インド沈没日記1 コルカタで美しく健やかな大沈没生活

インド2019
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コルカタでまさかの大沈没!最初は2泊ぐらいの予定が、以後沼にはまるが如く。

コルカタにやってきた理由がある

それは日本円の両替と、SIMカードを買うのと。4年前にお世話になった人に会うため。

宿までの道のり

目的地の宿の緯度経度をウェイポイントにGPSに登録しておいた(グーグルマップとスマホだとバッテリーがすぐなくなる)

横を向いたら目の前に目的の宿発見!GPS,GJ!

うれしかったのはバイクが停められたことだ。治安の悪いコルカタでバイクをどこに停めるか悩んでたところなのでちょうどよかった。(駐車代は1日100ルピーだが長期なら割引交渉できる)

ともあれ、ちょうど5月のインドはとにかくアツすぎる。特に昼間は死ぬほど暑かった。そんなところをバイクで走るのはもはや苦行です。

5月11日

コルカタ2日目。所有するルピーが少なくなってきたので、宿の人から教えてもらったベストレートの両替所に行く。

コルカタでもSIMが簡単に買える!両替も得する!サダルストリート
コルカタのSIMカード入手と最高レート両替店インドの中でも日本や東南アジアにも近いため、いまだインドの玄関口としての役割を果たすコルカタ。インドのカオサンともいわれてたほどのコルカタのサダルストリートは、外貨両替と、SIMカードを買うにはぴ...

いくら両替するか迷ったが、この2か月分を考えると、10万円と12万円の中間をとって11万円にした

11万円だと6310×11 69410ルピーとなり、34枚の2000ルピー札。これで一安心なり。

それにしてもコルカタの暑さは耐えがたい暑さだ
インド人ですら暑いといっていた

調べてみると、コルカタの気温は39℃。汗が引くような乾いた暑さならまだいいが、蒸し暑さなので、たまったもんではない。不快指数最高ではなかろうか。人間の住めるような環境ではない。だけどこの一帯は人口が多いのだ。

宿にはWiFiがあるので、動画を上げる

ジクサーでインドの最奥の秘境の町を走るという、超マニアックな動画。 #ナガランド #ワインディング

さて、この宿で出会った人のことをいろいろ書こうと思ってましたが、結構めんどくさいのよね。

ほかの宿泊者のことをここで勝手に書くと、あとでマズいし。

そんなわけで、沈没ネタは、なにかあったらまた追記していきたいと思います

朝  トースト オクラ汁 紅茶 チョコケーキ25
昼 冷やし中華
夜 肉野菜炒め定食
宿
走行 0km

5月12日

現在ドミトリーで執筆してる。あまりに暑いのでパンツ一丁だ。

ドミトリーの部屋は「男女別」と、欧米人が多いドミトリーだと「男女混合」があるが、男女混合なら男臭さが和らぐ分、女子が同じ部屋にいるとどんなに暑くてもパン一になれないから、逆にしんどい、といま思った。

とはいえ、白人女子がビキニや下着だけだったら、こっちも遠慮なくパンイチになれるのだが。でもそれはあまりない。ましてや日本女性だとありえんだろうな

暑いが、おとといのような異常な暑さではない、和らいできたか。

23時半ごろ寝る

朝 トーストなど
昼 ペペロンチーノ100 ロールケーキ22 チキンサンドイッチ35
夜 トマトハンバーグ(つくね)定食 ビール90
宿
走行 14km

 

5月13日 今日もジクサーに乗ってないけど、ジクサー動画を

暑いが、おとといのような異常な暑さではない、和らいできたか。

23時半ごろ寝る

朝 トースト かきたま汁 紅茶
昼 冷やし中華 チョコケーキ25
夜 チキン南蛮?やきとりにポテトサラダ掛け定食
宿
走行 km

日本のジクサーはこんな感じ。あのモーサイも、いまや動画も普通に手掛けるんだね

これも日本のジクサーなり。しかもカラーもデザインもいまインド一周してるのとまるで同じ。

転じてここインドでは過酷な暑さと砂埃と凸凹凸凹ですぐに汚れてガッタガタになります

 

 

5月14日 ドクターストップ

9時ごろ起床

ここは2泊か3泊で出る予定だった。しかしスタッフから1週間は泊まる?との悪魔の答えがやってきた

そう思うと、危険で苦しい思いをしながら、バイクの旅を続けるのがばかばかしくなってきた。

ガソリン浴びたり、当て逃げされたり、正面衝突しそうになったり、泊る所がなく野宿したり。死ぬほど暑かったり・・・・

こんな苦行をしながら、どれだけのメリットがあるのだろうか?

