夏は花火大会の季節!日本各地でもすでに終わったところも、そしてこれからのところもありますが、
なんとタイでもパタヤで花火大会があったので、いったいどんな花火大会なのでしょうか?
1日目はホテルの部屋から見る
6月8日
6月8日と9日はパタヤで国際花火大会。とはいえこの雨季は天気も悪く海もきれいじゃないので、この時期に本来パタヤに行く予定は全くなかったのだが、日本人なら花火大会でしょ!ってことで再度パタヤにやってきました
花火は夜にやるから、天気も海もきれいである必要もないし、ローシーズンの呼び水にはなるし。パタヤの花火大会は、タイでも規模も大きいとあって、本場日本の花火師も参加してるとのこと。
2日間あるけど、大混雑でもみくちゃにされるのはめんどうなので、初日はホテルの自室から見ることに。部屋からどう見えるのか知りたい、ということで撮影したところ
何キロも離れているので、そんなに大きく見えるわけでもない。
でも、エアコンの効いた部屋でマンゴなどのトロピカルフルーツを食べながら見るのは、もはや夏以上に夏らしくて、ブルジョワ的タワマン住民の気分であります(笑)
花火があったのは20時から22時ぐらいでした。
2日目
そして2日目は、実際に会場へと行きました
サウスパタヤのビーチに行くと、そこからも波音を聞きながら見えるけど、
正直言って迫力も臨場感がないので、つまらん!(それでも現地のタイ人は、日本人に比べてリアクションは大きい)
そこで、迫力を求めるべく、花火の爆心地からいちばん近い場所に移動したところ
あああ!曲に合わせた演出がとてもいい。
さすがに見ごたえもあるし、日本とちがって演出が豪快でおもいっきり派手!
だけど、
日本のように十号玉を一発、ドッカアアアァァーン!と天地を轟かせるような「超弩迫力」には乏しかった。
タイと日本のちがい
なお、パタヤの花火から2か月たち、地元熊谷の花火大会に行ったので、
さらにタイと日本の花火をどう感じたのかをここに比較して追記していきます
地元の花火大会は19時から始まるため、まだ暗くならないうちから花火を発射しているが、夕やけとの対比がまた美しい。
そして、パタヤ同様、爆心地に近い河川敷会場に移動。
地元の花火大会でいいのは、間近でド迫力で見ることができる。
そしてスターマインでBGM入りの花火はというと。
タイ: 洋楽 クラブ系
日本: J-POP
なので、タイのほうがカッコよく、日本だとどこか抒情的である
観客の歓声は?
タイ:大人も子供もやたらすごい。オーバーアクション気味。現地の人のノリだけでなく、外国人観光客も多いため。
日本:あまりリアクションはない。でかい花火の時は「おおぉ~」というため息のような声がする。子供が「たまやーかぎやー」なんて叫んでたりする。
よって、やっぱり日本は控え目だなと思いました
花火のインターバルについて
動画を見てわかるとおり、日本だと、十号玉のようなどでかい大花火を一発一発をコンスタントに打つ。味わうような感覚。
転じてタイパタヤだと、中ぐらいのスターマイン花火をとにかく一度に何百発も打ち込みまくるぐらいの派手さなので、その分ずっと花火を打ちまくるわけではなく、終わった後の次の花火まで10~30分後と長いので、だれてくる。
その間はバンド演奏で場をつなぐのだが、はっきりいって個人的にはそんなものはどうでもいい。とっとと早く花火を始めろと思ってしまう。こっちはバンド演奏を聴きに来たのではなく、花火を見にわざわざパタヤに来てるんだからさ。
司会のナレーションについて
日本は大会振興のアナウンスが、うぐいす嬢のように淡々としてるが、タイはおばちゃんぐらいの人が司会で、やたらハイテンション。ロックバンド演奏と花火を交互にしてるだけあって、野外フェスのようなノリだった。
まとめ パタヤと熊谷の花火大会、どっちがよかったか?
タイと日本では、同じ花火大会と言っても、見事に雰囲気などが分かれますね。
野外ロックフェス風なパタヤの花火と、伝統的な熊谷の花火。
パタヤ花火のいいところは、かっこいいこと。熊谷の場合は、進行がどこかウェットな感じ。
でも迫力的には、十号玉で視界を覆いつくす熊谷の花火が迫力がある。
パタヤはとにかく人が多くていやだったが、熊谷だと大規模な花火大会でありながらローカル的なので、そのぶん快適に見ることができた。
結論的にはやはり、地元の花火大会がいいな、と思いました。