(20)コルカタからデリー行き寝台列車へ

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12月18日の日記より:

6時50分に目ざめた。タイ時間だと8時20分なので体がまだタイモードのままだった。

初日は超最悪だったコルカタも、意外に慣れてしまった。

朝食に立ち食いプーリー屋台。たったの10ルピー(20円)

15年前は5ルピー(12.5円)だったので、多少値上がりしたとはいえ、

その相変わらずの激安ぶりは感動的だった。

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早速若い男が話しかけてきた。食べながらの会話。

私が「日本から来た」というと、

「ぼくは日本についていくつか知ってるね。日本には高いタワーがあって、スリースリースリーメーターあるね、そして新しいタワーが出来て、シックススリーフォーメーターの名前はスカイタワーだ」

「スリースリースリーメーター」には笑ったけど、最後の答えは残念。正解は「スカイツリー」でした。

彼はなんと、アメリカやイギリスの顧客相手にコールセンターで働いているという。そんないい給料をもらってそうな男が、こんな安飯屋で食べるのかが謎だけど。

あ、人のこと言えないか(笑)

チャイは文化だ!

そして、街角にいたるところにあるチャイを飲むのが実にいい。1ぱい5ルピー(10円)

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インドでは地域差無く、どこでも砂糖とミルクいっぱいの濃厚なチャイで、

味わうように飲むのがおいしい。

私もインドのチャイは大大好物だ。郷に入れば郷に従えじゃないけど、毎日のように欠かせない。

日本のように甘さも控えめのミルクティーだと、物足りなくなるぐらいだ。

そんなチャイを飲んでいると、また若い男がやってきて井戸端会議。

彼は「サダルストリートは嫌いだ」といっていた。騙したりする悪い人間が多いからだという。

激しく同感。

「サダルなどの中心部は非常に高いが、コルカタの郊外に行けば宿泊代も安くなるぞ」と言っていた。しかしサダル以外は宿も少なく、荷物のある旅行者にとっては郊外に泊まるのはいろいろ難しいが。

そこで今度はこちらから

「きのうはなぜホテルはどこも満室だったんだ?」

とたずねてみると、

「今日は学校の休日で、ガンガーだかのフェスティバルとかがあるため混雑している」

と。だからきのうはどこへいっても満室だったようだ。

街角のチャイを飲むことは、ただミルクティーを飲むだけでなく、こんなふうに井戸端会議的に人々とのコミュニケーションも取れる。だから今でもチャイが生活の一部としてのチャイ文化が根付いてるのだと思う。

「コーラなどは文化性がないが、われらインド人はチャイをリスペクトしている

とまで言っていた。

チャイはただの飲み物ではない、リスペクト(尊敬・敬い)の対象だ。

インド人にとってはチャイは濃厚な「ソウル・ドリンク」なのだ。

朝の散歩なのに、うろうろしているうちに場所がわからなくなり、人に聞きまくり、やっとホテルに戻ることが出来た。

すぐに荷物整理してチェックアウト、これから向かうシアルダー駅へは歩けなくもないが大荷物を背負っているので、結局タクシーでシアルダー駅へ。

いまなおアンバサダーのタクシー。クラシックな外見は変わらないが、インテリアではスピードメーターの距離計がデジタル表示なので、以外に近代的である

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サダルの北東からだと結構距離があった。交渉で70ルピー。

どうでもいいことだが、シアルダー駅に到着すると、

駅舎の看板のSEALDAHがSENDAI(仙台駅)に一瞬見えてしまった

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駅に入ると、新宿駅のような人ごみ。新宿とちがうのは歩くスピードが早いこと。Drinkingwaterとかかれた蛇口があったので飲んで見たら微妙に塩味でまずかった。しかしべつのところにも蛇口があったので、そっちは普通の水だった。

駅の外のアメ横のような商店街に出ると、異常な喧騒と活気。そのさまはウガンダの首都カンパラの市場にそっくりだった。ウガンダとインド、どっちが勝つか!?というぐらい(笑)

カンパラの市場。アフリカンパワー大爆発。

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これがシアルダー駅の商店街。

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それにしても、看板を見るとオーム真理教のようなサドゥーが写っているが、

タイでは信じられない事だ。

なぜならサドゥーのような原始人な見かけの人は、清潔好きのタイではものすごく嫌われるのだ。

かたやこれはタイの空港で入手したちらし。

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見ての通り、タイの女の子は肌の露出たっぷり。

インドではありえない!!!!!!!