特に5月の北インドは人間が行動するには危険なぐらいの暑さなので、もうこれはドクターストップ並みに考えたほうがいい。そう思うようになった。

ガヤまたはカジュラホから、ニューデリー経由してジャンムー当たりまで列車で輸送すればいい。どこまでできるかはわからないが、出来なければ計画を変えればいい。

そう思うと、とても気持ちが楽になった。

明日の夜、プリー行きの列車に乗ろうと思ったが、プリーはサイクロンの余波でいまだ電気が来てないということで、蚊も多く、どうでもよくなってきた。でもヨガの人たちにもあってみたい。心頭滅却してるのだろうか。

結局、ゆるゆるとPC作業をしてるうちに、夕方になった。

何日に出るとか考えるのやめて、もう気のすむまで、自分がイヤになるまでここにいよう。

ある便なら、ガヤから終点アムリトサルまで送っていいかもしれない。
成功したら帰りはUdhampurからデリーまで送るのだ。なんてことを考えていた

夕方、近くを散歩する。

朝トースト
昼 カルボナーラ
夜 唐揚げとまたスパゲティ
宿
走行 0km

5月15日 ユーチューバーで思うこと

9じきしょう
ユーチューバー同士?ということで。もう一泊 出る出る詐欺復活か
でもコルカタは見所もいいことないし暑すぎる。

昼食と夕食は別料金だが、外に出ずとも、家庭のように食事が出てくるのでありがたい。
3食昼寝付き。のたうちまわされたこれまでの旅で、休養と栄養を。

昼食後昼寝するも暑さで目が覚める。室温34℃で暑いったらありゃしない

 

この宿にはYouTubeで自分の旅動画を上げている人も多い。といっても、YouTubeで収益化しているのはまだだれもいないが。

動画の編集方法。たとえばiPhoneなら、iMovieのようなアプリがあるけど、PCだとソフトを探さないといけない

中にはかなり凝った動画を作ってる人もいるが、たとえるなら、凝りすぎて変な味付けになってしまうこと。

グラタンにチョコレートソースとドライフルーツをかけるような。
そうなると食べたいと思う人はいなくなる

自分がやってるのは、ゆでたたまごやじゃがいもや、七輪で焼いた焼き魚のような、シンプルで素朴な味。そんな動画を気分次第でアップしてる。

 

夕方33.5℃ パン一でも割と快適だった

共有スペースでは雷がなった すずしいからといってインド人スタッフは開けだした 熱気がこもっていた。

バイクのドラムブレーキの泣きがあちこちから聞こえるようになった。雨が降った証拠だ。

朝 トースト チャイ
昼 オムライス100

宿
走行 0km

 

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5月16日 人はそれを沈没と呼ぶ

8時20分ごろ起床 エアコンききすぎて寒かったのでファンを停めた

今日もドミトリーで執筆中。不便なドミトリーなので用が済んだら2日ぐらいで出る予定だったのだが、学校の寮や、合宿所のような雰囲気にどっぷり浸かってしまい、気が付けば1週間経った。人はそれを沈没と呼ぶ!

なぜならそこには仲間がいる。とても暑く過酷で孤独なバイク旅とは対照的で、毎日がゆるゆるで楽しいとなれば、沈没した腰を上げるのは、容易ではない。

ただ、朝と夕方はうるさい。もうぼちぼち行こうかと思う

ところきのう5月16日は「旅の日」でした。なぜかというとその日松尾芭蕉が旅立った日だからということで、ツイッターで初めて知りました。芭蕉のファンであるカソリサンはすでにご存知でしたか?

