毎年1111の日、たびいちの日です
2016年のこの日、Vストローム250で行くユーラシア・アフリカ行きを発起した記念すべき日なのですが
あれから9年経ってもまだ行ってません。ふざけてますね。
あまりに壮大な計画なので実際やるとなるとすごく大変。
「検討使」と言われてる間に首相も二人も変わったし。
そんなハッタリだらけで全く動いてない自分でしたが、
9年目はやっと決まりました、具体的に進めます。
まずは出発する年は
2028年か、2029年になりそうです。
2027年にできればインド3周目・ラダックに行きたい。行くか行かないかは未定だけど。
2028(2029)年5月に自宅を出発、境港からウラジオへわたり、ユーラシアアフリカの長い冒険が始まる予定です
UberEatsで働きながら日本一周を終えて、いよいよユーラシアへ
2025年3月、日本一周を終えたため、
緑ナンバーも返却したときは少し後悔が。

だけど過去の日本一周は捨てて、
未練をばっさり断ち切り、引きずらず、次なるユーラシアアフリカの旅へ注目するのだ!
Vスト日本一周を終えてからは20代と変わらぬ野宿ができたので自信がついた。
むしろ若い頃よりもキャンプの仕方もうまくなった。快適さは経験が物を言うのを知った
おまけにVストなら大量に荷物がつめるのでキャンプもさらにやりやすい
ガソリン代や、ビザ代と言ったものは削るのが難しいが、
食費や宿泊費は、根性次第でいくらでも削れる。
若い頃のカソリサンのように「食費が1日50円」のような極限さを目ざしたいけど、実際は50代になるとそこまで無茶はしない(栄養失調になるし)
ともあれ世界一周の時のように、宿泊費はドケチなぐらいに切り詰めることだ
旅が面白くなるし、セレンディピティもある
モチベーションと日本の生活と
旅先で「もうつらい、帰りたい、旅したくない」と思った時。
10年以上の構想と多大な苦難に何百万円も投じる以上、驚きと感動してこそなので
それがなくなった時が一番つらい。2008~09年のアフリカの旅でも、後半になると帰りたいと大変だった(けど、今振り返ると結果的にはかけがえのない貴重な旅ができた。)
そこで、何か月か旅して、日本帰国時に何か月か働くのを続けます。日本一周の時もベストシーズンのときのみ4年かけてやって、それがとてもよかった。
計画発起した9年前はこどおじ実家時代だったので、1年も2年も家を空けることができたが、ひとりぐらししてるので長くアパートを空けるわけにいかない。
一年のうち半年はVストを旅先で置いて、毎年一時帰国しないといけない。
そこで・・
初めて具体的な期間と予算を立ててみました
総費用 約335万円 合計約23か月
初年度 ロシアから中央アジア・キルギス 6月から9月ぐらい
費用約70万 ドルキャッシュ。20万円、
ロシア行きフェリー24万(両国の通関含む)
ロシアビザ6万
滞在費4か月35万
一時帰国の飛行機5万
2年目 中央アジア 6月から9月
費用45万 ドルキャッシュ。
滞在費4か月35万
一時帰国の飛行機10万
3年目 中央アジアからヨーロッパ 5月中旬から10月
費用80万 ドル少々、ユーロ大目。
滞在費6か月65万
一時帰国の飛行機15万
4年目 ヨーロッパ 6月から8月
費用60万 ユーロ
滞在費3か月45万
一時帰国の飛行機15万
5年目 ヨーロッパ西アフリカ 10月から3月
費用80万 ユーロ
滞在費6か月65万
帰国の飛行機15万
6年目 アフリカ
費用・滞在は未定 ユーロ ドル少々
とはいえ、実際に旅に出ると、相性のいい国や悪い国も出てくるので、今の予定からは予算や期間が大幅に変動します。
Vストローム250日本一周の経験から概算費用を試算しましたが、ヨーロッパではガソリン代だけでも日本の2倍するらしい。
物価高と円の下落で資金がかかるので、予算の都合でとりあえずは西アフリカまでを目ざしていますが、さらに欲を出してアフリカ縦断して南アフリカまで行くとなれば400万以上かかります
