ブッダガヤの街の様子と悟りの菩提樹 インド人同士が日本語で謎会話?

インド2019
スポンサーリンク

ブッダガヤは仏教のバチカンといえる町。

日本はじめ各国の寺もあり、何日でもいたいほどのインドの中でも癒される街。

そのためインドでも屈指の清潔な街で、インドの清潔都市といわれるマイソールよりもきれいだった。特に中心部は全然ごみが落ちてないところが日本と同じぐらいきれい。

やればできるインド。宗教の力なのだろうか。とにかく最高に汚かったヒンズーの聖地バラナシとは全然違います。

悟りを開いた菩提樹へ

ブッダが悟りを開いたと言われる菩提樹の寺院に行きました。

カメラは預ける必要があるため、写真は撮れなかったが、僧侶や観光客が多くやってくる。

菩提樹のまわりでじゃ、おむすび型の蚊帳テントを張り、その中でひたすら瞑想する各国からの僧侶も多い。

履物も禁止のため、はだしでコンクリの上を歩くと足が熱かった。

あと、殺生を禁じるサンクチュアリとあってか、なぜか虻みたいない虫が、めちゃくちゃ飛び回ってたのが怖かった。

聖なる気持ちとしんどさの両方を備えながら荷物預り所に戻ると、保管料は無料なのに係員が「チップとして30ルピー払え」というのは、正直かなり興ざめした。もちろん払わなかったけど。やっぱりインドだった。

悟りは賛否両論?

そんな菩提樹体験だったが、のちにコルカタの日本人宿で、この菩提樹の事を話すと

「ブッダはそこで悟りを開いたこと自体が定かではない」という意見を聞いた。

彼曰くブッダガヤは「手塚治虫の”ブッダ”のテーマパークだ」

とまで言いきっていた。

イスラームなどは千年以上経ってもガッチガチなまでに不変だけど、仏教は哲学・科学的で諸行無常。裏を返せばゆるゆるで適当。

その違いがあるからこそ、仏教の多い日本人は宗教に柔軟なのかなと思った。

 

インド・ブッダガヤの物価

マリービスケットが100gで10R(ルピー。16円)

チョコチップビスケット56g 10R

マカロニが200g&50g増量で20R

インスタントめんyippie10R

チョコクロワッサン15R

チャイ10R ぶどう1房とみかん2個40R

Pazzta 24R

カップラーメンChicken cuppa 45ルピー
牛乳500ml 20R ダヒー15R

トマトと玉ねぎ500g 10R

玉子3個18R

と、とにかく安い。

ブッダガヤの街中のスーパー

ブッダガヤの商店

夕方は、客だけでなく店員も子供。

街中から西に行ったところにあるエッグロールの屋台。

たぶんブッダガヤで唯一のファーストフードかも。

チキン入りエッグロール55Rはいい具合のカレー味でうまい。

 

日本寺の近くにある商店、ブッダミルクショップは、名前のくせしていつもふっかけたりぼったくるので行きたくない。が、牛乳とダヒー(濃厚ヨーグルト・緑のふた)がべらぼうにうまい。

 

ノースリーブのインド女子。20年前はみんなサリーを着ていたのに。時代は変わった・・

ドレスを着た少女。「旅行=大イベント」な感じがする。

インド人と結婚

インド人はことあるごとに「アーユーマリッジ?シングル?」と言ってくるが、

「シングル」

と答えるのもさすがに微妙につらいお年頃になってきました。

超封建的なインドでは41歳で未婚だと

「なにか問題のある人間」

と思われかねないので、回避策として

「ただしガールフレンドはいる」

とは答えているが・・・

 

スポンサーリンク

インド人同士が日本語で会話する謎

夕方のブッダガヤの街中で、

地元のおじさんらと子供がいたのだが、

別れるときにひとりのおじさんが、相手の子供やおじさんたちに対し

「イクヨ」
「じゃーね」

「またあしたね」

と言っていた。

これ、日本人同士ではなく、純粋なインド人のおっさん同士の会話ですよ!?