たしかに日本を芭蕉のように5か月の旅するなら、この日あたりに出発し、秋ぐらいに旅を終えるのがちょうどいいと思う。

カーリー寺院に行った

朝 トースト 25
昼 Chopsuey
夜 コーンクリームコロッケ定食  失神?コルマカレー ほぐしたカレー?130
宿
走行 0km

5月17日 カルカッタとロサンゼルスと

きょうはやたら蒸し暑い。インド人ですら暑いというぐらいだ。

シンプルだが野菜が多く入っており、考えて見ればおかげで元気が戻ってきたのは、休息もさながら、食事も大事だと思う

ただ、よどみ続けているとどんどん日にちがなくなるし、また調子悪くなるだろうから、いつ出るか
とはいえ、なんだかヤケクソ気味なので、もうこうなったら気のすむまでいてやろうと思う。

ケーキショップのMio Amoreの扉の前には、乞食のおばさんが群がってくる
店員は、アメとムチで懐柔していた
彼らにわたす小銭は、きっと自分のポケットマネイから出してるんだろうか

思えば18年前、ロサンゼルスのリトルトーキョーの外れのホテルに1か月住んでいたが、そこもいわば日本人宿だった。

そこの立地は非常に治安の悪い場所で、近くではホームレスが多数住んでたので、その時を思い出すのだ

若き日から18年経って、やってることはあまり変わりはない。そして当時の自分と同じ年代の若者たちが、ここコルカタに来ている

朝 トースト
昼 カルボナーラ100 チョコレートサンデー45
夜 からあげトマト煮140
宿
走行 0km

5月18日

there is very very hot and sultry everyday. so I lost motivation for riding a motorcycle….

インド人スタッフの二人は男同士なのに合わさるように寝ていた
普段だったらそう言うのを見ると暑苦しいなと思うが、
いまやぜんぜん思わない。
いまやストレスがゼロに近いからだ。

気が付けば8日が過ぎた。
きのうおとといと、日本人スタッフが帰国日までいるの?と言ってくれている

そもそもインド人は、長距離の移動にバイクを使わない。安い列車代と高いガソリン代では、割に合わないからだ

今日も生気を削がれるほど過酷に蒸し暑い。今日もドミトリーで執筆ちう。それまでは予定に間に合わすべく追い詰めらたような旅をしていたが、そうなると大惨事にもあったりで、楽しくなくなった。なのでいったん全部リセットして、考えるのやめた。

たびいちはどこに向かうのか?

それは自分でも全くわかりません。

 

同じ宿の女子が観ていたキワモノ動画。

その名も「ロバをおかす男たち」

それはゆうちゅうぶにあるよ

 

朝 トースト いちごシェーク缶200㏄ 30
昼 ペペロンチーノ100
夜 ハンバーグトマトソース煮
宿
走行 0km

 

5月19日 出会いが多い旅の宿

ここにいると、出会いが多い。日本での生活では考えられないぐらい。出会いを求めたかったら日本人宿に行け!?(笑)

そういえば5年前、東北のとある地方都市で、「町コン」のスタッフをした女性の話によると、いざ町コンが始まっても、男性陣は男性側だけ、女性陣は女性側だけで、それぞれ固まってしまうとのこと。

たしかに、同性同士で話しても、それはそれでたのしい、とのことですが。

でもそれでは町コンの意味がないので、そのスタッフの女性は、「世話焼きばあさん」のように男性陣を女性陣にくっつけようとしたが、

男のほうは、結局また男同士で固まって「あんまりかわいいのがいない」とかなんとか、ぶつぶつ言い合っているだけで、ちっとも進展しなかった模様。

その話を聴いて、ラテンはいってる自分としては、せっかく高い参加費払ったのだから、なぜもっと押さないのだろう、と思ったね~

そこは冬は雪深くなる山の地方なので、どうしても気質的にシャイだったり、仲間の手前でがっついたりできないのもあるんでしょうね。
これが大阪とか沖縄だったらまた変わってただろうけど。

でもそれがその地方の人々の気質が反映されるのかと思うと、実に面白いものだ。

朝 トースト
昼 冷やし中華
夜 からあげ定食
宿
走行 km

5月20日

果たして、このインド一周が、自分自身がやってて楽しいのか、読者が読んでも楽しめるのか。改めて振り返る「時間」が必要だったと思う。きょうも絶賛沈没中だが、いま現在は決して無駄なことではない。

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となると予定より何年もかかるかもだが。でも沈没ならお金はさほどかからない。まさにNever Ending Journey。

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朝 トースト
昼 ペペロンチーノ
夜 肉野菜炒め
宿
走行 0km

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