1111の日です。
コロナ時代でわかったこと。
それはユーラシアアフリカ大冒険なんて、究極の道楽だ。
古代蓮の里でユーラシアの夢を追う
現在、UberEatsでV-Strom 250で日本一周している。
みちのくの旅を終えて、家に帰る前に、古代蓮の里に寄ったときのこと。

ここはちょうど5年前の2016年の秋に、ドラクエ田んぼアートで何度か来たのだが、その頃Vストローム250がリリースされて、これでユーラシア・アフリカに行くぞと、田んぼアートと原風景を見ながら、ドラクエのような遠い冒険に思いをはせた、誓いの聖地。

5年前、SNSの速報でモーターショウで発表されて、それを見た瞬間「欲しい!」
と思ったVストローム250が手に入ったというひとつの夢がかなったが、
予算やコロナなどで、アフリカ行きの夢はまだまだ先だ。
この1か月以上に及んだ「みちのくの旅」で
Vストローム250の良さを心から実感した旅だった。
高速走行は、高級車のようにめちゃくちゃ快適で、キャンプ用品などめちゃくちゃ荷物載せられるし、意外に配達もこなせる。
もしVストが販売されなかったら、
バイク人生から少し遠ざかって、おそらく別の人生歩んでたと思います。本当に。
その5年前以前は、日本でのバイクライフ自体に興味がなくなってきたので、
125㏄バイクを実用の足としてちょこちょこ走るぐらいで終わってたと思う
アフリカはおろかUberEatsで日本一周しようとは思わなかったと思う

5年前、そして2週間前と同じく、すごく味のある蓮の里のテーマソングが流れていて、ものすごく沁みる。
コロナ時代で、いろいろな事が判ってきた
今回の日本一周の旅で、旅先でUberEats仕事をしてるときは非常に充実しているが、下道はとにかく走りにくいことを再認識した。
なので日本での単なるツーリングというものには、ちっとも興味が無いたびいちにとって、日本一周が終わったらVストローム250にはまず乗らなくなる。
実際、仕事でイヤっちゅうほどバイクを乗りまわしてる日々のため、休みの日にバイクに乗りたいとも思わず、Vストを新車で買ってから2年でたったの3000キロしか乗ってなかった。
それは、
「SPORT ADVENTURE TOURER」の通り、狭苦しい日本をツーリングするためにVストローム250を買ったのではない!
果てしなくどでっかいユーラシアやアフリカ大陸を「超でっかく大冒険」するために買ったのだ!!!
それが我がロマンなのだ。
狭くて走りにくていらいらするオレンジセンターラインではなく、地平線に続くダイナミックな一本道を、スコーンとかっ飛ばしたい。
もっともっと世界の驚くような素晴らしい場所に行きたい。驚きまくりたい。
しかしコロナのせいで、アフリカに行けるのもいつになるかわかりゃしなくなった。
国を越えるたびにいちいちコロナの検査や隔離などされると、金銭的日時的にも非現実的なので。
それ以前にまたインド3周目やアジアも行きたいし。
そして何より痛いのが、ロシア行きのフェリーも無くなった。
これは空路を使わず、愛車と共にユーラシアアフリカを進むというロマンが断たれたので、モチベーションがちょっと削がれた。フェリーの復活は、当分は無理だろう。
そう思うと、コロナ以前はめちゃくちゃ恵まれていた時代だった事を痛感。LCCで安く海外に行けた、あの時代の常識が、まったく通用しなくなった。
コロナが憎い!
ということで、
今後の計画は、コロナ次第ということで、どうなるかはわからなくなってしまいました
たとえ今のコロナが収縮しても、そのあとにまた別の伝染病が蔓延すれば、また鎖国で元の木阿弥という憂き目もありうる。
でもやりたいです。二輪も電動化するような世の中となれば、いろんな面で変わっていくし、老人になってしまうと、一度チャンスを逃したら一生できないと思うので。
お金を貯めていきたいけど、インドとかも行くとなれば、いつになったら貯まるのかもわからない。
まあ、はやく貯めて行きたいですね
追記;従来はこう考えていた
逆にVストをお仕事バイクにすることも考えたが、125㏄に比べればコスパが非常に悪く、しかも200㎏近い車重なので、ツーリングではめちゃくちゃ最高なのに、その代わり配達となると180度態度が変わる。
異様に大きく、めちゃくちゃ重いので、すり抜けもバックもしにくいし、押し歩きも困難。Uターンも冷や汗もので、乗りにくく取り回しも最悪だ。これじゃあその分ガンガン稼げなくなる
しかもバイク便のように距離を乗るので、アフリカに旅立つ前にボロボロになってしまう。
何年後かのアフリカまでにVストを放置しておくのは、維持費もかかり劣化もするので手間もかかるし、アパートに住むとなれば、カバーだけかけて露天に置くと、より劣化が激しく何より忍びないし、盗難や悪戯対策にも気をもむと、精神的に疲れる。
1年に何回しか乗らない物となれば、愛車にとっても自分にとっても、デメリット。
Vストでなくても125㏄でもUberEats旅はできるしね(逆に長距離はきついけど)。
まあ2~3年後にまでにアフリカに出発するのわかってるのなら、駐輪代などお金をかけてでもキープするけど、それ以上の6年後とか8年後になると、維持費や管理の面でさすがに重荷になる。
「アフリカに行くまで、うちのガレージにVストをタダで何年でも置いていいよ」という心優しい人が近くにいればいいんだけど、現実的には甘くない
なので、
論理的合理的そして気分的に考えた結果
日本一周終えたら、いまのVストを一旦手放し、
何年後かに旅立つ時が来たら、
またVストローム250の新車を買おうかなと思ったりした。
まあVストローム250は人気車種でリセールバリューもいいため売ってもいいのだけど、Vストローム250以外でアフリカ行こうなんてまず考えられないので、万が一新車が手に入らなかったら、アフリカ行きはやらないかもしれない。
それはしょうがない。その頃には世の中どう転ぶかもわからないし、自分自身も五体満足でいるとも限らないし。自分の夢や情熱はその程度だったということで。
Vストから何年かは離れたものの、アフリカ出発前に新しくVストを買った時に
「やあVストくん、おひさしぶりだね!」でもいいと思う
5年前は、ブログを書いて稼ぎながら旅をしようと思ってた。ブロガーとしてそれなりの収益にはなると踏んでいた。
しかしいまではブログを書いても、全然お金にならないことがわかった。
もはやアフリカに行くのは、誰のためでもない。自分のためなので。
ユーラシアアフリカ大冒険なんて、究極の道楽なのだ。
と思ってたが、
親に聞いたら、新しい実家にはガレージがあるので、何年でもおいていいとのこと。
そのかわり新しい実家が、熊谷からめちゃくちゃ遠いので、送るにせよ自走して置いてくにせよ、それはそれでかなり日にちとお金がかかるのがネックなんだな。
遠い先の新実家に置くとなると、一度置いたらナンバーや自賠責を抹消して、再びナンバーを付けるのは何年か後の出発前にしておくぐらいの決意が必要になるだろう。
それもなんだかな。
でも、そうしてガレージに何年か置いておけば、維持費も浮くし、いいほうに解釈すれば、ダラダラ管理してちょこちょこ乗って劣化させるよりは、資金稼ぎの間は潔くVストの事を忘れて、スパッと乗らず、はやくお金を貯めて、やっと行けるようになったときの「何年かぶりのVストの再会!」のほうが、感動もひとしおかもしれない。
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