封建的なインドでは、萌え系はこれで見納めとなる(´・ω・`)

コルカタの喧騒と混沌も、意外に慣れてしまった。やはり喧騒と混沌のアフリカに長くいたので、インドの喧騒に馴染むのも早かったのかもしれない

駅前でおはじきで遊ぶ子どもたち

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なによりもチャイや屋台のスナックやコーラとかが5ルピー(10円)で飲めるのがうれしい。

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北へ歩くと、カトリック教会を発見。さらに進むと墓場になっており、アメ横の喧騒とは打って変わってなぜか人がほとんど誰もいない。聖域のように落ち着く。インド人は意外と分別がしっかりしていると思った。これが中国だったら勝手に墓場に入って飯とか食ってそうだけど。

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とにかく人だらけのコルカタで、やっと座ってくつろぐ事が出来た。

ここでPC作業をする。

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タイのときと同じ半そででもややひんやりする程度でそんなに寒くないが、インド人は半分ぐらいがフリースやジャンバーを着ている。

お笑いマンガ道場のような自転車ホーンが、ぱふぱふ鳴っていて、その音はタイと同じ。

名前の頭に「Sri ~」とつくのもタイと同じだし

5時。近くのモスクよりアザーンが流れる。だいぶ暗くなり始めた。鳥が騒ぎだし、蚊が出てきた。ノートPC閉じる。

寝台列車へ

プラットホームについて列車を見ると、張り紙があって、まるで受験番号のように自分の名前が書かれてあるはずなのだが、プリントアウトしたEチケットの番号から見ると、なぜか自分の名前でなくほかの人の名前になっている。

とりあえず座ってみると、「君の席はここではなく、向こうに変わった」と言われた

張り紙をよく見ると、下のほうに自分の名前があるではないか。

変更後の座席に行くと、一番扉側で、そのとなりがパントリー(厨房車)なので、油臭かった。

向かいの席には、足が少し不自由だというインド人青年がいて、彼も変更させられたらしい。

今回、Durontoというコルカタ>デリーを17時間で結ぶ最速の便を選んだのだが、タイの寝台列車に比べてとにかく速い。「この電車の最高速は140km/h」とかアナウンスで言っていた。GPSでチェックしてみると、たしかにMAX131km/hだった。寝台列車しかも20両近い車両を引っ張ってる長い列車なのに、日本の特急や、米原~網干の新快速と同じ速度を出せるのである。

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タイの寝台列車の場合はディーゼル、単線、最高速も90km/hに対し、インドは電化、複線化されていて、インドは日本同様、鉄道立国である

ところで15年前、カルカッタ(コルカタ)からマドラス(チェンナイ)までノンエアコンの3段ベッドの夜行列車に乗ったことがあるが、そのときはたった1000円ほどだった。現在は698ルピー(約1300円)

昔は19時ごろ出発して、翌々日の朝5時に着くため、34時間かかったが、現在では27時間ぐらいに時短化されている。

今回はエアコンつきで、1800ルピーなのでランクが高い。

乗車してしばらくすると、スナックとして棒状のクラッカーが出てきて、そのあと9時ぐらいに夕食が出てきた

チキンカレー、ダール、御飯、チャパティ2枚。日本の本格派カレーと同じ味で、とてもうまい。ダールは豆カレーで、ブラジルのフェジョアーダみたいだった。

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そしてデザートにシロップがけのドーナツ(左)という、日本では考えられない激甘高カロリー。そしてヨーグルト。これもとてもうまい。これら全て完食するとボリューム満点。かなり腹いっぱいになった。

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因みに激甘ドーナツの名前はなんと「Little Sister」

インド人はなんともキザである(笑)

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タイの寝台と違い、マットなどは自分で敷くセルフサービスだ。三段ベッドと二段ベッドが混在しているが、自分のところは上下二段しかない代わりに寝台の幅はとても狭い。それでも早々と眠りについてしまった。

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