最近話題の「バグダッド日誌」でもそうめんの話が注目されましたが、暑い海外の長旅で真っ先に食べたいもの。それがそうめんです。
4月21日 メーサロンからチェンマイへ戻る
そろそろ北タイともおわかれの時間がやってきました。
4月の初旬中旬はタイ最北の町・メーサイで過ごし、21日の夕方はメーサロンにいた。夕方なので本来ならそこで泊まるべきなんだろうけど、北タイに長居しすぎてしまい、メーサロンで泊まるとなると日程的にキリがなくなるので、今宵は無理してでもチェンマイに戻ることにした。けど、おかげで完全燃焼した気分だ
メーサロンからは国道107号を進む。そのまま走ればいいものを、夜道で退屈なこともあってかネオン看板やキロポストなど、くだらない写真ばっか撮ってしまう
走っては止まり、そして戻ったりなので全然進まない。
かといって、「あれを撮っておけばよかった!」と後で後悔するよりは・・と思うと、どうしても取らずにはいられないのである。
デジカメは罪な道具だなと改めて思う。20年前は36枚撮りフィルムを持って行ったが、フィルム代と現像代を合わせると1枚につき30円のコストがかかるので、お金のムダにならないよう、おおげさにいえば1枚1枚を、魂を入れて撮っていた。
18時過ぎにメーサロンを出発したので、22~23時ぐらいにはチェンマイに着くだろうと思ってたが、とてもじゃないがそんなペースだと、その時間には着けない。
国道107号の街道沿いには随所ドライバー向けのホテル(モーテル?)の看板もあるが、一泊400Bと高い。それだったら何としてでもチェンマイに戻ったほうが宿代が安くつく。
結局、日付の変わった25時にチェンマイ到着。前回も泊ったおかまバー前の最安ホテル・トラベラーズインにチェックイン。普通のゲストハウスだと夜中は施錠してロックアウトされることが多いが、このホテルなら真夜中についても気兼ねなくチェックインできるのがいい。
宿 Travelers INN #212 250 (depo250)
4月22日 そうめんに感激
9時起床。今朝は早速チェンマイ駅に行って寝台列車の予約を入れる。
そしてレンタルバイクの店に行き、オーバーしたレンタル代金を払いに行く。
楽しかった北タイの日々。心にぽっかり穴が開いた気分だった
チェンマイの号泣ラーメンは、ネットの更新によるとそうめんもはじめたのことで、「チェンマイに戻ったらそうめんだ!」と楽しみにしていた
なぜなら、暑い国こそあっさりしたそうめんは格別なのだ。
インドを旅してた時は、くそ暑いのにくどいカレーしかなく、「そーめん禁断症状」のような状態になってしまった。インドの日本人宿や日本レストランでそーめんを出せば、それだけで大儲けできるのではと本気で思ったぐらい。
そして待ちに待ったそーめん
つゆの味も、そうめんののどごしも申し分なし。真夏の暑いチェンマイで食べるそうめんは最高。かゆい所に手が届くチェンマイの日本食環境はもはや最高レベルと言ってもいい。号泣ラーメンなのでいつかは正式に号泣したいものです。
宿に戻っても暑いので昼寝。完全に日本の夏休み状態。
夜のナイトバザールではマレー式サテーを食べたが、カレーソースはやたら甘いカレー味 サラダも甘く辛かった
朝 バナナチョコケーキ12 ランチパック12
昼 そうめん79 やきとん2本18 カオニャオ7 白飯6
夜 サテー10本 50 クレープヌテラ30 たこ焼き6個30 アイスクリーム10×2 アイスキャンデー5 おまけ2本
4月23日 ホームステイ型のタイクーンゲストハウス
この日はTaicoon タイクーンハウスに一泊だけ泊まった。202号室 300B
http://taicoonhouse.web.fc2.com/
癒し系のきれいな40代の中年女性2人が運営しているアットホームな宿。ここのレンタサイクルは40Bと安い。
清潔だが、改めてタイの宿のクオリティの良さはすばらしい。アフリカの途上国だとサービスの概念というのがまるでないので本当に大変だった
ただ室温が32度もあり、シャワーを浴びたのにどこか体がべとべとする。そしてどこから来るのか蚊が多かった。ベープ必須。
昼間はニワトリがうるさかったけど、夜は非常に静かだった。住宅街の中なので、遅い時間の出入りは気が引けるのがネック。
タイはいいとこだけど、こないだまでメーサイのバンガローで3週間ぐらい住んで、ワイルドな環境ゆえに両脚は変な虫に100か所ぐらい刺されているため、チェンマイに戻ってもかゆくて脚もぐちょぐちょで、トロピカルライフも楽じゃない。
蒸し暑さと蚊と脚と部屋にWiFiも通じることもあって、5時ぐらいまで眠れなかった
朝 ソフトクッキー6 コーヒー
昼 しょう油ラーメン59 替え玉10×4 おかかおにぎり25
夕 Mikku300ml 12
夜 黒糖茶9 ピザ(割引)24 ヨーグルト2個特価10 飲むヨーグルト特価10
宿 Taicoon タイクーンハウス 202号室 300B
4月24日
10時に起床 室温32度とべたつく気温。
タイクンのチェックアウトは11時だが、その後も中庭で、癒し系美魔女スタッフとまったり過ごす
このゲストハウスは、リタイヤした現在70代の日本の人が、なんと同じ部屋に10年も住んでいるという
タイクンは一泊300B、月ぎめでも6000B。その人は日本に帰国中だが宿代を払いつつけて部屋をキープしている。でもリタイヤした長期滞在者なら、6000Bあればここよりも安くて広い快適なマンションなどいくらでもあるのに、なんで10年も同じ部屋に?
と思ったが、話していてすぐ合点がいった。やはりアットホームでスタッフの女性二人がおだやかでやさしく、美人だからだろう。中年女性とはいえ、娘みたいなもんだろうし。
まったりした後、トラベラーズインホテルに戻る。
明日にはチェンマイを出発バンコクに戻るので、雑務をこなし、夜中3時過ぎ寝る
朝 もらったバナナ
昼 コーヒー、コーヒークリームパン10
夕 キットカット類似品10
夜 冷やし中華79 替え玉10×2 BBQ串8本 40 寿司7個 35
宿 Travelers INN #212 250 (depo250)
4月25日 チェンマイ最後の日
9時5分ごろ起床 眠いが早起き必要。
30.3度 快適な気温 身体もさらさらして蚊もほとんどなかったのでぐっすり眠れた
乾いた気候と、虫がいないせいで一気に脚の傷口もふさがった。
ロビーに行き、フリーコーヒーを拝借しながらきのう買った処分品のコーンパンを食べる
フロントを見ると、スタッフがPCでユーチューブを見ていた。いっつもYTを見てる。
それにしてもタイ人、スマホでもPCでもほんとにYT見てるなあ。これが2018年のトレンドなのか。
タイのメディアはYTなくして成功無しといったところか。
最後の日なので、いろいろあいさつ回りをしているうちに、バンコク行き列車の出発時刻が近づいてくるのでした。