欧米ドル札の用意(レートは25年6/8時点)
レートがいいのはこの二店
外貨両替のインターバンク
https://www.interbank.co.jp
$144.98 142.50
€164.98 162.50
外貨両替ドルレンジャー 新宿西口店
$144.89 141.20(Buy/Sell)
€164.94 161.08
Real-Time Rate $144.87 €165.08
現金は20万円、ウラジオの両替店で日本円からルーブルに一気に両替
制裁によってクレカがダメなので滞在期日分の現金を用意。
ハバロフスク、ウランバートルでも日本円両替できそう。
https://note.com/mongolia24jusei/n/n3c8aff139a5b
カザフ以降、中央アジアではドルとユーロにする
中央アジアはユーロよりもドルの方がレートが良さそうだ。直に米ドル払いもありそうだし。
コーカサスからはユーロ。EU本土なら当然ユーロがそのまま使えるので
出発の年にやること
1月ぐらいにソニー銀行開設(ユーロなどATMでおろすため。しかし不必要なら開設しない)
装備品の購入・準備(といってもUberEats日本一周の装備をそのまま流用するので、あまりない)
陸運局にてVストローム250の国際登録
30日前
ロシアフェリー(イースタンドリーム号)予約
ビザ申請(ロシア)
ロシアから日本へのフェリーと通関(逆になるけど)具体的に書いてあって面白い
https://www.madornomad.com/how-to-get-the-ferry-from-russia-to-japan/
もし寄れたらワニノからフェリーでサハリンに寄ってみたい。大日本帝国時代の日本を探したい。
モンゴル・カザフスタン。キルギスで一時帰国バイク保管。
一時帰国便はソウル経由だと片道5万位で高くない。
2年目は
緯度と標高が高い中央アジアなので、旅期間は短めにする。寒いと旅も野宿もしにくい。
ウズベキスタン・タジキスタン・パミールハイウェイ(アフガン国境)
アフガニスタンは平穏を取り戻し観光化にも力を入れ始めたので、現在はヨーロッパ人も入国。物好きな日本人旅行者も入国している。そのため状況的に問題なければアフガンに入国したい。再度ビシュケクで一時帰国
3年目は
中央アジアから一気にヨーロッパへ
ウズベクについて
本来はウズベクを横断する予定だった
しかし、最西の国境は25年8月まで旅行者向けに国境閉鎖されてるのとウズベクの西の方ではガソリンが入手しにくいし道も悪い。
なので、予定を変えて
タシケント、サマルカンドなど世界遺産をみたあとは
再びカザフに戻ってそこから横断したほうが、ガソリンも路面も問題なさそう。
カスピ海沿岸・アクタウからアゼルバイジャンは、現時点でもフェリーでの入国不可
ロシアを経由して大きくカスピを迂回することになるが、そのほうがむしろ安上がり。
ロシアトランジットビザは、カザフの西北端にあるウラリスクという町で取るかもしれない
ジョージアアルメニアトルコブルガリア ヨーロッパ
10月~11月にはEUでゴール
ブルガリアはEU圏なので冬の間預けても問題ないし、グリーンカードも取りやすいようなので。
モトキャンプという宿があり、至れり尽くせりのバイクオアシスである。第一候補としてここで預けるかも
https://motosapiens.org/motocamp/Info
ただモトキャンプだと保管料にお金がかかるし、場所も不便なかんじなので、別の国のどこかでコネを使って預けてもらう家を探すかもしれない
情報収集のためHorizons Unlimitedを見ているが、バイクの盗難のニュースを目にするが、意外にもイギリスやフランスの地方都市、ホテルの駐車場などでやられてるらしい。
途上国だとビッグアドベンチャーバイクは目立つので盗まれても足がつきやすいけれど、先進国系だと盗まれても足がつきにくいからか?
