2月1日
8:33起床。でも眠い。沖縄の離島のような建物。
川を挟んだパンガニの町の南側を見ると、瀬戸内海のように見えて、沖縄のようでもあり、どこか日本的でなつかしくもある。
これまた瀬戸内海のようなはしけで南側にわたり、
さらに奥のビーチへいくと、ドリフターズ発見!
とはいえ、ドリフターズのもともとの意味は「漂流者・漂泊者」という意味なのに、いつの間にか全員集合や、ドリフ大爆笑のようなイメージになってしまった
あわよくば静かなビーチを堪能しようと思ったのだが、そこは白人向けのリゾート地になっており、不便なくせに宿泊費も何十ドルもかかり、バカバカしい。
なのでパンガニに戻る。バイクパーツショップ。
見るだけでもおもしろい。
ダートルートを北上して、北部の沿岸都市タンガヘ。
タンガの街中から、舗装路になる。
全線ダートの為、距離の割りに時間がかかった
タンガの560円の宿はまあまあだった。部屋にバスルーム付きだが、シャワーの真下に、インド式和式便器がある。小用がちびっても、シャワーで体を洗えば自動的に便器周りがきれいになるので、一石二鳥で合理的。
傍らに大きなバケツがあり、用便後、その水でけつを洗い、流す。バケツは当然洗濯にも利用できる。インドっぽい。
朝 キャッサバチップス16円 マンゴ2個
昼 ミックスジュース32円
夜 チキン&ウガリ・ココナツスープ、ビーンズの定食 200円 ペプシ40円
屋台のドーナツ 4円を2個 ちっこいあげパン 4円を2個と、2円を2個
走行145km
2月2日
8時40分起床、今日はタンガに停滞、連泊。じっくり寝た。PCでゲームしたりして、まったり過ごす。
タンガは港湾都市である
2009年のメモリーカードの値段
タンガの女学生。同じ学校でも、イスラム教とキリスト教では制服がちがう。
その屋台で売っていたお菓子はこんなかんじ。
なお、男子は笑っちゃうぐらいに日本の夏服とそっくり。
と思えば、タイの坊さんのような格好した人がいる。マサイ族?
タンガの団地。それにしても、異常に近すぎやしないか。おたがい親密だからでしょうか?
歯磨き粉の名前が、Aha。アハッ アハッなんて言うのだろうか
アフリカの救世主・小浜くん
なんと、サンシロー。
あまりに気になったので、宿のスタッフに「姿三四郎を知っているか?」と聞こうとしたが、あいにく閉まってた。
走行49㎞
朝 大きいマンゴ 16円を2個
昼 魚とウガリ 200円
夜 チキンとカレーピラフ 120円 昨日と同じドーナツと揚げパン 14個で40円
2月3日
8:47起床。今日はタンガからケニアに入国するのだ
タンガからケニア国境までの60kmは物凄い劣悪なダート。
激しい振動のため、ザンビア・ルサカで転倒してダメージを受けたフロントカウルがついにポロっともげてしまった。
携行している針金で応急処置をするも、すぐに切れる。どうにもならないので、ダートの間は外して走ることに。
そして、道の端の深砂にはまり転倒。足をはさまれた!
まるでバレーボールのケガのように足がいたむ。
昔はオフロード車に乗ってた自分なのに、おかげですっかりダートが恐怖になる。ダート嫌い。ダートを好んで走る人の気が知れなくなる。
そんなひどい道なのに、村はちゃんと存在する。
ケニア入国できるか?
ついにタンザニアからケニアに到着。人間はビザ50ドルだが、問題は単車の通関。
何年か前にある仲間がナマンガから入国しようとしたら、単車をおいてナイロビまで行かされたという話を聞き、気が気でなく、さっきのカウルポロリ事件もあって、私は神経がピリピリしていた
もしそんなことになったら、ケニアに入らずそのまま引き返そうかとも考えていた。しかしもどっても悪路なので、我が心の憔悴も最大だった
さあ、はたしてケニアに入国できるのか?