バブル真っただ中のシアヌークビルは、宿代の高騰で、あまりおすすめできなくなりましたが、その中でも隠れたおすすめ宿を案内します
5月3日
8時半起床。乳児の騒ぎ声で目がさめるダイヤモンドゲストハウスの朝。奥の部屋なのですこぶる不快ではないしカオサンの独房宿よりはましとはいえ、じめじめして暗く、WiFiも使えなかったとなると、ひきつづき他をあたることにする。ホテルジプシー継続中。
近くのゲストハウスを訪ねても、インドのようにあいかわらず宿泊拒否にあう。泊める気がないのか。もうシアヌークビルなんか、いやや!
おすすめ宿 ドンボスコ ゲストハウス
ということで、シアヌークビルで何十件も当たってボロ宿に泊まらざるを得ないのは想定外だった。
シアヌークはバブリー地上げ状態なので、前もってBooking.comで予約したほうが意外と安いし得策です!
シアヌークビルの宿泊を調べる
そこで次に見つけた宿はというと・・・
ドンボスコという宿を発見。ただし入り口がわかりずらい。ゆるい坂をしばらく上った住宅街にあります
名前の通り、教会系運営らしく、ドンボスコ・ホテル学校の生徒がスタッフという珍しい宿。一番安い部屋が14ドル。14ドルというのは、シアヌークでは一番安い部類にあたる。
一泊14ドル(1512円)なんて自分にとって予算オーバーで、万が一値段不相応ならダイヤモンドに戻ればいいかと思ってたが、そんなのは一瞬で杞憂に終わるほどのクオリティ。欧米人旅行者も多く利用しているので、ローカル宿よりも運営がしっかりしていて安心感があるからです。
テレビ、エアコン、冷蔵庫付き。部屋でいつでもビールなど冷たいものが飲めるのがいい。WiFiの感度も良好。部屋が暗いのと、隣家のニワトリが少しうるさいのが欠点。
それでいてバックパッカー宿のような雰囲気。従業員とゲストの共用キッチン。食器やコップ、コンロや給湯器や電子レンジもあって、とても便利。
商店で売ってる粉末コーヒーを気軽に飲むこともできるし、食べ余った食材を部屋の冷蔵庫に入れて、翌朝レンチンして食べることもできた。
この宿は部屋は暗いが部屋に冷蔵庫もあるし、地元人が夜に通路で騒いだりしないので、割と静かでいい。ドンボスコの良さが沁みる
手洗いした洗濯物はここで干すこともできる。日当たり悪いので乾きづらいけど。
白いビーチで海水浴するために
一人で海水浴をするなら、レンタルスクーターは必須だと思います。なぜならビーチは何キロも離れているし、パタヤと同じく、泳ぐ場合は貴重品などは一切合切スクーターのメットインの中にぶちこん置く必要がある。バイクの鍵は落ちないように海パンに結む。
ただ、カンボジアのバイクの運転は、交通秩序が崩壊している上に、道路に砂が浮いて雪のようにスリップして非常に危険なので、タイのようにお勧めできないのが難点。
白い砂浜のインディペンデンスビーチ シアヌーク港湾に近いのに海水もきれい。ただ天気が悪いと濁る。5月上旬だとこんな天気のいい日はあまり少ないです
インディペンデンスビーチに行くと、泳いでるのは毎度おなじみロシア系などの白人やその親子ずれ、あとは地元の子供。
真夏の日差しで温泉のようにあったかくなった海水と、沖からのちょっとひんやりした海水が交じり合う。泳がずに海水浴するだけでも温泉気分で気持ちいい。
ビーチ沿いには海の家のようなレストランがあって、ビールや食事が味わえる。パタヤよりも湘南っぽいかも。
インディペンデンスビーチで売ってた、えびのから揚げ 中2000R 大3000R
日本だったらまちがいなく1尾500円は取られそう。
砂浜で海を見ながら食べる。日本の海じゃ味わえないぜいたく。ただ食べると指が油まみれになるし、身は少なかったが、海に来たからにはシーフードが食べれてよかった。
一通り泳いだら、パタヤ同様、持ってきたペットボトルに入れた水で砂を流し体を洗い、宿に戻ってあらためてシャワーを浴びたのだった。
シアヌークビルのレンタルバイク
バスターミナルの西側に、レンタルバイク店を発見。
くたびれたスクーターは4ドルで、PCXは8ドル。パスポートの代わりに400ドルを預けた。ペルーのアンデス人みたいな顔つきの店のおっちゃんは、ビッグマネーとあってか、スマホで400ドルを撮るほどの念の入れよう。
赤いエアブレードが初日にヘンヘンレストランで最初に借りた。6ドル
右のくたびれたスクーターはバス停近くで借りた4ドル
こうして4ドルのスクーターを借りたら、早速夕日を見にまたビーチへ。スピードはなぜか70キロしか出ないが、むしろ6ドルで借りたAir Bladeよりもブレーキの利きが良い。
夕日を見に行ったあとは、ガソリンスタンドで給油。GS付属のコンビニで、チョコクロワッサンとビールを買う。カンボジアはビアが65セントとドイツのように安い。そう、あの黄金の液体である。タイでは全く飲まなかったのに。
そしてバスステーション近くの市場で、夕食を買う。明日の朝食の分も含めて、御飯1000Rを2個、とりもも焼き5000、もやしと野菜の和え物1000.