4年目は
ヨーロッパはシェンゲン協定のしばりがあるので期間をどうするか迷う。計画当初は東欧やウクライナに行けばよかったが、そのご東欧もEU加盟したり、戦争やらでかなりタイトになってしまった
人生最後の大旅行なので、ヨーロッパもいろんな国に行きたいし、世界一周したところを30年ぶりに再訪したい。前回行けなかった北欧にも行って白夜を味わいたいが、無料高速道を走りまくれば無理ではないが、非常に金かかる。
Q1-7.ビザなしで滞在できる90日を満了して帰国、いつから再入国は可能ですか?(日本国籍の方)
A1-7.ビザ免除協定によるビザ無し滞在が認められている期間は、「あらゆる入国日より180日の期間内で最大90日まで」とされており、「入国される日より180日を遡り、その期間における滞在日数が90日を越えない事」とされています。次回入国を予定している日から180日遡り、その期間内の滞在日数が90日を越えていないかご確認ください。いずれの場合でも帰国後3ヶ月が経過すれば、新たな180日間の期間内における最大90日の滞在日数として計算を開始することができます。
https://japan.diplo.de/ja-de/service/1032146-1032146?isLocal=false&isPreview=false
となると、
4年目(EU)と5年目(EUから西アフリカ)の2回に分けて一時帰国すると思う
4/19の日記より
ほんとだったら、Vストローム250ですでにユーラシアアフリカに行っとるんだがなあ
いちお旅に出れるお金はあるけど、きままに楽しく働いておる
もういいかげん2~3年後ぐらいまでには出発したいのだが・・・
とはいえ、ユーラシア行きのような大冒険は、50代のうちにやらないといけない
老後になると心は元気でも、体がついていけなくなる。そういう方たちをいろいろ見てきたので。
ユーラシア行くならこーゆーのほしいな
パンクしてもつぎ足しながら修理できるところまで走れるし
チューブレスタイヤなら簡単だし
しかもかさばらない。
https://amzn.to/4gkzhJm
7/18の日記より ユーラシア・アフリカに行きたい。だけど・・・
2016年に発起した、Vストローム250でユーラシアとアフリカに行く計画。
2021~24年に日本一周を終えた後は、再び世界に驚きまくりたい。感動したい。
最近まじめに働いてるため
たびいちの日常はとてもつまらないです
しかし仕事が充実すれば生活も余裕とはりあいが出て
最近はユーラシアアフリカの情報収集をしており
夢と希望にあふれてきました
だけど・・・
最近、やる気がしぼんできた。
ユーラシアアフリカはめちゃくちゃ手間がかかるし、
発起した昔よりも世界が変化してリスクが増えてきたのだ。
そして変な理由だけど、いま仕事が充実して生活も余裕が出てきたので、最近あまりストレスが無い。
現在、独身の氷河期世代の貧乏自由人ながら、
まあまあ満ち足りた生活してるので
若い頃の飢えたオーカミのような世界に対する渇望感や、社会への憎しみや怒りもない
なんだかんだ社会に不満はあっても、
結局はいまの日本って、生活しやすいんだな(笑)
不便な国、治安の悪い物騒な国から戻れば。
おっさんになると、なおのことそう感じる。
幸い天職が見つかって仕事が楽しいのが理由だけど。
日本の若人が海外に行きたがらなくなったのも納得ですよ。若くても清潔でめしもうまくて安全な国でぬくぬくしてるほうが楽だし、リスクもない。
インバウンドが日本を好んでしまうのも納得ですよ。
旅先で沈没ならぬ、日本で沈没してるような気分かも。
8/23の日記より
最近、ユーラシアアフリカの旅を計画したり、リアルタイム旅してる記事をみてるとゴキゲンになる
てゆうかはよユーラシア行けよなと我ながら思う
計画を発起したのはもう9年前だしね
そして若い頃は圧倒的だった日本の存在感も弱まり、近年は日本含め世界が反グローバル化に戻りつつあるので
旅がしにくくなったり、うろうろしてると不審者どころかスパイ容疑にされたりといった怖さや不安もある
