荒野あり。冒険あり。恋愛あり。みんなアホ丸出し。それが青春だ!
20年の時をえて連載スタート!2004年の若き日に650㏄バイクで一周ツーリングした夢大陸・ロマン大陸・オーストラリアの旅の記録です。
これまで、オースの前半、シドニーでの生活については8年前からたびいちドットコムにしるしていきましたが、その後のオース一周が手つかずのままだったので、これから過去に書いた記事に加筆して連載しますので、ぜひご期待ください。
ROUND #0
OUTBACK OUTLINE
ラウンド用語&オーストラリア用語
これからの一周日記には、時たま意味不明の言葉が書いてあるので、それがオーストラリアならではのラウンド用語。まずはほんの一例を紹介。
ラウンド | オーストラリアを一周する行為 |
バッパ― | バックパッカ―ズ。ユースホステルのような簡易宿泊施設 |
キャラパー | キャラバンパーク 日本で言うオートキャンプ場。どの町にもある |
ペトロ | ペトロール(PETROL)はガソリンの事 Gasolineはアメリカ英語。 |
RH | ロードハウス。日本で言うGS。僻地になればなるほどペトロ以外にキャラパーもそなえてあり、現地人の生活にも依存するようになる. |
City | シティ。この国では州都など大都市の中心部を指す。大抵高層ビルに囲まれている。アメリカ英語だとDowntown. |
くさる | 日本人宿やバッパーなどでとくに何もせず長期過ごす行為。アジアでは沈没ともいう |
リフト | 何人かで一台の車に相乗りして、ペトロや食費などを割勘してオーストラリアを旅する行為。ex)リフトする、リフト募集 |
バービー | (Birbie)オージー言葉でBBQのこと。バービー人形と間違える旅行者も多し!?反骨文化のあるオージーはアメリカ英語を使いたがらないのだ。 |
以上の言葉はオーストラリアを旅する日本人の間で当たり前のように使われる業界用語でもある
旅先で出会う日本人ラウンダーは、私を含めほぼ全員ワーホリ(1年滞在可能なワーキングホリデービザ・WH)で来ている。時々中年の日本人ライダーに会うが、3か月の観光ビザで来ている。
イギリス英語と広大な大陸とアングロサクソンの開拓性によって自然派生した特殊性のある単語なので、私がオースの旅を終えシンガポールのバッパー、じゃなかったゲストハウスで出会った東南アジアの旅を終えたばかりの日本人に対し、キャラパーだのラウンドだのと言ってもラウンド用語が通じなかったのが印象的でウケタのだった
登場人物紹介
スペースの都合、またはプライバシーやコンプライアンス(?)の為、出合った人全部の人は載せられませんが、一部を紹介
コリ
三つ編みモヒカンの男。XR400でラウンドする。今回のオーストラリアの旅から外す事のできぬ重要人物(VIP?)
オーストラリアについてすぐに出会う。いろんな「遊び」や伊東家の食卓もビックリな「知恵」を教えてもらう。以後一年間、くされえんとなる
マリ
XT250でくまなくラウンド。コリ同様、シドニーで、ラウンドの旅先でやはりマリにも何度も会う事になる。ロックの似合う男勝りのワイルドな女と言っておこう。あんまり書くと怒られるので(^^;)
モンキーマン・ヤス
日本ではモンキーに乗っていたからモンキーマン。わざわざ日本からエイプ100を持ち出し、しかもカルネを使って持ち出した、ある意味超硬派型ライダー。
オーストラリアの大海のような道路で木の葉のように走り、行く先でモンキーのように珍しがられ、日本との往復輸送代だけで莫大な金がかかったという悲劇の人。そのため3週間寝食労働共にした
はるこ
旅の後半から出会った、リフトで一周中の女子。日本ではエステサロンなどで働いてた肉食系女子。元ヤンキーかも?
アフロあきら(26)
筆者。現在、たびいちドットコム作者。
WHビザで入国。シドニーで半年住んだ後、Suzuki XF650 Freewindと共にオーストラリア1周旅をする。
日本人旅仲間からはアフロと呼ばれ、オージーからはAKIRAと呼ばれる
一周ツーリングのオートバイ「Freewind号」はこちら
オース一周の荷物と装備
お金と携帯など
オースでバイクを買う方法
旅のルート
2004年4月4日シドニーから時計まわりで出発。3か月後の7月にシドニーに戻って帰国予定だが、さあどんな旅になるのやら!