なぜ日本語同士で話すのか、すぐさま聞いてみようと思ったが、あとで「店で何か買え」とか言われそうなのでやめといた。

なぜ日本語が日常会話レベルになっているのか?

それはもういうまでもなく、土産物を日本人相手に売ったほうが儲かるからです

観光地のインド人は、なぜ異常に日本語がうまいのか?バラナシ危機一髪
「チョット、ドコイク?」「アナタ、ニホンジン?ミルダケ・ヤスイ」そんな古典的で怪しい日本語を発射する者がいれば、時にはびっくりするぐらいの表現を知っているインドの日本語使い。面白くも、危険な香りに満ちたインドのストリートの日本語使いは、なぜ...

日本から来た観光客は、ブッダの本拠のものとなればありがたがるため、土産物店は日本語を巧みにあやつって法外な値段で何万円もの土産物を買わせるのだから、これほどおいしい人生はない。

 

日本人巡礼者の団体が、ホテル近くの土産物店に入ってる図。

店員はなぜか仏教徒ではなくターバンのシーク教だが、すごいイケメン。これなら異国情緒満載で購買意欲そそる。ビジネスセンスの良さに脱帽。

しかし、バブルの頃から比べればかつての経済力は無くなってきていて、財布のひもも固くなってるだろう。ネットなどの情報で見る目も肥えてきてるし。

その代わりにタイからの巡礼客が増えて、ミャンマー人、ベトナム人も見かけるようになった。

日記:3月25日

9時半起床。記事更新。

なのでレッツノートのスピーカから流れる後醍醐のナマステやガンダーラがめちゃくちゃ心に沁みる。

朝 コーヒー
昼 Pazzta トマトチーズ味
夜 チキンエッグロール55 チャイ10 牛乳22 チョコビスケット6個入30
宿
走行 0km

3月26日

ブッダガヤ、今日もスカッと晴れると思ったら大間違いだった。朝は時折小さく雷鳴がなりながら、しとしと雨が降っている。天気が天気だと、もうめちゃくちゃテンション激下がり。洗濯もできないし。ただ、昼前には天気も回復、夕方には晴れ間に戻った。

朝のテンションがとても低かったため、ブッダガヤから旅立つ気に全くなれず。自分の気持ちが「出たくない!」と強く拒否している。今の宿坊は自分にとってインド一快適すぎるので、沈没した重い腰を上げるのは容易ではない。

昼 Pazzta マッシュルーム 入れすぎ
夜 チャイ2杯 ポテチ5 ゆでたまご3こ 醤油ラーメン(玉ねぎ入り)
宿
走行 0km
ぶどう一房とみかん2個40

 

3月27日 ノーヘルで走ってたら

10時7分ごろ起床 気温27℃。

ノーヘルでジクサーに乗ってると、交差点の警官に呼び止められようとしたので、Uターン。
宿坊にヘルメット取りに戻って、被り、Yシャツ来て、警察のいない裏道を通って、ももたろゲストハウスにいく。

20時ごろ、遠くから変な演説らしきのが流れて、うるさい。うるさいのキライ。ぼちぼちブッダガヤを出る合図だ。

ブッダガヤ、今夜も停電が多い。突然真っ暗になるのは精神上よくない。全員集合のコントでもよくあった。それでもPCとネットは普通にできるので、真っ暗のなかレッツノートの液晶画面だけが怪しく輝く。消灯後も居残りで残業する社畜気分。

抜糸してから1か月半たつのに、座ってるとシリの手術痕がいまだひりひり痛む。あのとき手術したことを本当に後悔。最大の失敗だ。たかが虫刺されなんだから、あんとき薬でも塗ってりゃよかった。

さすがに旅立ちたいという気持ちになってきた。もう一日のばし、29日に出ればいい。これで充分。

朝 ほうじ茶
昼 Pazzta ゆでたまご2個 ぶどう ポテチ5
夜 チキンロール45  わいわいラーメン10 チョコチップビスケット10 みかん
宿
走行 0km 12月28日 07:00