ユーラシアの旅は、理想とちがって普段の生活よりも何倍も大変だ。シャワー浴びたくても快活clubもないし。
だからといってそげなことでユーラシア計画を投げ出すことは無い。
なのでぼちぼち行かんとならん。
なので、出発する年を延期すればいいや。
2028年までに出発できたらいいな、という感じ。実家に何年もVストを残置し続けるわけにもいかんし。
もちろん2027年に前倒しか後倒しになるかは不明。
旅の現実は大変なので、焦っていくよりも、もっと夢を見続けたい。
NISA資産をもう少し寝かせて収益を増やしたい。
日本からロシアに行くにも、確率はめちゃくちゃ低いしゼロにちかいけど、3年後ぐらいにまたバイクともども稚内からサハリンに行けるかもしれない。
境港からウラジオに行くよりも、
旭川の実家によってから稚内から樺太への外国に行くのが夢なのだ。
コロナも明け、お金も貯まり、ユーラシア・アフリカの旅が近づいている。
またあの若き日のように、夢とロマンを求めながら地の果てへ走りたい。
バイクで果てしない道をかっ飛ばすのも好きだけど、現地でいろんなものを見たり、食べたり、遊んだり、人や文化に出会ったり。そんな生活を味わうのはもっと好きだ。
旅をしてない普段は、
仕事とスーパーの往復だけ。後は家でネットしたり物書きしたり。
この年になると、仲間や友だちづきあいもかなり減った。
思った以上に地味な独身爆貧生活をしている
仕事とスーパーぐらいしか知らない狭い範囲の日常と、
世界への果てしない旅を描く。
そのギャップがいいのだ。
10/9の日記より
ユーラシアアフリカは、22才の時の世界一周同様、はちゃめちゃに貧乏旅をしたい
何年か前は無理はしないと思ってたけど、
昨今は想像以上に国内外の物価高が激しく、さらに円安のため、25年前と同じことをしても間違いなく2倍はかかる。いや、若い頃よりもへたれになってるので、3倍かかるかもしれない
そうなるとあっという間に資金が底をつきそうだ。
そして野宿日本一周が成功したので、「アラヒフでも貧乏旅はまだまだできる!」と自信がついたので、
そのため「22歳の若き日の自分には負けたくない」というメラメラしはじめてきた
ユーラシアに行くにあたり
Vストローム250の自己紹介動画を作りたくなった
日本一周の時は作ってなかった。動画作っても一円にもならないボランティアなので。
でも海外行くならテンション上がりそうだ。
これは初耳。ガイドなしで中国をバイクで横断できたという話。
https://www.madornomad.com/how-to-motorcycle-through-china-unescorted
要約すると、China Road Trips というツアー会社に手続きしてもらう(出入国、保険、臨時の運転免許&ナンバー登録等)もしロシアに入国できなくなったら中国経由も代替ありかも
https://chinaroadtrips.notion.site/
ただし、関西から上海への鑑真号は、バイクの輸送は不可だと、ある日本人ライダーが25年4月に確認済み。
そうなるとバイクは別途船便で上海に送るしかないが、やはり中国経由よりもロシア経由のほうが効率的で安い。
ロシアのフェリー
イースタンドリーム号も、境港から韓国間にしても、韓国乗客ばかりで日本人乗客もほとんどいない状態だという。旅の意欲が旺盛な韓国人にひきかえ、日本は想像以上にダメな国になったなと痛感する。自分が若い頃の日本は、まだ覇気があった。
赤字にならないようせめて日韓間は貨物を載せたり、鳥取県などが補助金を出すなりとかすれば存続できるかもだが、私が行くころにはしっかり境港からウラジオまで運行されているのか、不安になってきた。
あの戦いも、トランプが仲裁して終戦になるかと思いきや、希望とはどんどん逆の方向へ向かっているので、なるべく早いうちにロシアに行ってユーラシア越えたほうがよさそうだ。
世界的に反グローバルへの揺り戻しが行われてるし。
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