近年、日本でも知られるようになったバンガロール。真夏の軽井沢のようなさわやかな気候とIT産業で急速な発展を遂げて、日本人コミュニティまでできた高原都市です
チェンナイからバンガロールの道
18日
7時50分起床。室温31度 朝食はお菓子とか牛乳500ml 24ルピーなど。
昼食はオムレツ10ルピーを2個。安い。
午前中はチェンナイの町で買い物など。おそらくチェンナイに来るのは人生で最後かもしれない。そう思うとぐだぐだいてしまい、
結局宿を出たのが14時すぎ。そして出発。
15時11分、アウターリング(環状道路)。そこから国道4号で西へ。
思えば15年前、マドラスからバンガロールの国道4号は片側一車線の田舎道だったが、
いまでは3車線の高速道路が全線できていた。
途中、サービスエリア風の店に入る。お菓子が売っている店。キットカット20ルピー。外に備え付けの冷水機の水がうまい。
せっかくなので15年前に走った旧道に入る。片側一車線の道は町の中を通るのだが、そのときの車の数、人の数。大混雑。うんざりして高速に戻る。
昔はほとんど車もなく、のどかだったのに、15年でこんなに変わるとは・・・ 昔の面影はもうなかった。
夜、よさげな野宿場所を発見。国道沿いの食堂で、油っこいパイ生地のようなパロタ2枚、オムレツ、マサラドーサで計70ルピー.食後はチャイ2杯で20ルピー。
食べ残しはパーセル(Parcel:お持ち帰り用の箱)に入れてもらい、明日に回す。
そのあと、ガソリンスタンドでシャワーを浴びる。バスルームはGSの建物の裏にあり、囲いがしてあるだけの青空シャワー。
といってもGSでは人も来るので、GS外れの広大な空き地で寝た。ここなら静かで安眠できる。
走行202km
19日
6時10分起床。野宿すると早起きになれる。宿に泊まっていたときは、6時10分に「寝ていた」。6時19分が日の出らしい。
6時25分、食堂で朝食。きのうのドーサなどの残りを持ち込み、牛乳200ml12ルピーを2パック、チャイ10をと一緒に朝食。まったりする。
8時7分出発。ゆるやかながらもどんどん標高があがっていく
タミルナドゥ州からカルナータカ州に戻る。
バンガロールの郊外。建設中の高層マンションが見える。そして都市高速もできていた。初めての有料道路。高架道路。通行料は20ルピーと安いが、10kmもしないうちに終点。
11時40分、195km走ってカルナータカ州都バンガロールに着いた。
チェンナイからバンガロールの335kmは、15年前は片側一車線の田舎道だったのにかかわらず8時間で着いたが、今回は例によって写真取ったり寄り道したりで、実質9時間以上かかった。
バンガロールの肥大化と急速な発展
バンガロールは、IT産業などで急激に発展し、インドの中でも日本人も多く住む都市だが、とにかく渋滞がひどすぎる。
この15年の間に急激に人口増加して、交通インフラが追いつかないのである。当時は高層ビルが1軒あったぐらいだが、今ではどんどん建設中になっている。
昼はバンガロールの渋谷のような街中へ。そこから少し行き、大学の前(St.Joseph’s college of commerce)に安食堂を見つける。といってもそこは大学前なので、けっこう洒落ている。ネパール人らしき留学生で繁盛するその店は、Chicken Kebab(から揚げ)100gで30、Eggnoodle(やきそば)30と安い。
となりのカフェでチャイ12。うまいので2杯。妙に落ち着く。ホーンも少ないし。インドの地方都市にくらべると洗練された都会である
夜は宿の近くの下町的な街。少し行くとムスリム街で、南インドのイスラム街では牛肉が食べれるのがありがたい。屋台の焼肉(炭火焼ステーキ)は30ルピー(60円)。といっても焼肉は塩辛すぎる。ケバブは1串20ルピー。
そのあとジューススタンドでメロンジュース30ルピー.屋台でバナナ一本7ルピー.
0時半寝る。疲れの極み
走行264km
20日
8時半起床。28度。高原都市なのでいくらかすずしい。
昼食はムスリム街の食堂でビーフビリヤニ50ルピー。
夕方バンガロール出発。夜はバンガロール郊外の国道7号沿いの食堂。チキンビリヤニは80と高くなった
さらに進み、田舎の空き地で野宿。
走行147km
15年ぶりに訪れたあの場所
バンガロールのインペリアルホテル
目まぐるしく変わるバンガロールでも、ここは15年前と変わっていない。(より汚くなった)
ホテルは改装閉店中だった
バンガロールの街かど
バンガロールには高架鉄道もある
バンガロールの銀座のような通り。
店の前で、何が始まったのかと思いきや
ソニーの最新大画面テレビで、クリケットの試合を見る男たち。
それにしても店の前で、何のはばかりもなくタダ見してるところが、セコイ!インドらしくて笑える。
都会的だからこそ、田舎のインドにはないポップな店。萌えるシク教
イスラム街:昔ながらの露天から、ハイテク製品まで
イスラム街にて
下町のネトゲ少年たち