かつては黒人の国だった イーストロンドンからトランスカイ

この日は朝の5時半から24時まで走り、625kmも走ったのだ。

だから疲れてすぐに眠れるだろう。と思っていた。

ところが・・・

眠りについてしばらくして気配がするので目を覚ますと、

なんと牛さんたちに囲まれていた。

「なんだ、牛か」

再び眠りにつくも、それだけでは終わらなかった。

日の出と共に、今度は人間(牧場で働く黒人)に見つかってしまった!

「人の土地さで寝ておって、警察に行げ」

などと遠巻きから文句を言われる始末。

世界で野宿してきたんだから当然アフリカでも野宿三昧だ!と意気込んでいたのだが、アフリカの野宿がこんなに難しく、かつこんなに殺伐としたものだったとは・・・・

それ以降、無理して野宿するのはやめることにした。

アフリカの野宿のむずかしさや危険さは覚悟していたが、やっぱりアフリカを甘く見ていた。それに比べれば日本はやっぱり治安がいい。

12月17日

そんなわけで5:05分出発。睡眠不足ぎみ。

やっぱり、いくら牧場の片隅とはいえ、不法侵入でもあるので寝てはいけません!

後の祭りのKWTの街に戻る。するとテントが張ってあるではないか

今思うとジョーダンではなく、本当にここでテントを張らせてもらって寝ればよかった!

逆にそのほうが一人ぼっちで寝るよりも安全だったりするからだ。

イーストロンドン East London

6:41イーストロンドン着。きのうのポートエリザベスよりも小さい、ロンドンというよりも郡山のような、中ぐらいの市街地の規模。

インターネットカフェ。10分4ラント40円 15分50円 30分80円 1時間140円と妙に細かい料金設定

黒人による村

イーストロンドンから谷を越えて
Butterworthという村(マレーシアにも同じ地名があるけど)に入ると、今までの街とは全く違うのだ

 

小汚く泥臭い雰囲気、活気と人に満ち溢れたギンギラギンに熱いストリート。
そう、これぞアフリカなのだ!!
かつての黒人の国・Transkeiトランスカイに入境したのだ

トランスカイは、南アフリカ内にあった独立国のひとつだが、これは南アの白人らがアパルトヘイトの国際世論の批判をかわし、自分たちのメンツや利益をたもつために都合のいいように仕立てられた傀儡国家らしい。

南アを旅していくうちに、アパルトヘイト時代の南アは、本当にロクでもない国だったことが、改めてわかる。

かといって、差別された怨念が爆発し、治安が急激に悪化している今の南アもいいとは言えないが。

モンゴルのような家に、牛を放牧。平和でのどかな景色

旧トランスカイの中心都市、Mthatha(ウムタタ)に到着。

高い近代的ビルもあるが、Butterworth同様、中心街は人と活気に満ち溢れている。

なによりいいのは、ケープタウンなどの他の都市で感じたギラギラした殺気や、危ない視線が感じられない!

街中を親子連れで歩けるのは、治安が悪くない証拠。

それは、白人が定めたトランスカイとはいえ、世界のネルソン・マンデラの生まれ在所で、自分たちの黒人領に誇りを持っていることがひしひしと感じられ、人々も黒人本来の、のびのびいきいきとしたフレンドリーさを感じることができ、うれしくなる。

さて、ここウムタタで少し休むぞと、ゲストハウスを訊ねたが、一番安いゲストハウスでも、アジアの安宿のような古くて狭い部屋で200ラントもするなんて、話にならない。

そして、住宅街にあるPrestwichという裕福な黒人家族が経営するゲストハウスを訊ねると、部屋は清潔で良さそうだが300ラントする。

そこで、「ゲストハウスの敷地内でキャンプできるだろうか?」と頼んでみた

そしたら、おかみさんからOKが出て、一泊50ラントでいいかと聞いてみたら、それでよいとのことだった

テントを張った後、ムタタの街で買い物。街をぶらぶらする。黒人の街なので、とにかくアフリカン。
店から大音量で流れるキリスト賛美の怪しい黒人音楽。
段ボール箱をバランスよく頭に載せて買い物帰りのおばちゃん。

軒下の露店の買い食いも楽しい。
ゴルフボールを大きめにしたぐらいの、ミニサイズのりんごや桜桃が売られていて、1ケ1ラント10円。でも甘くておいしい。

釣り用のクーラーボックス一つで身軽に商いをするソフトクリーム売りのおばちゃん。
クーラーボックスの中にはソフトコーンと、市販の2L入りのアイスクリームが入っているだけで、それを盛り付けるだけのものだが、1つ4ラントと安い。
少し溶けかかっていたが、安くてうまいので2つ食べた。

21:50寝る

本日の朝食:残りのパン、チョコレートバー、バナナ牛乳 500ml 65円🍞🍫

昼食 小さいりんご2個20円 🍏🍎 ソフトクリーム40円を2個🍦

夕食 スーパーで弁当(マトンとRice)200円

走行415km

12月18日

7時起床。上流の黒人家庭が経営するこの宿は、バスルームとかもきれいで、まるで欧米や、南米の上流階級の家庭に泊まったときと同じ雰囲気である

いろんな人たち(みんな黒人)と話しているうちに、もう一泊する事にした。
洗濯物もアイロンしてくれた。その心遣いがとってもうれしい!

くそあついテントの中で今後の旅プランを練りまくる。
11時ぐらいに少しヒルネしてしまった

その後また街へ。この町でもChinaShopと書かれた中国商店が何軒かあり、雑貨等のみならず、自転車や家電品も売っている。

こんなアフリカのはずれだというのに、意外と10代ぐらいの若い男や女の中国人も多く、とくにかわいい女の子が一人いて、それがまるで日本の女子中高生みたいだったので、黒人や白人ばかり見てきた自分は思わず見とれてしまったぞい。

夜、宿に戻るとは「雨が降るぞ」という忠告されたので、その後そのとおり、激しいStorm。テント内の両端が漏れる。
ひたすら狭いテントの中でうずくまるが、21時になって眠くなって横になったら雨も止んでホッとする。

朝食 カールのようなコーンスナック24g 10円

昼食 小桜桃1こ10円 🍑

夕食 スーパーの弁当 チキンカレー 180円🍛

走行16km

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