人気が突然急上昇した日本一周2022北海道編も、お別れの時間がやってきました。
7/18 Day142 74/37
天気:はれ一時スコール
ここは仙台行きのフェリーの中。海の上で寝た朝。7時半起床。風呂に入って実によく寝れた。
朝食はワンタン中華そば。お湯を水筒に拝借する
そのフェリーでの様子はこちらをご覧ください
仙台港の近くにある、行きの時に見つけた激安GSの三菱で給油。旭川や札幌でも158~160円だったが、ここは151円と一気に安い!
旭川から251㎞。9.38L 実燃費は26.8 燃費計26.7 と良くない。Vストローム250のタンクは17Lだがマンマンに入れれば18L入る。そのため給油時点の燃料計のバーグラフは5本中3本残ってた。
オーストラリアを旅した時はFreewind 650に乗ってて、タンクは実質20L入った。Vストは実質18Lながら断然燃費もいいので航続距離お化け。なのでいつかユーラシアに行くのが待ち遠しい。
福島県で突然の土砂降りに会い、東北の田舎らしくコイン精米所の中に避難。
東北でスコールなんてイメージつきにくいけど。ありがとうこめ太郎。
昨年来た浪江町や双葉町などの被災地に再訪する
双葉駅にまた来たよ。
女性スタッフのMさんとうれしい再会。
前回双葉町に来た時の記事はこちら
相変わらずここでカップ焼きそばを食べPC仕事をする。二度目の再訪なので、友達の家のように遠慮せずくつろぐ。Mさんに北海道などの話と、手土産代わりにジョークをプレゼント。Mさんは夏に北海道に行くというのでとりあえず今食べてた豚丼味のやきそばを勧めておいた。
夕方まで駅にいて、その後出発。
双葉町はスクリーニング、さらにコロナの二重苦。
ちゅうかトンネル。おいしそう。
被災地に再訪するうちに夜になり、とくに栃木県に入ると道狭く信号多いので走りにくくてしょうがない!
北海道に比べると思った以上に距離が進まず、無理して走っても帰宅が深夜になってしまうし、あまりに疲れきってたのでこの日のうちに仙台から自宅へ帰るのは断念。
22時過ぎ、宇都宮近くの鬼怒川べりでキャンプすることに。水は児童公園を探して汲んでおいた。23時ごろ寝る。
朝 ワンタン中華そば105 Coffee
昼 おにぎり128円と108円の2割引き 豚丼味やきそば109 Coffee
夜 おにぎり2割引き 駄菓子
宿 宇都宮近くの鬼怒川 キャンプ
走行 311km
7/19 Day143 75/38
天気:くもり
正真正銘のラストモーニング。6時10分起床。8時20分出発。
鬼怒川からはいつものように新4を北海道のように走り、そして旅もあとわずかというところで、我がユーラシア計画誓いの地である古代蓮の里に寄る。
この時期は美しい蓮が咲いており今年の日本一周旅のフィナーレを飾るにはぴったりだ。この時期でもバイクは駐輪無料なのがありがたい。
こうしてついに1か月以上の北海道の旅を終えて、昼過ぎに熊谷の自宅に帰宅したのだった。
関東も曇り時々雨で思ったより暑くはないが、とにかく汗ばみムシムシするので北海道のさわやかさがなつい。
その日の夜は、北海道ではできなかった、今年初の水シャワー。
今宵はバンコクと同じぐらいの蒸し暑さなので、水もそんなに冷たくないし、浴びた後は爽快。
朝 カロリーメイト
昼
夜
宿 自宅
走行 119km
帰ってからの翌日
Vストローム250をねぎらうため、整備をした。
チェーンにグリススプレーをたくさんかけたら、グリスが余分になって分が走行時にめちゃくちゃ飛び散ってホイールが汚れた。スプレー掛けるのは、一回転だけでいい。グリスが馴染めばキュルキュル音も聞こえなくなった。
そしてリヤタイヤがもうまずい。つるつるボウズどころか繊維が見え始めてきた。自宅まで持ちこたえてくれたのでありがたい。
うちわ祭りに行ってきた。2022年はまだコロナ時代なので縮小開催。屋台はお祭り広場にて屋台村としてかたまっていたが、なんと20時には閉店。速い。
昔はうちわ祭りは22時まで歩行者天国だったのがそれが21時までになり、今回にいたる
祭りもエキサイティングさがどんどん衰えてくるが自分も中年でバイタリティも衰えてきたので、20時と言うのは身体的にちょうどいいかもと皮肉にも思ってしまった
北海道でいない間に、国保などの請求書が届いた。超低収入なのに、容赦ない金額だ
やれ税金だ年金だ払わんといかんし、さらには物価高な生活費なので、もはや生活保護に比べると貧乏人にはつめたい社会だ。
若い頃は、あらゆるタイプの税金も今と比べ物にならないほど低負担だったが、負担がどんどん増えていまだに終わりなき不自由なコロナワールドだから、社会もゆがみきって、暗殺事件などが起こるわけだ。
なのでたびいち、とにかくむかついてます。
今の若い世代は、生まれた時から日本が落ちぶれてるのをあらかじめ知ってるけど、
40代だと10代の時の華やかな時代を知っていただけに、没落貴族のように落胆が激しい。
唯一の救いと言えば、ガソリン代が補助されてるので思ったほど高くなかった。北海道でもとにかく安いところ探して160円ぐらいで入れた。これがリッター200円以上だと首吊れと言わんばかりだろう。
北海道ではVストローム250の航続距離に救われた。マンタンで500キロなので、大きな町で給油すれば安いセルフGSもあるので、給油コストも下がるし、ガス欠知らずなので精神的にも安心だ
おまけコラム 退屈な映画は衰退のしるし?
苫小牧仙台のフェリーのシアターではテレビ番組で放映されてるサスペンスドラマの劇場版が流れていたと書いたが、実際に見てみた結果、内容は大げさな感じがして退屈でぜんぜん面白くなかったので、途中で退出した。
日本とは反対的に子供や若年層が多いカンボジアでは、高速バスの中でジャッキーチェンの映画をやってたが、これがかなり面白かった。
転じてサスペンスなんてギャグや派手なアクションもなく、地味だからいまや高年齢層向けでは?と思う
昔は子供の頃は「男はつらいよ」をフェリーで上映してて、シアター内にはかなりの人がいたが、どうせなら寅さんが見たかった。そういう昔の名作のほうが高年齢層にとっても懐かしいし、若年層にとっても新鮮ではないかと退屈なサスペンスを見て感じた。
いま現在、フェリー乗客に高年齢層が多いとなれば、おのずとそっちに嗜好を合わせるようになるので、もっと高齢化が進むと若年齢層から見れば、さらに面白みのなくなる国になるな・・・と思った。
さらに老人向けの社会になり、葬儀屋や介護施設ばかりが増えて、安心・安全ばかりが強調されるようになると、人間が持つ野生の本能が去勢されて、冒険的なエキサイティングさや、ファンキーでぶっ飛んだイノベーションがしにくくなり、さらに退屈な衰退社会になっていくのだろうか。
若者が多く野生と元気に溢れた勢いのある新興国にバンバン経済的に追い越されてしまう。
でも日本から一度も出たことの無いような人は、その事実に気づきにくいのではないか。