カンボジアの御飯は日本米に近いせいか、タイよりカンボジアの米のほうがうまい。おかげで食も進む。たまにはカンボジアビヤもつけて豪勢にいかんとなあ。ノマドの皮をかぶったニヰトのくせにぜいたくである。
そんな上々な気分できょうスクートのページで値段をチェックしたところ、バンコクドンムアンから東京成田が、なんとまた2950Bになってた!良い酔いもあって大喜びの超らっき。
詳しくはこちらに追記しました
0時20分ごろ、ニワトリがうるさくなったので、寝る
昼 バーイサッチュルーク4000
夜 チョコデニッシュ 2000 御飯1000×2 とりもも照り焼き5000、もやしと野菜の和え物1000. カンボジアビール2600 シンガポール製缶豆乳300ml2000 節分豆1000
宿 Don Bosco Guest House Room- G3 $14
5月4日 国際的スーパーはいまいち
9時半ごろ起床 室温30℃
しかしあいかわらずPCの動きが悪い。クロームのタブを何個も立ち上げすぎなのもあるが、慢性的に遅いので、せっかくwin10にしたのに、不満たまる
バスターミナルから南東方向にあるスーパー、Samudera(寒寺?)に行く。インターナショナルな商品を扱うため西洋人が多い。
スーパーのサービスカウンターでは、ビザ延長(1年)が、295ドルでできるらしい。よその国では取得が難しい、実質上のリタイヤメント・ロングステイビザが楽に取れるのである。
考えたら欧米人が欧米で生活するよりも、カンボジアで生活するほうが、断然生活費が安くつくからなあ。うるさいのと発展途上国であることを我慢すれば、アメリカとちがってひと月1000ドルあれば充分生活できるし。そして雪と氷に凍えることもない。
このスーパーでは1ドル札を切らしており、2.60ドルの買い物して20ドル払ったら、額面では17ドル40セントのお釣りになるが、15ドルと9600Rのお釣りが返ってきた。
冷蔵庫のある部屋に住んでるので、ひさしぶりに栄養バランスのため牛乳を買う。タイのコンビニで売られている830mlの牛乳は、なぜか値段が書いてない。近くの店員にハウマッチと聞くと、1ドル20セントか言われたけど、レジに行くと1.70ドル請求された。店員は適当なことを言う。だったら最初から値段を書いとけば効率がいいのに。
そんないい加減さに疲れてくる。ちゃんとすべてに値段が書いてある先進的なスーパーのあるシェムリアプやプノンペンのほうがまだいい。はやくウワサのプノンペンのイオンモール行きたい。
市場で夕食を買い。24時ごろ寝る。
朝昼 照り焼きと御飯残り ペプシレモン風味1600 チョコデニッシュ2000
夜 御飯1000×2 豚から揚げ2000 もやしの和え物1000 生姜炒め1000 サラミ風ソーセージ2000 春巻き2本 1000
タイの牛乳830ml 6800 ヨーロッパ製牛乳1L6000
5月5日
9時半ごろ起床
朝 きのうの御飯など残り ドーナツ2600 ツナサンドイッチ4000
5月6日
明け方、大雨が降った。起きるころには止んでいた。
今日は朝からだるいが、宿に戻るとさらにだるくなった。食べ過ぎと食あたりが原因だろう。市場で売ってるものはただでさえ清潔じゃないのに、残った食材は翌朝に食べてもんだから、食い物も傷んでたのだと思う
無秩序が過ぎるカンボジアも好きになれず、某国によって港湾都市とリゾートの乱開発が進み街全体が植民地化されたようなシアヌークビルも、あんまりいいことはなかった。
次にカンボの海岸エリアに来るチャンスがあったら、シアヌークではなくケップのような隠れ家的なビーチタウンに行ければと思う。
朝 きのうの残り
昼 ビーチで揚げえび 中2000×2 大3000×1