㎞で、東京から水戸や宇都宮、高崎と同じ距離。

炎天下の中フードパンダの配達バイクを目にする。列車内は物売りが活気着く。

物売りはおばちゃんが多数だが、10バーツで水を売るおじさんや20バーツの飾りらしきものを売るおじいさんもいる。あるおばちゃんは小学校高学年ぐらいの息子と共に売り歩いていて、昔気質のままで味がある。

黒糖の入ったコクのある茶だ。10バーツの値が付いてるが15バーツ。暑い列車内での冷えたお茶は格別。うまい。

山のふもとまでくると、とにかく暑い、熱風が入ってくる。37度。インドレベルの暑さ。窓を見てると、裏庭で半裸になってるばあさんが見えた

熱風に吹かれる容赦のないローカル列車の旅。

タイ式・白河の関

ゆるやかな峠にさしかかる。この峠を超すとイサーン(東北地方)である。肥料工場の臭いがくさく、砂ぼこりで霞む。むき出しの山が中東の旅が思いうかぶ。

45キロぐらいの速度で登り、下り坂で60キロぐらいになり、ブレーキ音が響く。峠は300mにもならないので、白河の関を超えるように東北地方に入った。

15時、Muak Lek駅 152km。ウボンからのローカル列車待ち合わせ。

そして34分遅れの17:24にコラート、ナコーンラチャシーマー駅に着いた。

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乗ってみた感想

タイ国鉄の3等列車は旅風情があって安い。

コラート行きはときどき混むこともあるし暑い季節だと大変だ。でも安いので気軽にコラートに行くことができる。山手線二駅分の料金なので、日本じゃ考えられない。

3等は何時間か乗るからいいのであって、これが夜通しとなると苦痛だった。昔、バンコクからチェンマイまで、年末だったので2日後だと当然寝台チケットがとれず3等に乗ったが、満席でロクに寝ることもできなかった15時間。あのつらさはいまでも身に染みる

コラートでは2018年にも泊まった駅近のホテル・ファーサーンホテルに泊まる。

とにかく暑い。近くの水自販機で2L水を2バーツで買った。日本より持参した空のペットボトルに入れる。

ホテルチェックインする前に12バーツの甘々オレンジジュースとビタミンゼリー呑んだ。これじゃあコスパ悪いし太るわい。

朝 コッペパン13×2
昼 駅弁チキンガパオ30  10バーツボトル茶280ml15
夜 カオニャオ10 豚焼き25 オレンジジュース12 クラブサンドイッチ14 コーラグミ5
宿  FahSarng Hotel #216 160

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