ケープタウンあちこち まずは装備を整えます

南アフリカ
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ついに人生初アフリカ!大興奮の初日!

12月3日 07:07(日本時間14:07)に、ケープタウンに上陸。関空を出て27時間の非常に長い旅だったのだが、なんば同様、朝は気持ちよく晴れていて、南半球なので初夏のさわやかな天気。

そういえば、同じ7時7分でも、大阪はまだ完全に夜が明けきってなかったが、ここは南半球で日が長いのでこの時間も充分明るい。そして夜が長い。

時刻表。このほかにもニューヨークやブエノスアイレス、オーストラリアなど全六大陸に就航。

 

ケープタウンらしく、アジアからの漁船員の姿も。

空港内の自販機の菓子(スニッカーズやキットカットなど)が一品6.5ラント(65円)と割と安い

ABSAの銀行ブースで、一万円札を現地通貨ラントに両替。南アフリカだけだと、日本円現金でもドルとかと同じくレートはよかった。わざわざドルに両替する必要はないです。

なお、南アの周辺諸国でもラントは価値があるため、多めにラントを両替しておくのが得策。

 

空港と市内を結ぶバスや鉄道がないため(2008年当時)しょうがないので乗り合いワゴン車に乗ったのですが、貸切状態でひとりだと高くついてしまい、2000円近く払う。

車窓 郊外のスラム街

こうして、宿についたのでありました
泊まった宿・キャット&ムース 1泊90ラント のロケーション

宿は地球の裏側の日本からあらかじめ予約していたので問題なし。ドミトリーの一室に荷物を置いて、しばらくしてから街歩き。

宿のスタッフのジョンに、バイク店を教えてもらい早速ホンダの店に歩いて行く。目星をつけていた125ccは新車で11000ラントと破格の安さ(リーマンショック直後なので異常に安かった。運がよかった)なので、早速決意。

ホンダの店に戻り、契約。パスポートのコピーと免許証を提示。支払いは小切手か現金のみ。

明日お金を支払うことになる


話はそれるが、1500㏄バイクで世界一周していた松尾清晴氏もかつてこの店に来たとのことなので、スタッフに「ミスターマツオを知ってるか」と聞いてみると、覚えているといい、

「マツオは大きいバイクできた。英語が話せなかった」

と言っていた

初めてのアフリカで、何もかもが珍しく新鮮なのと、天気も良くてテンションがMAXなのもあって、着いたその日に早速契約してしまい、一日でここまでやってしまった。

が、もう地球の裏側からの長旅で疲れて疲れて眠くてしょうがないので、16時半ごろシャワーを浴びて、日がくれる前にはドミトリーの二段ベッドで寝てしまったのであった・・・

 

12月4日の日記

朝5時40分起床。時差のせいもあってか普段ではありえないぐらい早く目が覚めたが、日本時間だと12時40分なので、昼まで寝たことになる。

ここはドミトリーなので、みんなが寝静まってるうちに雑用をしておきたい。

今日の仕事は単車を買うことだ。

南アフリカの両替は、日本円現金がトクする

まとまったお金が必要なので、午前中にできそうな銀行などを探す。

レートのよさそうなところを見て回り、結果的には、ABSAという銀行で両替。

現金4万円を両替すると4224だが、Commissionが126、Transaction Feeが25引かれて4051.90ラントだった。

同時に日本円のトラベラーズチェック(TC)1万円10枚を両替したら、9945.90ラントと、TCレートは悪かった。

どっちにせよ2017年現在はもうTCはないのが、この時は諭吉さんを25枚ぐらい持って行って、ラントに変えればよかった。

 

最高紙幣が100ラント(1000円)なので、すんごい札束になる

うひひ

危険な国なので、この札束をパンチーの中に隠しながら、グラサンかけて足早にホンダの店へ歩き、単車の料金11000ラントを支払い。

 

そして、到着して二日で、あっけなく単車をゲットしたのでありました。仮登録なのでまだナンバーはない。

まるで自転車を買うように簡単に買えたのが驚きなのだが、逆をいえば、南アは完全な車社会なので、自分の足がないと本当に旅がしにくいことに気づくのだった。

まだピカピカ。うれしい!最高にテンションがあがる。

 

たった2日で単車(SDH125)をゲットしたので、早速あちこち乗り回してみました

まずは、近くの丘からケープタウンを撮影してみると

うむ、いい景色だ!

 

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12月5日

8時15分ごろ起床。また朝が遅くなりつつある。

早速街中を走ることにする。

アフリカでの初給油。テーブルマウンテンを背景に、とても縁起がいい!

ガソリンはリッター72円ぐらいと安かった

本日の仕事は、

ウォータフロントの巨大ショッピングモールにて、マラリアの薬と、黄熱病の注射。

アフリカ二輪旅03 アフリカの病気~黄熱病とマラリア対策の方法(2017改訂版)
黄熱病予防接種とマラリア予防薬 (YellowFeverVaccination&MalariaPreventionDrugs)マラリア予防薬ドキシサイクリン Doxycycline  ドキシタブ 毎日1錠(Doxitab:100mg)予防薬...

担当したのは中年の白人の女医。注射を打たれたが、思ったよりもそんなに痛くはない。大人になったからだろうか。

日本からきたというと、女医さんは「日本にも一度行ってみたいわあ」と言っていた

そして、マラリアのエリアに行くなら「これも買いなさい」といわれてなかば抱き合わせで買わされた虫よけクリームは、カにとっても効果ありそうだが、人間も逃げるほどの匂いだった。

走行 129㎞

 

12月6日

8時45分起床。

せっかく単車にキャリアがついているので、その後ろにつける箱(トップボックス)を探すことに。

 

海岸沿いを東の郊外へ走らせると、バイク屋が何軒かあった

それにしても目を引いたのは、1980年ごろ作られたと思われるヤマハのアメリカ仕様のベンチャーロイヤルの装備。

特筆すべきは、たかがラジカセ装備なのに、まるでセスナのコクピットのように豪快。これが当時の最先端だったのだろうか。いまだとスマホひとつで音楽聞けたりナビが使えたりする。あと、大雨が降ったらどうなるんだろう。

 

そして通りすがりにZESTというバイク店をみかけたのでトップボックスについてたずねてみると、450ラント(4500円・取付工賃込み)でいいというので、さっそくリヤキャリアに取り付けてもらいました

12.1インチのノートPCなら楽に入る広々としたサイズです

ついでに、タイヤにはスライムのような液体であるパンク防止剤を注入。75レント。

Table Mountainと、右の甘食みたいなのがLion Head。

毎日天気が良くてほんとうにすばらしい

 

見よ!この景色を!

この写真を2mぐらいにひきのばして額縁つけて、社長室に貼り付けてもいいぐらいの威厳と圧倒さ。

日本のツーリングにはない壮大なスケール。

だから海外の旅は、やめられんのですよ

 

 

走行183㎞

明日は、喜望峰の旅です。おたのしみに!

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