09韓国旅 国境ドライブ1 ソウルでレンタカー予約・サービスエリアで車中泊

韓国・国境の旅自転車・四輪車
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今回の旅の目的、国境ドライブ。

だけどレンタカーを借りるのはとても苦労しました。

韓国出発前に、ネットで知った錦湖レンタカー(2016年現在ではもう無い模様)で借りようと、ひとまずは龍山の支店に行ったのだが、店員は日本語も英語もできないので取り付く島もなかった。

支店リストを見ると、ロッテホテルでも支店があるので、あのロッテなら日本語の話せる人がが必ずいるだろう、と単純に考えて龍山からロッテホテルに行ったのだが、

それが正解だった。

ロッテホテルはお金のある日本人やツアー観光客向けなので、自分のような貧乏人間が一人で入るのはえらい気が引けたが、レンタルの担当にアンさんという若い女性がいた。表情もフレンドリーで、龍山とはえらい違いである。

自分ひとりが乗るだけなので、一番安い軽自動車を借りたかった。が、ないため小型車にした。レンタルでなにか事があったら、とアンさんの携帯番号まで教えてくれた。

社交辞令とはいえ若い女性から携帯番号まで教えてくれるなんて妙にうれC。

こうして、何とか車を予約することができた。

レンタルの場所は、漢江に近い支店だった。

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韓国の車のレンタルについて

そして釜山から寒空のソウルに戻り、そのまま漢江に近いレンタカーの事務所へ行く。

この支店沿いの道路はそのまま京釜高速道路に通じているので、ソウルから地方へのアクセスが非常に便利だった。
いったいどんな車なんだろうかと思ったら
思った以上にいい車だった。

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その借りた車はGM-DaewooのGentra。オートロックつき。快適。レンタル代は2日間(48時間)で14306円。値段的には日本と同じ。

日本で言うカローラのような車。いや、カローラを左ハンドルに付け替えただけなのかもしれない。それだけそっくりだ。2日乗った限りでは、日本の車と 全然品質が変わらない。燃費は11~12km/L。

 

国際免許証とパスポートとクレジットカードを出して手続き。
日本のレンタカー同様、出発前にキズなどのチェックを受ける。

そしていよいよ出発!

そしてドライブ開始

しかし、車に乗るのはひさしぶりだし、なにより生まれてはじめての左ハンドル車なので非常に緊張する。支店の駐車場から道路へ出発した瞬間の恐ろしさと言ったらなかった。

道路は広いけど車線変更のときとか慣れないので、思わずこわいよーこわいよーと連発する。世界を旅したライダーとは思えない体たらくぶりだ。

しかし私は単車で欧州やアメリカ大陸など、右側通行の国を何万キロも走っていたので、10分も走ってるうちにすぐに慣れてしまった。

やがて京釜と半島横断の高速道路のJCTにでた。ここから南から東と進路を変える。

東西の高速に入るとうんと車が少なくなる。外は寒いが何せ暖房が効いているのでそういう意味じゃ車は楽だ。

制限速度は100km/hで、高速では何キロかおきにカメラがあって、カメラに近づくとみんな速度を落とすから、そんなに飛ばす車はない。

韓国高速のサービスエリア

サービスエリアに入る。英語も表記されていて安心する。トイレやゴミ箱には漢字の表記もあった。確かに日本の観光バスも利用するし。

これまた日本と変わらないサービスエリア内。そのうどんコーナーでうどんをうどんを食う。写真でのっているのでわかりやすいが、金に余裕がないので、安いきつねうどん(Yubu-Udong)をたのんだ。うどんといい汁といい油揚げといい、ビックリするほど日本の味だ。うどんをすすっていると日本にいるのと変わらないが、鉄の箸と沢庵がセルフサービスなのが違う。

値段は3000ウォン(390円)なのではっきり言って日本よりも高い。1997年からここ10年で物価が上がった。物にもよるけど5割ぐらい上がってるのではないか。もうかつての韓国ではない。いくらアジアだからって東南アジアなんかと同じように考えると泣きを見る。

ただ、日本のSAとちがう点は、駐車場内に2台ぐらいのトラックが停まっていて、トラックの荷台にカー用品や雑貨などを販売していた。そういうところがアジア的だと思った。

 

そして次のサービスエリアでは、なぜかもぐらたたきを発見。1回500w。

個人的に意外だと思ったのは、韓国製のマシンなのに

わざわざカタカナで「モグラ」と書かれていること。韓国は割と知日的だと思った。

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ほかにもピョンチャンのサービスエリアでは、パンチングマシン(2回200w。6回500w)やミニタイプのUFOキャッチャー(1回200w 3回500w)なども置いてあった。

 

ピョンチャン(平昌)で車中泊

さらにしばらく走って、ピョンチャンのサービスエリアに到着。ここで運転を切り上げて車中泊にする事にした。

暖かかった車内もエンジンを切るとだんだん寒くなる。セダンなので助手席を倒して斜めに寝袋で寝た。やや窮屈だったけど案外眠れた。

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早朝の外気温は-1度。標高560m。小雪が舞っている。エンジン回して車内を暖めたいところだが韓国はガソリンがリッター170~190円と死ぬほど高いので無駄なガソリンは使わない。

まあ凍えるような単車の旅からすれば楽なものだ。というかこんな快適な乗り物に頼ってしまうと人間、ひ弱になりそうな気が。

 

ところでピョンチャンといえば、2018年冬季オリンピックの開催都市となったが、

当時はまだ誘致活動中だった11230004

「イエス、ピョンちゃん!」

どこかかわいげがある響きであった。

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