時給515円!Really? Its true!
ここまで低いと、そもそもUberEatsってなんなのか?というテーマも書きました。
29日目 5/27
これまでの4日は、都内に出かせぎしていた。
そして本日はクエスト消化のため、日帰りのさいたま出動。
せわしない東京に比べると、さいたまは前を走る車の運転がややスローで、若干イラっとくるものの、ホーンの数が少ないのが良い。
大宮は埼玉県一の繁華街だ。とはいえ、大宮駅あたりでピックし、帰宅じゃなく北区や、見ぬ幕じゃなかった見沼区の住宅街でドロップすると、そこは宗谷岬のようにウーバーエリアの北限の最果てのため、またいちいち大宮駅付近に戻らないと鳴らず、非常に効率が悪い。
これがもっと南寄りだったら、大宮だけでなく与野とか北浦和などからも依頼が来る。
とくに東京都心は、ドロップしたマンションを出たちょうど目の前の店が、次のピック店というミラクルがよくあったほどだ。
それにしても、
いままでありえないぐらい死ぬほど鳴らず、
鳴らない
鳴らない。
旅の空・ウーバーの空
とくに夕方は1時間半ぐらい鳴らず、配達依頼なし。
なのでさいたま新都心の某場所で、地蔵。どころか寝仏。座っても鳴らないので、もうすっかりふてくされながら寝っ転がりながら依頼を待った
この時期は暑くも寒くもなく快適なので、公園とかでもゴロゴロできるが、始めた当初の2~3月とかはまだとても寒く、外で休憩することはなかった。
バイクを側において、仰向けになって空と雲を見ていると、世界の旅の記憶がよみがえる。
日本や世界のツーリングの最中、眠くなると、125㏄バイクで同じようによく道端で寝転がりながら、空を見上げていた。アジア、中東、ヨーロッパ、南米、北米、アフリカ、インド。
世界に通じる空。果てしない自由があった。
快適な天気だからこそ、配達員が激増し、案件のウーバーい合いになるんだな。
収益
11時30から17時50分まで稼働
5398円 5配達 OL6h10 時給515円 (クエ込み時給875円)
内訳:2840+ブースト188+クエスト2220+チップ150
走行117km (稼働50㎞)
先日の都心と比べ物にならぬほどの最低収益更新
時給515円!
あのう、遊びで配達してるんじゃないのよ。
(とはいえいくらか遊びだけど)
さいたま死亡状態。
先日六本木や麻布十番などで配達した時は
時給1340円・日収13000円でも「たったこれだけ?」とかなり不満だった。
なのに、
きょうの大宮さいたま新都心で時給515円だと、
呆れをすっ飛ばして、笑うしかない
さいたまへは、ゴロゴロしに行ったようなもんぢゃ。
5名のうち2名様からチップ(百円、五十円)をいただいたのが、せめてものなぐさめ。
もうね、
川越どころか、さいたますら危ういよ。埼玉県じゃ専業じゃ食ってけない。
週一ぐらいに港区に出張すれば辛うじて生きていけるが、チャンスがあればテレワークなども併せてやりたい、と、寝っ転がりながら将来のこと考えてた。
ともあれせっかくバイク乗り回して自由きまわりないUberEatsやってるのだから
「遊びと旅の融合したおもちゃ箱のような仕事」をしたいぞよ。
ということで、
若人よ、UberEatsを本業にするのはよしたまえ。
エリアや季節によって収益がめちゃくちゃ不安定ということ判明(←いまさら気づいた)
時給1800~2200円の日もあれば、この日みたく、たった500~600円の日もある。マンガみたいな落差じゃ。
しかも、いくら働いても、なんのスキルアップにもならない。
40代になると、可能性も就職先も一気に限られてくるが、
若いうちなら、働き口も、たくさんのチャンスが君を待っているので、
自分のやりたいことやいろんなことに挑戦すべき。
もし夢破れて働き口がなくなった時に、またUberEatsに戻ってこればいいだけのことさ。
UberEatsはブラックか?それとも天職か?
時給500円はブラックだ。
ガソリンや装備品などもすべて自前で用意しないとならず、
バイクトラブル修理になったり、スマホが壊れたり、ぬこにつかまったりしたら、一発で赤字になる。
自営業者だから宿命でもあるが。
それでも、
UberEatsは素晴らしい仕事だ。
それは鳥のように自由に好きなところで働けるし、
くそみたいな上司や同僚もいないし
なによりも
「イヤならいつでも逃げれる」から。
かったりいからといって帰るのも自由。
雨が降ったら行かないのも自由。
きょうみたく、通行人がそばを通りつつ寝そべるのも自由。
UberEatsは自由の塊だね。
これがコンビニやホテルなどのフランチャイズ経営だったら、逃げるに逃げれず、もう悲惨。
たびいちの労働観
そのフランチャイズで思ったのは、
自分は好き好んで人に雇われたくもないし、雇いたくもない
人づきあいなんて死ぬほどめんどくさい人間なので。
そのかわり、配達するときはとびっきりの笑顔で接客してるので、我ながらなんとも。
いつでも笑顔で接客できる秘訣は、遊ぶように仕事して
あくせくガツガツしてないし、くだらないことばっか考えてるから、心に余裕があるからだろう。
「いやならやめてやらあ」ぐらいの気分でやってっから
「きょうは稼げないな」と思ったら速攻でとっとと帰る。
そのかわり稼げると思ったら、夜遅くまで頑張る。収益ウハウハ。
だから高評価。
その点125㏄バイクはズルいぐらいに最強。
市街地なら最速で、すり抜けもできるし
自転車や50㏄バイクや四輪車よりも速く着くから、「届くのが遅い」というクレームもつかないし、その分bad評価もくらいにくいし、その分多くの配達がこなせる
この仕事をするうちに、自転車で配達する人はすごいと思うようになった。
ということで、
また今週末は都心に遠征することになりました
今度こそ不名誉を挽回できるだろうか?