昔は、海外旅行に持っていくデジタル電子製品といえば、腕時計ぐらいでした。
カメラもラジカセもテープレコーダーなどは、すべてアナログでした。
が、今ではノートPCやタブレット、スマホ、デジカメを持つのが当然の時代になりました。
そこで、海外ではほとんどの国は時差があります。
ほとんどのデジタル製品は、
「タイムゾーン設定」
と言うのがありますが、
それを使って現地時間で設定するのはやめましょう。
なぜかというと、デジタル製品の間で時間のズレが生じる事があるからです
たとえば、私がアフリカに行った時、
PCは、タイムゾーン設定で現地時刻に設定して、
デジカメは、タイムゾーンを設定せずそのまま現地時刻に設定した
その結果、
デジカメで撮った画像をPCに入れると、日本とアフリカの時差で7時間のズレが生じました。
つまり、昼撮った写真なのに夜中の時刻になってとても不便で判り難いし、一度撮った撮影時刻は直す事は出来ない。
ましてやサマータイムなどがある国だと、対応してない機種も出てきて、余計にややこしくなり、気がつかぬ間にずれてしまうのです。
そのためにはどうすればいいのでしょうか?
デジタル製品は「アナログの腕時計」として考えよ
それだったらデジタル製品は「アナログの腕時計」として考えたほうがいいのです。
すなわち、現地に着いたら、シンプルに「時刻だけ」を変える。
ノートPCも、現地に着いたらタイムゾーンは日本(東京・大阪・札幌)のままにして、手動で現地の時間に修正する。
当然、自動的にインターネット時刻サーバーと同期しないようにする。
以下、デジカメやスマホも同様にすれば、日本にいるのと同じ設定になるので、時間のずれが生じる事はない。
ただ、GPSレシーバーなど、手動設定できないものは、現地のタイムゾーンに合わせても問題なかったです(Garmin GPSMAPの場合)
そのため、
下手にタイムゾーンなどを設定してしまうと複雑になってしまうので
あえて、アナログの時代に戻って考えてみると、
意外とシンプルで簡単だったりします。
きょうは春の七草ですが、Googleロゴはサンドフォード フレミング190周年です。
サンドフォード フレミングはこんなことをした人です
1884年の国際子午線会議 (International Meridian Conference) において、グリニッジ子午線が本初子午線として国際的に採用され、従ってグリニッジ平均時が世界の各地域の時計を合わせる時刻の基準の地位を獲得した。
この会議ではサンドフォード・フレミング卿(en)が時刻帯の仕組みを提案したが、本初子午線を決定するという会議の目的から外れるという理由で採用は見送られた。しかし実際には1929年までには主要な国のほとんどが時刻帯を採用した。
そして今では国や地域によって、それぞれの時間帯(ロンドンが0時なら東京は9時)といったように振り返られたわけです。
それでは、みなさんも楽しい旅を!