ケニアを代表する山と言えば、ケニア山。
と、なんともストレートな山の名前で、ひとひねり欲しいところですが、
ともあれナイロビを起点にケニア山を周ってきました。
(なお日本でも有名なキリマンジャロは、ケニアではなくタンザニアの山です)
3月22日 ケニアの田舎でスターバックス発見!?
10:40 ナイロビ出発。
13:55 カラティーナの町到着 143km走行
街角ではまたも人だかり。見たらやはり大道芸か。
そしてこの町では、なんとスタバを発見!
ホテルまで運営していたなんて。
ケニア式スタバの中はこんな感じ。スタバなので女子でいっぱい
この店内にいたころ、ちょうど天気が急変したので、雨が止むまでここで雨宿りを兼ねる。
昼食はアイスクリーム120ml57円を2個。そのあとマンゴ。
ついに来たよケニア山
アフリカで初めて見る雪。しかも万年雪。
下から見上げるケニア山。下から読んでも山本山。
ケニア山は5200mとはいえ、ふもとのナニュキ付近は標高1900mほどあるので、標高差からしてそんなにどでかい山ではない。
逆に、標高800mのアルゼンチン・メンドサから標高7000mのアコンカグア山を見たときは、その標高差ゆえに天まで届くばかりの圧倒的な巨大さで、心から仰天したことがある
16:26 204km カルモロッジ。ケニア山の登山基地のようなところだろうか。
看板には標高1970mと描かれているが、GPSを見ると1965m、G-shockだと1885mと表示。
ナニュキの南にある赤道。ここにもモニュメントがある。
しかし前にも書いたが、渦巻き実験やればよかった。今になって大航海時代。
19:10 そして赤道直下の町・Nanyukiに到着。
在りし日の上村直美、ではなく植村直己がケニア山登山をした時の起点の町でもある。
著書には「ナニュキ」ではなく「ナンユキ」と書いてあった。
そして著書によると植村直己にとって、この町は人生の転機(?)となった街でもある
ナニュキのホテルJoskaki Hotelに泊まる。715円
ホテルで荷物を置いた後は、近くのレストランで夕食。
Beef Choma500g 186円 ウガリ43円 Tea21円 Pear Soda330ml 50円
日本だと500gの肉など食う機会はないので、ぜいたく。
あまりにつかれたのか、0:40ぐらいに意識が遠のき、死んだように眠る。蚊はいない。
走行242km
3月23日
8:40起床 22.6℃。冷え込んだ分、天気がいい
しかし、中庭のバイクを見ると、またパンク。いったい何度パンクすれば気が済むんだー
もうタイヤがこんなひどい状態になっていた。
幸い街中なので、バイク屋を発見。
新しいタイヤに交換できるという。
在庫にあったのはオフ寄りのキャラメルタイヤ。3575円。交換すると見違えるように復活。
一息ついて、ナニュキから見たケニア山はとてもきれいだった
昼食はRice&Stew 129円 おかわりのPlainRice28円 チャイ14円
そして昼過ぎにナニュキを出発。13:35 22km
北から見たケニア山。それぞれ表情を変える
14:41 60km 2450m touge
15:52 103km メルーの町 1630m
19:15 エンブーの町に到着。標高1285m。しかしここでは宿を探すとFullだのBookedだのと言われ、どこにも泊まれず。街中を離れ、街はずれの宿にてやっと泊まれた。
間髪入れずにネットカフェに行くが、システムの都合、自分のPCはつなぐことはできなかった。1Fはバーになっていて、ラブホテルのような部屋かも。
夕食はジュース57円。オレンジジュースなのにスイカやキューリの後味がした。ミートパイ72円。チャイ14円。
部屋には電気シャワーがあるが、水がちょろちょろしか出てこなく、時間が無駄にかかる。なんともうまくいかない、かみ合わない一日だ。さすがにケニアンクオリティーにも疲れてきた。だから安いんだけどね。
やはり、気が付けば旅の疲れが出ている証拠だ。燃え尽き症候群の一日だった
3月24日
8:40起床 26度 1Fがバーとだけあって、宿の周りの雰囲気は悪い。
朝食はコーラ500ml57円、ビスケット
embuの町に行くと、公園のような広場には、集会のようなものの準備をしていた。だから昨夜は満室だったのか。
11:11 Embuを出発。
昼食はビーフライス128円。ストロングティー21円 玉子焼き43円
ナイロビに向けて走る
ケニア式遊園地。インドのようなプリミティブな遊園地
15:04ごろ、ナイロビのNKLに戻ってきた。159㎞走行
地図で見ると、ナニュキ、メルー、エンブー経由して、ちょうどケニア山のふもとを一周した形になった
夕方からはふたたび単車でショッピングセンターなどに行き、19:30宿に戻った
走行226㎞
3月25日
8:25起床。NKL最後の朝。
バイクで遊ぶ、いたいけな少女・・ではなく日本人女子バックパッカー
ついにNKLを出発。合計16泊したNKLとの別れだった
かといって、きのうたまたま見つけたショッピングセンターに今日も入り浸ってるうちに、気が付けば夕方になった。
フードコートの食事。ベジタブルスパゲティ400円、パッションジュース129円。とても高い。
そしてナイロビの住宅街で、またまたまたまた突然のパンク。
タイヤを替えたばかりだというのに、釘か何かを踏んだらしい。しょうがないので、その場で修理。
危険なナイロビでパンクするなんて、もう完全にいやになってくるけど、さすがに悪党も困ってる人に対しておそいかかっては来ないだろう。
といってもまたNKLに戻るとキリがなくなるし、ぼちぼち早いうちにケープタウンに戻らないといかん。
そこでナイロビ都心より北西に15㎞離れた、たまたま見つけた郊外の目立たない場所にある安宿に泊まる。NKLより100シリング安い500(715円)
やっと明日から南下できる。ついにケニアから南アの後半戦である
おまけ
ウガンダで撮影した、美人を育てる日本のトラック。
御多分に漏れず萌えキャラが描かれているけど、ジャパニーズピーポーが生み出した「二次元の概念」はアフリカ人には理解できるのでしょうか?