桃太郎電鉄令和編発売。では元祖の昭和の桃鉄はどんなゲーム?

列車・鉄道ゲーム
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桃太郎電鉄(以下桃鉄)の最新版が発売されましたが、

コロナで満足に旅できないためか、世間的には思った以上に注目されてると思います

 

そして令和の最新作は地名(駅)もさらに充実、うちの地元までも初登場したぐらいだから

そしてその土地の歴史上の人物も出てくるので、子供にとっても、遊びながら日本地理や歴史の勉強にもなる、いいゲームだと思います

 

最新作は「昭和平成令和も定番」というサブタイトルですが、

昭和の桃鉄はどんなものなのか?

実際に昔、初代の桃鉄をプレイしたことがあるので、そのことを書こうと思います

初の作品 昭和の桃鉄をやってみた

初の桃鉄は1988年にリリースされて、昭和63年というちょうど昭和最後のぎりぎりのタイミング。

サブタイトルは「日本一周すちゃらかトレイン」

「祝!瀬戸大橋・青函トンネル開通」と書かれており、1987年に国鉄からJRに変わったこともあり、新しい列車時代の幕開けだったと思う。

昭和のファミコン版だから、そりゃあシンプルだろうと思ってたが、やってみると想像以上に極めてシンプルでした

具体的にいうとどんなものかといえば、

●政令指定都市や地方都市しか出てこない

●貧乏神などのキャラや、カードもない(でもコメントには「ボンビー」と出てくる)

収益の増減については、物件をくれたり、没収されたり、夏のイベントで収益になったり、冬は雪で減益になったりと、とにかく地味で質素。

すごろくゲームをそのままファミコンにしたようなシンプルさだった。

感想としては、当時はかなり単調だったけど、いまやると新鮮にうつる思う。何人かでプレイすれば、割と味があると思います。

 

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桃太郎伝説のスピンオフ的な作品

あの頃は、桃太郎電鉄よりも、桃太郎伝説(桃太郎を主人公にしたRPG)のほうが圧倒的に人気があった。

そこで「伝説」と「電鉄」をひっかけたスピンオフ的なものを作ったのだろう。

あのころは、ボードゲーム型のファミコンソフトもいろいろ出てた。

たとえば当時ゲーセンで圧倒的人気だった源平討魔伝も、ファミコン版にすると、タイトルは源平討魔伝でも、桃鉄とおなじくボードゲームスタイルになり、三枝の国盗りゲームみたいな、まったく別の内容になってしまった。

とはいえ、アーケード版の圧倒的にダイナミックなグラフィックやサウンドを、チープなファミコンに移植・再現する事態、無理なんだけどね。

 

しかし初期の桃鉄の後は、平成になってからはどんどんパワーアップし、現在では、先祖の桃太郎伝説よりも、いまや桃太郎電鉄のほうが圧倒的人気になっている。

 

いまのこれでもか!というぐらいグラフィックも演出もきれいで、内容もギッシリ詰まったレベルからすると、そんなオマケレベルの昭和桃鉄のシンプルさでも、昔は単品として販売できたのだから、バブルの時代だなと思う。

ということで、

クリスマス・年末年始はぜひ家でゲームで旅をしてみてはいかがでしょうか

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