珍体験!バンコク・ファランポーン駅の青空床屋で散髪してみた

東南アジア旅2018-19
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日本の駅ではありえないもの。それが、プラットホームでの生散髪!

といってもエキナカのQBハウスとちがい、冷房も何もない、ガッチガチのワイルドバーバーであります!

その舞台は、今回のタイ旅でも何度も登場してきたファランポーン駅。

その駅の西端のバス停に行くと、フェンスを隔てた12番ホームで、いつも散髪してる光景が目につき、気になってたので、帰国を前に、ついに私も散髪してもらうことにしました

 

列車とともに散髪。鉄道マニアが泣いて喜ぶ散髪

プラスチック椅子で耐えろ

そして私の番となったが、前回の散髪はタイの山奥の敏腕ギャルだったが、

山奥の秘境・メーサロンで雲南麺とセクシーギャルの散髪を味わう
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今回のここでは右から4番目の女子高バレー部員のようなトムボーイ(イケメン風ボーイッシュ)な髪型の女子が担当だった

彼女に、スマホで髪型を見せた。前回と同じヘアスタイルを依頼。彼女は英語も通じた。

しかし、前回の熟練早業ギャルにやってもらったときとちがって、まだまだ不慣れなのか、なんだかえらい時間がかかっている。

しかもずっと頭の下のほうのサイドばかり切りつづけている。きっとインターンとして練習のために髪を切ってるようだ。

屋外なので当然暑いのに、ビニールの髪除けをしてるのでとても体が蒸して暑い。

 

 

そして意外にきつかったのが、普通の床屋なら椅子がビジネスクラスのような楽なシートになるのに、ここでは椅子がプラスチックの椅子なので、それで同じ姿勢を保たなくてはならず、これがかなりキツかった。

さらに鏡がないので、自分がどんなヘアスタイルにされてるのかもわからない。

すべてをお任せするしかない、一蓮托生でスリルあるミステリーバーバーである。

前回早業ギャルにやってもらったときは10分ぐらいしかかからなかったけど、ここでは40分かかりました。

そして、どんな髪型になったのか

 

見ての通り、ちょっとかわいらしいヘアスタイルになりました

担当がトムボーイ(かなりボーイッシュ)な女子だったので、それに乗じてそれと同じヘアスタイルかもしれない。

でも、このほうが逆に若く見えるわけだし、いつものリーゼント風なヘアスタイルよりも、自分の思いもよらぬイメチェンのほうが、刺激があっていいとおもう。

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そして、料金は?

お金を払おうとしたら、タダだった!

タイは貧しい人も依然多く、とくにファランポーン駅周辺は暑苦しいし、小便臭いし駅の周りで寝てるホームレスも多く、まさに西成・釜ヶ崎に似た環境なので、本当はそういう人たち向けのサービスなんだけど、私のような外人がきても、ちっともいやな顔せず散髪してくれた。なので感謝感謝の感激雨あられでした。

散髪途中でも直立不動!

そしてもひとつ日本とちがうのは、タイを列車旅したことのある人は判ると思うけど、タイの国鉄駅では、8時と18時は国家が流れて、駅にいる人はみな起立しなくてはならない。

駅の敷地内にある青空床屋も例外ではなく、見習い美容師も、刈られてる人も、刈られてる最中でも、中断して起立しなくてはならない。

客のほうは頭も中途半端のまま、髪除けを着たまま起立させられるので、はたから見るとまるでドリフのコントだけど、それがタイ王国の流儀である。

いっそ散髪途中のざんぎり頭のまま起立してみたかったわい。

まとめ・駅の青空床屋は利用すべきか?

プラットホームの床屋は、おそらく低所得者向けのサービスなので、刈られるほうも忍耐が必要なので、猛暑の中の散髪は非常にシビアだった。暑さが苦手な人は行ってはいけない。

 

それならば、普通の床屋をおすすめしたい。

タイの床屋はバンコクでもだいたい80~100B(280~340円)と日本に比べてめちゃくちゃ安い。

とうぜんプロなので早業ですぐに終わるし、炎天下とちがって、エアコンも効いて快適でありながら、そして自分のスマホに入ってた写真のイメージとは異なった髪型にされることもないです。

でも、このような無料青空床屋が日本にあったら、どれだけありがたいことかと思いました