日本のみなさん、世界のみなさん、インドよりおめでとうです。
人生に1度2度ぐらいしかないことなので、きょうは5月1日に特別にリアルタイムで報告します
インドの旅レポートは、何日か遅れで更新してるので、いきなり今の5月1日時点の記事を書くと時間軸がおかしくなるので、インドのどこにいるかは伏せますが、この興奮、もう書かずにはいられんとですよ!
注:5月14日に当日の旅レポートを追記しました。
元号はめんどくさい。だけど
以前にも書いたけど、元号はめんどくさいので普段使いは西暦にすべきだというのが今も昔も変わらぬ自分の信念です。なぜなのかはここにくわしく書きました。
ただ、新しい時代の象徴としての令和を迎える瞬間は、どういうわけか素直によろこびます。
4月30日 平成最後の当て逃げ。
7時45分ごろ起床。明日はベナポールに向かう予定だったが、距離的に無理のため、シリグリに戻ることにした。そして今夜は元号の変わり目を祝おうと思う。
ジュースを飲んでる途中、なんとあてにげされた。たくさんのオートリキシャがとまっていた所にバイクを停めてたので、どこかのオートリキシャによってバイクをぶつけられ、倒されてしまった
なんとフットレストがぶっこわれてしまった
ぶつけ合うのはインドでは普通なので、あんまり怒りたくはないが、くだけたフットレストを片手に「だれがやったんだ!」と怒るも、当て逃げしたやつは、とっくにしれっと帰ってしまったに決まっている。そうなるとやられ損の、泣き寝入り。って泣いて寝るほどのもんでもないけど。
おとといハンドルやレバーが損傷したばかりなのに、今度はフットレストかよ。うちのジクサーはどんだけ災難トラブル続きなんだ。
いや悪いのは当て逃げするインドが悪いんだ。とむりやり溜飲を下げさせる
そしてまたまた近くのワークショップ(修理場)に行くと、向かいのTVSでフットレストを買えという
フットレストは1個320.どうも高いので、強引に300ルピーだけ押し付けた。
TVSなので足休めの形は違うものの、ジクサーにぴったり装着できた。インドはすぐに壊れる(壊される)分だけ、仕事が速い。
その後、TVSのスタッフやその取り巻きたちから、日本人が珍しいのか、チャイでも飲んで休んでけといわれる
そのうちの一人が「一緒に踊ってる動画を撮ってくれ」と言われる。あつかましくも、変な謎の踊りに付き合わされたが、まるで高校時代のノリを思い出した。
ふと平成最後の日なので、人生を振り返る。
インドから見た日本はというと、日本の今の政治はさらにさらにくさって劣化してるなとおもう。とはいえ昔からくさってたのも事実だけど、改めてそう思う。
平成最初のころにあった「経済大国の誇り」は、みるみるうちに平成最後になると無くなったように感じる。平成最初は「東洋一の特別国」だったが、いまやアジアの一国に戻ったと思うのが個人的な感想。
看板を見ても、ときたまソニーなどの看板も見かけるも、やはり家電製品や携帯電話はやれサムソンやおっぽだのびぼだのが幅を利かせており、日本の影が小さくなっている。
このセリフと日本の現状、どう思いますか?私はもうこのように出来てると思っています。そう思わない人に問いたい、何故今でも過労死をしてる人がいる?何故消費税は増税される?
増税されるにも関わらず何故社会保障は改悪され、水道が民営になる?#アイス
— ヒロ@オリーブのつぶやき🫒 (@hirobeisutazu) May 11, 2019
それをいっちゃ、日本だけじゃない。インドやほかのどこの国でもくさってる部分もある。
まあそんな時代を、凡人以下の人間である自分が、この世をどうしなやかに、ふてぶてしく楽しく日々を生きぬいていくか。
日本人の多くは、決まったことに疑問を持ち考えることを、放棄した人が多すぎないか。どんな些細なことでも疑問をもつことは人間本来の特性。それを喪失していることは、人間性を失っていることの表れ。
— Shinichi Murata (@CaptifUn) May 12, 2019
とりあえずこのIndia Journeyもまだ2か月、あと2か月もある。とはいえ日にちに限りがあるので、平成が終わっても、令和が始まっても、悔いのないように旅を続けていくしかない。
日本の5月1日0時は、インド時間だと4月30日20時半!
快適な高速道路のような国道を走り、シリグリに戻った。
18時にいつものホテルに着き、部屋にチェックインしたら、間髪入れずに平成最後の晩餐の準備に入る。
このところロクなモノ食べてないだけあって、豪華な食事をしようかと思ったが、いまからだとrestaurantに行く時間もないので、何を食べようか考えたら、日本から持ってきた日清ラ王とんこつ醤油味がずっとバッグの奥にあったので、ついに出番だ!
#平成最後の晩餐 。タンドリーチキン、日本より持ってきたとんこつラーメン。from インド pic.twitter.com/E433RZTDZw
— たびいちドットコム@復旧工事中 (@tabi1com) April 30, 2019
そしてインドにいながら、平成から令和に代わる瞬間の臨場感を味わう唯一の方法は、スマホから日本のラジオを聴くこと。
動画ストリーミングだと、大量にデータ消費するので回線が間に合わない。
スマホのアプリRadio FMのFM局のひとつに、生放送をやってたので、平成最後だの、渋谷の交差点はどうなってそうだなんて話に、ついついなつかしむ。
カウントダウンせまる
しかしその番組はおわってしまった。そこで日本時間23時50分、カウントダウンをやってる局がないか探してみると、
あったあった。それが「あまみFM」だった。興奮したMCが、島言葉が混じりながらカウントダウンが進む
新元号の瞬間
インドにいながら、カウントダウンを聞きながら新元号を迎えた!
はっきりいって年越し以上に超大興奮!スマホのアプリRadio FMのFM局の中から、カウントダウンをやってたのが、#あまみFM 。祭りと南国の熱気が伝わる新元号の瞬間でした。 へいせい!へーせい!れいわ!れいわ!
インド時間は20時半だけど、5月1日が始まった瞬間。
すぐにでも絶叫したいぐらいの大興奮だった!
もうね、めちゃくちゃ感動した!
はっきりいって新年のカウントダウンの比じゃないよ!
毎年のカウントダウンは、近頃どこか冷めてる部分もあるけど、元号については人生に一度二度あるかないかだからだ。
しばらくしてラジオからは鏡割りをして乾杯の音頭を聞いた瞬間、「あ、酒を買うのを忘れた!」と後悔した。
といっても、酒については日本とちがって、近くのコンビニで気軽に買えるような国ではない。(そもそもインドにはコンビニがない)
面倒な思いをして数少ない酒屋を探し回ってビールを買ったとしても、カウントダウンには間に合わないし、部屋に戻るころには冷めてるだろうし。しょうがない。
ただ、酒が無くても十分興奮できたが、もっと興奮が増幅したかもしれない
ふと、外を見ると、雨が降っていた。令和を迎えた渋谷や道頓堀も雨だが、ここインド某所も雨である。
その後もいろんな局のスマホのFMを聞く。
2度目のカウントダウン
ここインド時間で2度目のカウントダウン。PCなどの時刻は2019年5月1日になったが、現地は令和元年5月1日3時半。なのでさっき熱狂してたスマホラジオは、いまやJazzVocalが静かに流れている。さきほどのいきおいはもう無いけど、もういちど、おめでとう。
まとめ
インドを出発する前は、「日本にいないと心から瞬間と興奮を味わえない」と思ってた。
しかし、今の時代スマホとオンラインなら、日本のFMラジオを通じて音声でもリアルタイムで聞けるので、異国インドにいながらも自分なりに楽しめたと思います
それでは、よい令和を。
朝 チョコクロワッサン15
昼 コーラ15 ミルクティドリンク30 ムーンダル5 ポテチ5
夜 タンドリーチキン130 玉子2個13 マンゴジュース40 ラーメン
宿 Siliguri Damodar Residency304号室 500.
走行 140km